シミは顔の印象を大きく変えてしまう厄介な存在ですよね。シミの多くは老人性色素斑である可能性が高いです。老人性色素斑というものがどのようなものなのか知っておく事で、いち早く対策を取る事ができたり安心する事ができます。何が原因か分からないままでいる事は不安になる要因となりますので、しっかりと老人性色素斑の正しい知識を身につけておくようにしましょう。

あなたのシミは老人性色素斑かも?

確認してほしい10のセルフチェックポイントとその理由

①丸いいびつな形のシミがある

老人性色素斑の特徴は、楕円形のシミができる事です。丸に近い形でぼんやりと形が定まらずにできるものが多いですが、稀にくっきりと現れるケースもあります。
茶褐色でだんだんと濃い色味に変化していく、シミの面積が増えて感じるという場合には老人性色素斑を疑うようにしましょう。

②1㎝程度の大きさがある

老人性色素斑は加齢とともに徐々に出現し、大きくなっていくものです。
最初は小さなシミであっても年々大きさが増すようであれば、老人性色素斑の可能性があります。
放っておくとどんどん大きくなってしまうので、シミが小さいうちから正しい対策を講じる事が大切です。米粒程度の大きさから1㎝大まで大きくなっている事も、意識して観察しておかないと気がつけないものなので、それ以上に大きくならないように注意しましょう。

③紫外線対策は夏の間しかしていない

紫外線は一年中ある程度の量を浴びているものなので、夏になってから紫外線対策を始めるのでは、しっかりとお肌を紫外線から守る事ができません。紫外線が強く感じる夏の時期以外にも、紫外線は常に降り注いでいるという認識を持って紫外線対策をするようにして下さい。もっとも紫外線は強くなる時期は、夏ではなく5月とも言われています。肌がヒリヒリするな・・と感じる時点で、すでにお肌の日焼けは進行してしまっている事が多いので、紫外線をお肌で直接感じる時期でなくても、日焼け止めを塗るなどして対策を講じるようにして下さい。

④積極的に日焼けをしている

日焼けサロンで日焼けをしていたり、レジャーや屋外スポーツなどで紫外線を浴びる機会の多い方はより高い確率で老人性色素斑が出やすくなります。今までに浴びてきた紫外線の量に比例するようにシミのできる量も増えていく事が多いので、シミができるのを防ぎたいのならば、紫外線対策を正しく行うように心がける必要があります。
止むおえず紫外線を浴びてしまうような環境に置かれている場合には、紫外線を直接浴びないような工夫をするようにしましょう。帽子やサングラスを使用するだけでも紫外線対策としてはより高い効果を期待できますが、お肌に直接塗る事ができる日焼け止めの使用から初めてみるようにしましょう。ムラのない焼き方をしていたとしても、お肌のターンオーバーは部分によってタイミングが異なりますので、綺麗にシミができる訳ではありません。ムラにできたシミは、均等でない事からお肌を汚く見せてしまったり、お肌のうるおい感を足す事もできなくなってしまいます。

⑤日焼け止めは塗り直していない
日焼け止めは、一度塗ればそれで完璧!というものではありません。一時間ほどしか効果がないものが多く、よく裏の説明書きをみると「日焼け止めが落ちたら、こまめに塗り直すようにして下さい」と記載されているものが多いです。製品によってつけ直す目安時間は異なりますが、数時間おきに塗り直すのが理想的です。外出先でも塗り直す事ができるように、持ち運びに便利な小さなタイプの日焼け止めを携帯するようにしておくと便利です。

⑥喫煙者である
喫煙をしていると、ニコチンの作用で血管が収縮し、お肌に必要な栄養素が行き渡らなくなったり、メラニン色素の生成を抑制する作用のあるビタミンCを破壊してしまうようになります。
血流の悪い状態が続くとお肌に栄養が行き渡らないだけでなく、ターンオーバーのサイクルも乱してしまう為、本来ならできたシミを体の外に排出できていたのに、それができなくなってしまう原因にもなります。
シミ予防の為にどんなに沢山のビタミンCを摂取していたとしても、その努力も無駄に終わってしまいます。禁煙を心がけ、お肌と体の健康を維持するようにしましょう。

⑦ストレスを溜め込みやすい
人はストレスを感じると体の動きが硬くなり緊張状態になってしまいます。体が緊張状態になると、血流が悪くなり、お肌を健康に保つ為の細胞自体の機能が低下し、それを察した体が活性化させる為にアドレナリンを分泌します。アドレナリンは一時的な作用しかないので代わりに男性ホルモンが分泌されるようになります。
男性ホルモンは脳の近い部分にあるメラニン色素の生成を司る中葉という部分を誤作動させてしまう事があり、それが原因でシミができると言われています。

このサイクルが継続して行われる、当然シミも増えていってしまうので、お肌のシミ対策の為にもストレスを溜め込まないように対策を講じるようにしましょう。

⑧若い頃日焼けをしていた
若い頃に受けた紫外線は、お肌の奥深くでシミの元となって蓄積されています。お肌を一度受けた刺激を覚えているものなので、再度お肌に刺激を受けた際に過剰に反応したり、体を守ろうと大量のメラニン色素を分泌するようになります。
大人になってからシミが増えていくのは、若い頃から浴びてきた紫外線量と比例していると言えます。体質的に比較的早くシミになりやすい方もいますが、ほとんどの場合は紫外線対策を講じていなかった(シミに対する危機感を感じにくい)時期のものが原因になっている事が多いです。
紫外線対策が万全でないと感じる場合には、今日からすぐに紫外線対策を改めるようにして下さい。

