お肌がザラついて感じたり、ツブツブとした黒ずみを発見した事はありませんか?毛穴の中に角質が溜まって角柱になると、お肌の表面に飛び出したりして触った感触からでも分かるような状態になってしまいます。角柱は放っておくとさらに毛穴を押し広げて炎症を起こしたり、毛穴が塞がらなくなる原因になりますので、早めの予防と対策が大事になってきます。

どうして角柱はできるのか?

角柱ができるまでの過程や原因には様々な要因があります。毛穴が詰まっていると自分では感じる事がなくても、手で小鼻を触る際にザラついて感じる時には、乾燥している以外にも角柱ができているなどの症状が起きている恐れがあります。お肌の汚れをしっかりと落としているつもりでいても、黒ずんだ角柱を発見した場合には、できるだけ早く角柱を取り除いて毛穴をすっきりとさせる必要があります。お肌自体が健康でも、部分的に黒ずみや毛穴の詰まりが目に止まると不潔に感じと取られたりすることもありますから、日頃からこまめにチェックして角質がた溜まらないようにしておきましょう。

角柱ができる原因①過剰な皮脂分泌

角質ができる原因で、皆さんがまず考えるのは皮脂の分泌量の多さや汚れた角質の残留でしょう。ここでは過剰な皮脂の分泌が毛穴の角柱を作り出す事にどのように関係しているのかを解説していきます。皮脂そのものはお肌を潤したり足りない油分を補給したりと、お肌を保護するために無くてはならないものです。ですが、お肌の表面が乾燥していたりしてデリケートな状態になっているとさらにお肌を守ろうとして皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

皮脂の成分はほとんどが油分からできているかと思われがちですが、その7割はタンパク質からできています。昔から油は油で落とすと言いますが、完全に油ではないのでクレンジングなどでクルクルと落としてみても、表面の飛び出した部分を触っている状態なので、根本的な改善には繋がりません。毛穴の中に継続的に溜まった角質や皮脂などが酸化する事によって黒ずんで見えているので、まずは毛穴の中に皮脂や汚れが溜まりにくいように工夫する必要があります。

角柱ができる原因②古い角質や化粧品などによる汚れ

毛穴に化粧品などの汚れが詰まってしまうと、角柱の原因の一つになる恐れがあります。普段どうしても避けられないお化粧が角柱の原因になっているかと思うとお化粧をするのが嫌になってしまうかもしれませんが、しっかりと角質の中の汚れを落とす方法を身につけて、角柱ができずらいお肌の状態を作り出せていれば、そこまで心配する必要はありません。

化粧をする際に使用するファンデーションなどは、お肌の表面になる皮脂やほこりなどの汚れと混ざり合って固形物となりお肌の上に残りやすくなります。洗顔やクレンジングでしっかりと落とせていないと、その積み重ねでどんどん毛穴に汚れが蓄積されていく事により角柱ができます。
加齢とともにお肌のターンオーバーのサイクルは乱れやすくなるので、年齢を重ねれば重ねるほどに角質は汚れとともにお肌の上に残りやすくなります。

角柱ができる原因③毛穴の乾燥

皮脂は油分が多いと過剰に分泌されるイメージが強いですが、乾燥肌でお肌が常に乾燥した状態の方でも皮脂の分泌量は多くなる事があります。お肌が乾燥していると角質が徐々に硬くなりターンオーバーがうまく行われなくなり、毛穴が弾力性を失う事から毛穴の中に汚れなどが溜まりやすくなるとも言われています。毛穴に汚れが詰まるとより角柱が大きくなり、毛穴の入り口を広げてしまったりそのまま酸化して黒ずんでしまったりします。口や鼻の周りはいつも摩擦に晒されている事が多くお肌が硬くなったり乾燥しやすいので、黒ずみや角柱が目立ちやすい箇所とも言えます。全体から見て鼻と口周りは人目につきやすく印象にも影響を与えるものなので、その部分が汚く見えてしまたりすると顔全体の印象を悪くしてしまう恐れがあります。毛穴が乾燥しないようにしっかりと保湿ケアをしていつもお肌が潤っている状態にしておく必要があります。

毛穴が詰まったままにしておくと肌トラブルの原因に!

