本気で顔のしわ取りを目指す、そんな美容意識の高い女性の方たちも、何から始めたらいいのかわからないというしわケア初心者さんも、結果を出すために大事なことは、原因の原点を把握することです。普段、美容として意識していなかった皮膚の役割に注目してみると、改善すべきことが見つかるかもしれません。顔全体がピンとハリのある肌に仕上がったら、気分も上がりますよね。ぜひ参考にしてみてくださいね。

顔のしわ取りは皮膚の仕組みを知ることから

 年齢とともに気になりはじめる顔のしわ取り。何とか目立たなくさせて、見た目を若々しくさせたいと思うのは、年齢や性別に限らず、だれしもの願いですよね。

 それでは何からはじめたらいいのでしょうか。まずはしわや皮膚について調べてみる必要がありますね。今回は、皮膚の仕組みについて、少し専門的に研究してみたいと思います。

しわの主な原因は「乾燥」

 しわができる原因はいろいろありますが、主な原因は皮膚の乾燥と言われています。
ではなぜ皮膚が乾燥するのでしょうか。何と言っても、日常的に浴びている紫外線。紫外線によって皮膚に光老化し、皮膚の内部にあるコラーゲンが減少し、コラーゲンを結び付けているエラスチンが劣化します。これにより、肌のハリがなくなり、しわができるようになります。また、気温や室温などによって肌が乾燥することもあります。年齢を重ねるごとに、肌の保湿成分が低下してきますが、これによっても皮膚が乾燥することがあります。

 このように、皮膚の乾燥とひと口に言っても、さまざまな原因が考えられます。こうした原因を取り除き、適切な対策をするために、まずは皮膚の役割を勉強してみたいと思います。

7つの皮膚の役割を確認しよう

 これまで皮膚の役割なんて考えてきませんでしたが、皮膚のことをしっかりと知るために考えてみたいと思います。皮膚にはいったいどのような役割があるのでしょうか。

 何と言っても防御機能ですよね。衝撃、紫外線、細菌といったさまざまな危険から皮膚を保護する働きがあります。「皮膚は最大の臓器」と言われることもありますが、皮膚が外的刺激を感知し、これらを防御するほか、水分の喪失などの機能が働かなくなると、人は生きていけないという話です。それほどこの防御作用は重要だということがわかりますね。

 そして、水分を保持し、分泌する働きですね。これはすなわち体温調整とも関係してくると思います。皮膚は、体内の水分がなくなっていくのを防ぐだけではなく、体内の水分を汗として出し、体温調整も行っています。このとき、汗や皮脂が混ざって皮膚の表面が乾燥するのを防ぎ、体温を保つことで体の機能が正常化するということになります。

 以上のことを「7つの皮膚の役割」としてまとめると、こんなふうになりますね。

  1. 衝撃を和らげる
  2. 紫外線防御
  3.  

  4. 細菌侵入の防御
  5.  

  6. 水分保持
  7. 汗・皮脂分泌
  8.   

  9. 体温調節
  10.   

  11. 刺激の感知

水分だけじゃない!しわと密接な「汗・体温・刺激」について


皮膚の7つの役割の中でも、しわと関係があるのは⑤汗・皮脂分泌、⑥体温調節、⑦刺激の感知です。

まずは汗。汗は皮脂と混ざって皮脂膜という天然のクリームのようなものを作ります。これによって、皮膚は外界からのさまざまな刺激から守られ、同時に角質層の水分が蒸発していくのを防いでいます。では、汗をかけばそれでいいのかと言えば、そうではないんですね。そこが難しいところなんです。皮膚膜になりうる汗をかくことが大切なんです。あとで詳しく見てみましょう。

つぎに体温。体温としわにどんな関係があるのかしらとお思いの方も多いかもしれません。でも、体温が正常ではないと、体が冷えて肌が不健康になるばかりではなく、新陳代謝の働きが悪くなり、ひいてはしわやしみなどの肌のトラブルを招くことにもなるのです。

最後に刺激について。肌はさまざまな刺激を感知し、これらから防御する働きがあります。この感知それ自体がストレスとなり、これによって免疫力が低下し、しわなどの肌トラブルを引き起こすこともあると言われています。

