しっかりとトリートメントはつけているのに、髪の毛の乾燥が改善されなかったり、髪の毛のまとまりが良くならないという事を経験した事はありませんか?トリートメントは浸透して初めて栄養分を髪の毛い届けたり修復する事ができるようになるので、時間を置いたり扱い方に工夫する必要があります。少し意識すればすぐに変える事ができるものなので是非取り入れてみて下さい。

そもそもトリートメントとは?

そもそもトリートメントとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、髪の毛にトリートメントが作用するのかを中心に解説していきます。

パーマやカラー、紫外線などの髪の毛が日頃から受けているダメージは膨大です。髪の毛が傷んでいると分かっていても何をすれば良いのか分からなかったり、髪の毛に合っていないトリートメントを使用していたりと、今更人に聞けない悩みが以外のも沢山あるように感じます。賢く選び効果的に使用して、トリートメント本来の効果を最大限引き出していきましょう。

トリートメントの主な効果

シャンプーが頭皮や髪の毛の汚れを取り除くのに対して、トリートメントは失われた栄養分や脂分を補給する為に使用します。トリートメントは髪の毛の内部にまで浸透して栄養分を毛の奥まで届けてくれる働きがあります。使用した後には洗い流してまうので、あまり使用量を少なくし過ぎても効果を実感しにくくなります。

ダメージを受けてパサパサと傷んだ髪の毛は、髪の毛の表面にあるキューティクルが剥がれてしまっている状態にあります。キューティクルが剥がれたままの状態でいると、髪の毛内部の栄養分が流れ出してしまいます。

栄養素の流れ出た髪の毛は中身が空っぽになり、内側から空洞化していきます。空洞化した髪の毛はその後に栄養や油分を補給したところで、内部に留めておく事が出来ないので、非常に効率が悪く髪の毛のダメージも一向に回復しません。

トリートメントは、そんなダメージを受けて外部からの刺激から守る力を失ったキューティクルを保湿し、元のキューティクルが綺麗に整っていた状態に近づけてくれます。

トリートメントとリンスの違い

トリートメントとリンスは一体どのようなあるのでしょうか。意識して使い分けている場合には良いですが、今自分が使用しているものがリンスなのかトリートメントなのかはっきりと分からない方は、この機会に是非表示や説明書きなどを確認してみるようにして下さい。

リンスには栄養素が含まれてはいますが、髪の毛の内部には浸透していきません。
リンスとトリートメントの異なる点は、髪の毛の内部に浸透して栄養を届けられるかと言う事です。トリートメントは髪の毛の内部に浸透していくようにつくられているので、しっかりと時間をおけば潤いを与えてくれます。

リンスは一時的に髪の毛を美しく見せるものであって、髪の毛を内側から綺麗にしてくれるものではありません。

リンスを使用した方がいいのは、男性やショートヘアの方です。さっぱりと程よく保湿するくらいで足りてしまう髪の毛の量や長さのない方向けです。

トリートメントはキューティクルの外側と内部に浸透して内側から髪の毛を補修していきますが、髪質に合った最適なトリートメントを選ぶとより高い効果を得る事ができます。
次にトリートメントの種類についてお伝えしていきます。

トリートメントにも種類がある

トリートメントは製造しているメーカーによって異なる考え方を持っているので、それぞれの良いところを汲み取り髪の毛に本当に合っているものを選ぶようにしましょう。
以下は主に3つに分類されるトリートメントの特徴です。

・たんぱく質やアミノ酸を補給してくれるタイプ

比較的値段が高くプロが実際に好んで使用するタイプのトリートメントが栄養補給型のものです。髪の毛をどんなにコーティングしても内側に栄養素がなければ意味がないので、しっかりと栄養補給してあげるようにしましょう。このタイプのトリートメントには、使い方や使うタイミングが異なるものが沢山あり、放置する時間もトリートメントによってまちまちです。すぐに洗い流せるものや時間をおいてよく浸透させてから流すものがあり、使用方法は製品個々の説明書きを参考にして行うようにして下さい。

タンパク質やアミノ酸は、毎日のシャンプーで洗い流されてしまうものなので、シャンプーを行った時には毎回トリートメントで補給する必要があります。

・髪の毛をコーティングして手触りや艶感をよくするタイプ

髪の毛をコーティングして手触りを良くするタイプのトリートメントは、艶が出るように工夫されているものが多いので、誰でも簡単に艶のある髪の毛に仕上げる事ができます。乾かし方やシャンプーの行い方でも効果の実感の仕方に差が出る事があるので、合わせて改善していくようにしましょう。

・油分を加えてリンスと組み合わせて使用するタイプ

市販されている価格の安いものの多くは、こちらに分類されます。油分を加えてリンスと合わせて使用するトリートメントは、製造過程が単純で大量生産に向いています。石油系燃料を使用して売ることもあり、効果が極端に出やすいのも特徴です。これを使い続けるのが悪い事ではありませんが、頭皮や髪の毛に異常を感じるようであれば、刺激の少ないタイプの変えるようにしましょう。

トリートメントは内部に浸透させる事が大切!