⑨室内での紫外線対策をしていない
室内にいる時はカーテンや窓がある事から、紫外線対策を怠りがちです。知らないうちに日焼けしてしまっているという場合は、室内で日焼けしている事を考量して対策を講じるようにしてみましょう。外出する際は刺激を感じやすく日常的に紫外線対策を行う事が多いですが、どうしても室内では刺激を感じづらく温度も快適なままなのでケアを怠ってしまう事が多いものです。

カーテンは紫外線を透過しないものであれば大丈夫ですが、薄いガーゼのような素材ですと紫外線対策ができていない事があります。カーテンや窓を紫外線透過率の低いものに変える事は簡単ではありませんから、室内でも窓際に座る時には日焼け止めを塗るなどの予防を簡単なものからでいいので試してみて下さい。

老人性色素斑とは?

そもそも老人性色素斑とはとのようなシミの事を言うのでしょうか老人性色素斑ができる原因を解説していきますので、正しい知識を身につけておけるようにしましょう。

原因

老人性色素斑のほとんどの原因が紫外線によるものと言われています。
顔や腕・手の甲にできやすく、丸くて境界線のはっきりとしないぼんやりとした形のシミができるのが特徴です。
お肌が紫外線を受けると、メラノサイトというメラニン色素を生成する細胞を刺激して、メラニン色素を過剰に生成してしまいます。通常ならば、お肌のターンオーバーによって体の外に排出する事ができるのですが、ターンオーバーが追いつかないくらいの過剰な量のメラニン色素がお肌に残っていると、そのままお肌の表面に残ってしまいシミになってしまいます。
また、紫外線を浴び続ける事によってお肌のDNA自体が破壊されてしまっていると、お肌の再生能力が低下して色素沈着しやすくなるとも言われています。

消す方法

レーザーなどで消す事も可能ですが、高額になる可能性が高いので、比較的手の届きやすい消し方を紹介していきます。お肌の状態に合わせて選択する必要がありますが、どのような治療法があるのか知っているえだ毛でも為になるので把握しておくようにしましょう。

<シミ消し効果のある化粧品を使用する>

美容クリニックや皮膚科で処方されるもの以外にも自分で探して購入できる製品が数多く販売されています。フラーレンやハイドロキノンなどのシミ消しに効果があるとされている成分を配合したものであれば継続的な使用で効果を感じられる事があります。
それぞれのメーカーが独自の技術を駆使したシミ消し用の化粧品は、角質の奥まで浸透するように工夫がされているので、ドクターズコスメという医師監修のもと作られている化粧品をメインに探してみると良いものが見つかる事が多いのでおすすめです。

シミの状態によっては皮膚科で濃度の高いものを処方してもらう方が良い場合もありますので、まず試してみて効果が感じられないようであれば、皮膚科や美容クリニックの助けを借りてみるようにしましょう。

<ケミカルピーリング>

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤をお肌に直接塗り古くなった表面の角質を溶かして取り除く方法の事を言います。角質を取り除く事でお肌のターンオーバーを正常な状態に戻してくれる効果もあるので、シミが排出されやすい状態にもしてくれます。レーザー治療を行うよりも効果が実感できるまでに少し時間はかかりますが、お肌に負担をかけにくく回数を重ねていくごとにだんだんとシミを薄くしていく事ができます。レーザー治療は治療後のダウンタイムなどがあるのに対して、ケミカルピーリングは腫れや痛みが出づらく安心して気軽に行える施術とも言えます。

酸を使用する事から、酸に過敏に反応してしまう肌質の方は向いていませんが、普段化粧品で荒れたりしない程度の普通肌の方ならどなたでもできる場合が多いです。

ケミカルピーリングは酸の濃度や種類によって何種類か用意されている事が多く、人や部分によって使い分けられています。クリニックや皮膚科で行ってもらう際には、説明をしっかりと聞いて、気になる点があれば事前に質問して安心して受けられるような状態にしておきましょう。

<外用薬の服用>

外用薬としてシミ消しによく使用されているのは、ハイドロキノンとトレチノインです。
医師が書いた処方箋が必要な医薬品の場合には、お肌の状態に合わせて使い方を変えたり、農風土や使用頻度を制限する必要があるものが多いので、取り扱いには注意が必要です。

外用薬をただ単に塗っていても確実な効果があるわけではないので、他の治療法と合わせて行う効率的な手段を検討する余地もあります。自分で全て解決してしまおうとは思わずに、心配事があれば信頼できるかかりつけの皮膚科いや美容クリニックの医師に相談して判断を仰ぐようにしましょう。どうしても納得のいく答えが得られない場合には、セカンドオピニオンとして他の医師を受診する事もできます。薬の処方や治療法は医師によって差が出る事もありますので、自分イにあった相談しやすい医師を探すようにして下さい。

まとめ

老人性色素斑は比較的治療しやすいシミの種類と言われています。できてしまったからといって悲観的にならずに、自分ができる事から少しずつ対策を講じるようにしてみて下さい。
分からない事があればすぐに相談できる信頼の置ける医師を見つける事もシミの治療の近道になりますので、じっくりとリサーチして探すようにして下さい。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。