以上のように、皮膚はとっても敏感で繊細。単に外側からケアしているだけでは足りないようにも思えてきますね。皮膚の役割としわとの関係を掘り下げ、表面的なケアだけではないしわの改善方法を見つけてみたいと思います。

「汗」と顔のしわ

 汗をかくと、不快指数が高くなりますが、そんな汗も、種類によっては肌の役に立つことがあります。それは、汗が皮脂と混ざると皮脂膜という天然のクリームが作られ、外界からのさまざまな刺激から守られると同時に、角質層の水分が蒸発するのを防ぐという防御作用があるからです。
 つまり、汗は皮膚を守るうえで非常に重要。でも、汗の種類によっては、その限りではないのです。ちょっと汗をかいたときのことを思い出してみましょう。運動をした後のサラッとした汗と、真夏の暑さでジトジトとした不快な汗が出た時のことを。ともに同じ汗ですが、前者はサラッとしているのに、後者はベタベタとしていますよね。ではどちらの汗がいいのでしょうか。

皮脂膜を作るうえで大事

 この前者の汗は体にとてもいい汗で、においもありません。ですから、適度な運動をして、汗を出し、代謝をよくすることは健康にとってもいいことなのです。ところが、後者のベタベタした汗は、体に必要な塩分やミネラル分を含んでいるため、放っておくと悪臭がすることがあります。
もちろん、皮脂膜を作るのは前者のいい汗。後者の悪い汗ではなく、前者の汗を出すようにすることが大切です。ただし、過剰に汗をかくことで、乾燥肌になることもあるので注意が必要となります。

過剰な発汗で乾燥が進みしわに

 肌が乾燥するのにはさまざまな理由がありますが、皮膚の水分や油分のバランスが悪くなるほか、皮膚の角質層の保湿成分が減少してしまうことでも起こります。したがって、汗をかいて皮膚の水分が失われていくと、当然、肌が乾燥してしまいます。汗とともにできあがった皮脂膜が、汗とともに流されていくこともあります。また、角質層の保湿成分が、汗の水分とともに流れてしまうことも考えられます。
 ではいったいどうしたら皮膚の乾燥を防ぐことができるのでしょうか。

身近な汗対策

 汗をかいたらまめに拭くこと。その際、なるべく皮膚を傷つけないように、こすらずにそうっとぬぐうこと。そして、汗をふいたら、水分と摂取すると同時に、スキンケアで肌にも水分を与えてあげることです。
 なお、市販の汗取りシートには、エタノールが含まれているものもあります。エタノールには揮発性があるため、多用すると肌の水分がなくなってしまいますので要注意です。

「体温」と顔のしわ

 意外と知られていない体温としわの関係。実は深い関係があるんです。肌は表皮、真皮、皮下組織に分かれていますが、真皮には毛細血管が通っています。この血管の働きは、肌に栄養素を送り、不要なものを回収する働きをしていますが、体が冷えて体温が低いと、肌に栄養分が送り届けられなくなり、肌の代謝が鈍くなってきます。

 肌の代謝であるターンオーバーの周期が乱れると、皮膚の不要な角質がたまり、栄養が行き届かなくなることで、皮膚のコラーゲンも減り、しわになります。

体温は肌の免疫力と密接な関係

 体温が下がると、まず体が冷えてきます。そして、酵素の働きが悪くなるため、免疫力が低下します。免疫力が下がると、すぐに風邪をひくようになるほか、風邪をひいたら治りにくい、疲れやすいなど、さまざまな症状が現れはじめます。さらに、血流が悪くなるため、血液のめぐりが悪くなります。血液は、食事などで摂り入れられた栄養分を運ぶ働きがあるため、こうして血液のめぐりが悪くなることで、体が必要とする栄養分が行きわたらなくなり、体の機能が低下してしまいます。こうなると、「顔色が悪くなる」とか「ハリがなくなった」だけではなく、「肩や首のコリがひどい」、「便秘気味または下痢気味」、「食欲がなくなってきた」など、具体的な症状が出るようになります。