トリートメントはリンスとは違い、髪の毛の中に浸透しないと効果が十分に発揮できず、効果を半減させてしまいます。

浸透力が高くしっかりと保湿してくれるタイプのトリートメントを選ぶと、潤いの状態をキープする事ができます。

水分で広がっている状態でトリートメントの栄養分を内部に浸透させて初めて、スカスカになっていた髪の毛が柔らかく艶のある状態になります。

洗い流さないトリートメントで表面をコーティングしてしまう前に、内側から栄養補給しておくようにすると効果的です。

トリートメントの効果を引き出す方法

トリートメントは使用する際に使い方を意識するだけで、より効果を引き上げる事ができます。浸透する量や置く時間には限りがありますが、一度にできるだけしっかりと栄養補給しておくと、継続してうちにダメージを受けづらい丈夫な髪の毛にしていく事ができます。

水分をよく切る

シャンプーをした後にするトリートメントは、水分量が多いところにつけてしまうと水分と一緒に流れ落ちてしまう事があります。使用する際には、髪の毛の水分をしっかりと切ってから付けるようにしましょう。髪の毛を絞るだけでは、頭皮の水分が落ちてきてだんだんと毛先に水分が集まってきてしまいます。タオルで頭皮の水分を優しく取った後、髪の毛の水分も十分に拭き取るようにして下さい。

せっかく髪の毛の表面にトリートメントを付けていても、浸透する前に流れてしまっては本末転倒ですよね。しっかりと拭いていると思っていても、実は水分が多く残っているといる事も良くあります。髪の毛を少し振ってみてしぶきが飛ぶようであれば、再度拭き直すようにようにしましう。

髪の毛は濡れている状態が一番デリケートなので、ゴシゴシ擦ったりせずにタオルで優しく挟むようにして水分が残っている部分を重点的に拭くようにします。

髪の毛の中間から毛先につける

トリートメントを髪の毛に付ける際には、髪の毛の中間から毛先につけていくようにします。頭皮に使用するトリートメント以外は、頭皮にはつけないように注意しながら、根元付近のも薄く付けるようにします。

毛先は今までのダメージを一番多く蓄積している部分なので、特に重点的に保湿していく必要があります。かといって何か特別な事をするのでは手間もかかり面倒に感じてしまいやすいので、髪の毛の中間から毛先にかけてだんだんとトリートメントの量を多くするようにして日頃から少しずつトリートメントを丁寧に付けるように意識するだけでも、効果を実感しやすくなります。

洗い流してしまう前提のシャンプー後のトリートメントなので、付け過ぎてしまう心配をする事なく使用できるので安心です。トリートメントは少なすぎては十分な効果が得られないので、髪の毛に残った水分で薄まってしまう事を想定した上で多めに付けるようにしましょう。
毛先にしっかりとトリートメントを付けたら、優しく揉み込むようにして馴染ませます。
ゴシゴシと擦るのではなく、髪通しを擦り合わせないように気を付けながらしっとりと浸透させるように優しく触っていきましょう。時間がない時には、手櫛で済ませても大丈夫です。

しっかりと時間を置く

しっかりと時間を置くことで、トリートメントの浸透率がぐんと高まります。

付けてからすぐに流してしまうと、トリートメントに含まれている栄養分がしっかりと髪の毛内部にまで届けられず、表面しかコーティングする事ができなくなってしまいます。
それではリンスしているのと同じ事になるので、トリートメントを使用する際には置く時間も意識して行うようにしてみて下さい。

トリートメントを付けて時間を置いたら、最後に、もう一度毛先にしっかりと揉み込んでいきましょう。髪の毛を引っ張らないように気をつけながら毛先をキュッと握るようにすると、横からの圧力で栄養をより効率的に浸透させる事ができます。ずっと続けて行う行程ではないので、トリートメントの最後にプラスαとして取り入れるようにしてみましょう。

すすぎ過ぎない

トリートメントは比較的洗い流しやすいものなので、すすぎ過ぎには注意するようにしましょう。摩擦が生じないように工夫しながら滑りを取るように洗い上げ、滑りが無くなったら洗うのを終わりにするくらいで十分です。手が届きやすいところは流し過ぎやすく、流しづらいところは流し残ししやすいので、満遍なく均等に洗い流せているか確認しながら行うようにして下さい。

乾かす前には洗い流さないトリートメントで保湿を!

いくらトリートメントで保湿したからといっても、そのままの状態で乾かしてしまえばドライヤーの熱の影響を受けてしまいます。乾かす前に髪の毛を保護する対策を取る事もとても重要なので、忘れないようにしましょう。

乾かす前に使用するトリートメントは、洗い流さないトリートメントと記載されているものを選ぶようにしましょう。

まとめ

正しいトリートメントノの使用方法ができていないと、しっかりと髪の毛を保湿したり守る事ができません。無意識のうちに行っている間違いや、日頃は抜かしてしまいがちな行程も髪の毛にとってはとても重要なポイントです。高価なトリートメントを使用するよりも、トリートメントの行い方を工夫した方が最終的に高価を感じやすくなります。高いものだから良いものとは思い込まずに、今使用しているトリートメントの高価を最大限引き出せるような使い方に工夫をしてみるようにしましょう。

トリートメントの効果だけに頼らずに、シャンプーやドライヤーのやり方を改めて見直す機会を設けてみると、全ての行程が結果として繋がっているといる事に気が付くはずです。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。