目指すは平熱36.5℃

 それでは平熱は何度ぐらいがいいのかというと、健康的な基礎体温はおよそ36.5℃だそうです。これは、摂取した食べ物を体に取り込むために働く代謝酵素が、効率的に働くための温度と関係があります。代謝酵素がもっともよく働くのは38~40℃と言われており、これを表面体温にすると、36.5~37℃ほどになるそうです。

 代謝酵素とは、たんぱく質の合成に関わっているため、皮膚や髪の毛などを作る上で非常に重要。さらに、老化の原因とされている活性酸素を除去する抗酸化力をつけ、免疫力を高めるためににも重大な役割を果たしています。

体温35℃台が体に及ぼす影響(免疫力低下・血流悪い・肌不調に)

 では、体温が低いといったいどのような問題が起こるのでしょうか。
 まずは血行が悪くなり、免疫力が低下します。疲れが取れなくなり、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病などにかかりやすくなります。不妊や子宮内膜症などの婦人科疾患は、冷えや低体温と関係があると言われています。

 このように体全体の機能が悪くなっていくことで、皮膚の健康も損なわれていきます。たとえば肌の生まれ変わりであるターンオーバー。肌の代謝には欠かせませんが、体温が低いと顔の毛細血管に血液が送られなくなり、血流が悪くなることで肌の代謝は鈍っていきます。肌の調子が悪くなっていく様子、何となくイメージできますよね。

低体温がしわを招くことに

 低体温によって肌のターンオーバーの周期がくるってしまうと、肌の老廃物がたまってしまいます。不要な老廃物がたまっていくと、肌がくすみ、シミなどの原因となってしまいます。こうした肌の不要により、しわができやすくなってしまうことはよく知られていますよね。
 さらに、低体温によって、体の細胞を錆びつかせる活性酸素が増え、肌の老化がますます加速していきます。活性酸素は、呼吸をするだけでもできるもので、人間の体を保護する働きもありますが、過剰に増えることで体に悪影響を与えてしまいます。この活性酸素は、体内にもともと備わっているSOD酵素が除去してくれますが、この酵素は体温が低いと除去する力が弱まってしまうのです。

低体温改善方法

 体温を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか。答えはかんたんです。お風呂です。体の代謝をよくするには、半身浴がオススメ。湯船にお湯をみぞおちのあたりまで沸かします。お湯の温度は38℃ぐらいにし、20分以上、浸かります。熱い湯では体の芯まで温まりません。下半身をゆっくりと温めることで、停滞していた血流が全身を回るようになります。しばらく湯に浸かっていると、じわじわと汗が出てきますよ。

 湯船がない方は足湯をやってみましょう。テレビを見ながら、本を読みながら、気軽にできますね。保温機能のついたフットバスがなくても、バケツで十分。ただし、すぐに湯が冷めてしまうので、湯が冷めないようにビニールなどで覆い、タオルなどを準備してからはじめるとよいでしょう。

 そして、日常的に運動すること。定期的に汗をかいて、体のめぐりをよくすることが大切です。いきなりジムに通うというのは大変ですので、ちょっとした時間の合間にウォーキングすることからはじめるといいかもしれません。
私は、娘を幼稚園に送った後、45分~1時間ほど歩くようにし、夜は娘と一緒にお風呂に入ります。みぞおちほどの湯に浸かり、娘は湯船に立ったまま遊んでいますが、十分に足湯をしていますよ。

5つの「刺激」と顔のしわ

 人間は生きている環境の中でさまざまな刺激を受けています。たとえば、目は光を、耳は音を、鼻はにおいを、舌は味を感知していることはよく知られていることですね。視覚、聴覚、嗅覚、味覚などと言われています。
 同じように、皮膚は、外部からの触感、熱さや寒さといった温度、強い圧力や痛みなどの刺激を受けています。これらは、5つの皮膚感覚と言われています。

肌が熱さ・寒さ・痛み・圧力・触感をキャッチ

 皮膚が受ける5つの感覚には、温かさや熱さを感じる温覚、冷たさを感じる冷覚、痛みを感じる痛覚、何かに触れたときに感じる触覚、そして何らかのものから押されたときに感じる圧覚があります。

 こうした皮膚感覚を感知する感覚受容器は、皮膚のあらゆるところに分布していますが、痛覚、温覚、冷覚などは自由神経終末という受容器に存在します。肌においては皮下組織から表皮の基底層まで分布されていることが確認されており、表皮の基底層よりも外側には自由神経終末はないため、肌のターンオーバーが起こっても痛みを感じることはありません。

刺激の感知がストレスになる?

 しかし、肌の表皮を形成するケラチノサイトが皮膚感覚を感知する機能があるという研究もあるんです。つまり、熱さや寒さ、痛みや圧力の刺激、触覚を神経よりも先にケラチノサイトが感じ取るわけです。また、少し前になりますが、皮膚は第三の脳であるとする研究もありました。

 こうして皮膚がさまざまな刺激を直接に感じ取るということは、皮膚感覚そのものが肌に対してストレスを与えているということになります。実際、さまざまな心的ストレスが肌に影響を与えることを考えると、刺激の感知がストレスとなるのも当然なのかもしれませんね。

ストレスが引き金となってしわに

 ところで、さまざまなストレスが肌に悪影響を与えることはよく知られていますね。
 ストレスには外的ストレスと内的ストレスがあります。肌に対する最大の外的ストレスは紫外線ですね。空気の乾燥、暑さや寒さなどの皮膚感覚が受ける要因はすべて外的ストレスとなります。

一方、食生活の乱れ、睡眠不足、人間関係などに対する精神的ストレスは内的ストレスと呼ばれていますね。実にさまざまなストレスを受けて私たちは生きているわけです。
 こうしたストレスは、おもに活性酸素との関係が指摘されます。活性酸素は、強い酸化力を持っているため、細胞が酸化し、老化が進んでしまいますが、さまざまなストレスが、活性酸素を発生させるのです。

 活性酸素が増加することで、自らを防御しようとする免疫機能が働き、過剰に増える活性酸素に対応しきれなくなり、免疫機能が低下することにもなります。

ストレス解消法が見つからない時には

 ストレスの解消法はさまざま。音楽を聴く、好きなことをする、運動をするなど、気分転換をすることでストレスから離れるのもひとつ。思い切って旅行に出たり、少し高級なレストランに行ったりするのも手ですね。
 いろいろやってみてもストレスが解消されないときは、肌のことを考えて半身浴がいいですよ。たとえストレスがすっきりと解消されなかったとしても、肌にはいいことをしたことには変わりありません。

皮脂膜と角質層に潤いを(スキンケアのポイント)

  顔にしわなんかない潤った肌はやわらかくてプルプルしていますよね。こうした肌になるために必要なのは、何と言ってもきめ細かいスキンケア。表皮のいちばん外側にある角質層に必要な水分を保持し、この水分を守るために健康な皮脂膜で保護するためには、やさしいクレンジングとていねいな保湿でキマリです。

角質層の大切さ

 ご存知のとおり、角質層は肌の表面にある薄い層。わずか0.02㎜ほどしかないと言われるこの薄い層が、肌の潤いを作り出しています。いかに大切な存在なのかがわかると、今後のスキンケアの意識も違ってくるのではないでしょうか。角質層の特徴や働きについておさらいしてみましょう。

●特徴
 表皮は外側から、角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4種類の層があり、それぞれがいくつもの層から成っています。この層では、最も真皮に近い基底層で生まれた細胞が徐々に外側へと移動し、一定のサイクルで表面から剥がれていきます。これがターンオーバーで、肌はこうして生まれ変わっています

●働き
 肌の表面を覆っている角質層は、皮脂膜とともに、外部の刺激に対するバリア機能を果たすと同時に、内部の物質が外に出ないように保護し、肌の潤いの元となる水分をしっかりと保持する働きをしています。こうした働きがスムーズに行われることによって、肌に潤いが与えられているのです。

 ですから、そんな大切な肌をゴシゴシ洗顔し、いい加減にケアするなんて、まさに自殺行為。角質層がしっかりと機能するために、きめ細かいケアをしてあげることが大切なのです。

お手入れのコツ

 ポイントはふたつで、洗い過ぎないこと、しっかりと保湿をしてあげることです。
 クレンジングでは、どうしてもメイクをキレイに落とそうとするあまり、何度も洗浄するだけではなく、ていねいに洗い落とそうとしてしまいますが、それでは肌の潤い成分も一緒に取れてしまい、肌への刺激がしわを引き起こす原因にもなります。

 クレンジング後のケアでは、ご自身の肌に合った化粧品を使われるのがベスト。まだご自身に合ったものがわからないという方は、有効成分の含まれている化粧品を使用して、ご自身の肌に合ったものを見つけるようにしたいですね。

●化粧品選び
クレンジングでは、ふき取りタイプやオイルタイプは洗浄成分が強く、落ちにくいメイクも落としやすいというメリットもありますが、皮脂膜や角質層の保湿成分も洗い落としてしまう可能性があります。一方、界面活性剤を使っていないクレンジングなどは、角質層への影響は少ないけれど、洗浄力が弱く、メイクが落ちにくいという欠点もあります。
どこに重きを置くのかがポイントとなりますが、私は個人的に落ちにくくても角質層への影響が少ないクレンジングを使用しています。ひとえに肌のトラブルを避けたいからです。
また、保湿のための化粧品では、有効成分の含まれている化粧品がやっぱりいいと思います。活性酸素を除去するタイプ、栄養分を与えるタイプなどさまざまなタイプがありますが、私は成分を見て選んでいます。

●成分
とくにクレンジング後のケア製品では、皮膚の免疫力をアップさせ、コラーゲンの合成を促す働きのあるビタミンC、肌のバリア機能を高めるセラミド、保湿成分であるヒアルロン酸などで、効果が期待できると思います。
 さらに、体の内側からの健康も忘れずに。皮膚を作るたんぱく質、コラーゲンを合成するのに役立つビタミンC、皮膚や粘膜を作るビタミンA、細胞の若返りを図るビタミンEなどを重点的に。

真皮層を強化

 真皮とは表皮のさらに内側の層。コラーゲンを多く含み、エラスチンが網目状に絡まってできています。その間に保湿成分であるヒアルロン酸などの成分が埋めつくしています。こうした成分こそ、肌に潤いを与える重要な成分です。

真皮層の大切さ

 真皮には繊維芽細胞と呼ばれる細胞が点在します。この細胞こそ、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成し、古くなったコラーゲンやエラスチンを分解する働きをします。
 繊維芽細胞が苦手なのは紫外線と老化。日頃から紫外線予防をしっかりとして、肌の健康を心がけていかないといけません。

化粧品選び

 真皮層にまで浸透する化粧品はありません。したがって、食事から真皮に栄養を与え、繊維芽細胞の参謀分裂を活発にし、肌のハリを保つために必要なコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを増やしていくことが何よりも大切です。

食事と栄養素

 繊維芽細胞は、もともとたんぱく質の一種であるため、たんぱく質を摂取し、皮膚や粘膜を作るビタミンA、コラーゲンの合成に働くビタミンC、細胞が若返るビタミンEを摂り入れていくようにしましょう。

まとめ

 今回は、しわの原理についてさらに深く調べてみました。皮膚の役割、汗・体温・刺激によるさまざまな弊害と対策、皮脂膜、角質層、真皮に栄養を与え、体の内側から健康になっていくことの大切さが伝わったかなと思っています。クレンジングはやりすぎてはいけない、しっかりと栄養を与え、保湿していくことが重要です。思ったが吉日、いまからでもさっそくはじめて、顔のしわを少しでも取れるようにしたいですね。

ライタープロフィール
ogata

雑誌や書籍の執筆を経てスペインへ。スペインにて知り合った夫と結婚してフランスへ。現在、フランスの田舎で暮らしながら、オーガニックコスメの研究、有機野菜の栽培、頭で食べるダイエットと、ヘルシーな日々を送っています。趣味は書道、好きなことは笑うこと。健康で美しい生き方を考えていきたいと思っています。