なかなか取れないからといって角質をそのまま放置してくと、角柱ができしまい芯から取り除く事がだんだんと難しくなっていきます。実際に起こりやすいお肌のトラブルを例に挙げて解説していきますので、自分がどの状態に置かれているのか改めて確認してみて下さい。

肌トラブル例①炎症ニキビから化膿ニキビへと悪化

角質が詰まり始めても何も起こらない毛穴もありますが、大抵の場合には炎症ニキビになる事が多いです。これは毛穴の中にアクネ菌などの雑菌が角柱を栄養素にして大量発生する事から起こります。体がニキビ菌から毛穴を守る為に免疫細胞を終結させると、ニキビ全体が徐々に赤く炎症を起こした状態になります。ぷっくりと赤く腫れたこのニキビを赤ニキビと呼びますが、この状態からさらに悪化すると化膿ニキビになってしまう事もあります。

ニキビを治す為に送り込まれた白血球は、アクネ菌と戦ううちに活性酸素を発生させます。活性酸素はニキビ菌を殺すのと同時に周りにある毛穴の壁を内側から破壊してしまうので、赤ニキビよりも進行してしまうと、後々クレーター状に跡が残る可能性が高くなります。
化膿ニキビは毛穴の中に膿が詰まっている状態なので、さらに大く広がり角質を広げて元に戻りづらくしてしまう原因にもなります。

ニキビが綺麗に治らなければ、その部分がボコボコとした凹凸状になりシミやたるみの原因も繋がる為、化膿ニキビができ前に早め早めに対処していく事が大切です。

黒ずみができ、いちご鼻の原因に

黒く変色したニキビや角柱は角柱が外気などに触れて酸化する事によって起こる変化で、鼻にできる場合には一般的にはいちご鼻とも呼ばれています。毛穴の黒ずみは特に皮脂の分泌が多いTゾーンなどによく見られ、最初のうちは外に出ている先端だけだった黒ずみが徐々に中の方にまで進行してくので早い段階で最初する必要があります。

いちご鼻はザラついて感じたり化粧のノリが悪くなるだけでなく、お肌のあ健康状態も害してしまうので、できるだけ早く取り除くようにしましょう。

毛穴に黒ずんだシミができる

角柱は取り除いたはずなのに、まだ黒ずんでいる・・と感じた事はありませんか?
それは長い間毛穴の中に酸化した状態の角柱が埋まっていたからかもしれません。毛穴に長い期間居座った角柱は徐々に過酸化脂質へと変化していき、そのうちお肌を刺激してきます。刺激されたお肌は紫外線を浴びた時と同じようにお肌から活性酸素を出し、同時にメラニン色素の生成も促してしまうので、毛穴の内側にシミができてしまいます。一度そうなっただけでは、ターンオーバーによってうまく排出される事もありますが、継続して起こると知らず知らずのうちに色素沈着して定着してしまいます。実は毛穴の内側にあるのに、お肌に透けて表面に黒ずみがあるように見えてしまうのが毛穴の黒ずみの正体です。

できた角柱を取り除く正しい対処法

できてしまった角柱もしっかりとケアしてあげる事によって柔らかく外に出しやすくする事ができます。お肌を日頃から保湿して柔らかい状態に保っておくと、角柱ができづらくなります。
ここではできてしまった角柱を取り除く為に必要な対処法をいくつか紹介していきます。

ピンセットで引っ張ってみたり絞り出すように毛穴のお掃除をしていた方は、お肌にダメージを与えない方法に切り替えて挑戦してみて下さい。

正しいクレンジングと洗顔を行う

クレンジングや洗顔をする際に注意したいのが、洗い方と使用する洗顔料です。洗顔料やクレンジングは擦って落とすのではなく、浮き上がらせて流す時に自然に落ちるようなものを選んでお肌に負担をかけないようにしましょう。お肌に負担がかかると、体がお肌を守ろうと角質をさらに厚くしてしまいます。できるだけ力を入れないように泡の力を利用して洗うように心がけてみて下さい。洗う際にはぬるま湯で洗うようにし、極端に毛穴の開閉が起こらないようにする事も大切です。洗顔料としておすすめなのが、自然の力で汚れを吸着して優しく洗い流してくれるクレイタイプのものです。モンモリロナイト・カオリン・ベントナイト・ガスールなどのクレイ成分は、古い角質を取り除く効果が高いとされている自然派の原料なので、安心して使用する事ができます。

定期的にピーリングを行うようにする

毛穴に汚れを溜め込まないように、定期的にピーリングを行って予防するのも効果的です。できてしまった角柱を取り除く効果もありますが、これからできないように表面上に溜まりかけている角質などを除去してくれる効果があるので、継続して行うとより効果的です。

入浴時にもお風呂の湿気で毛穴が開くのですが、時間と手間をかけられるのならば是非スチームタオルを併用して行ってみて下さい。スチームタオルは、お湯で濡らしたタオルを電子レンジで2分ほど温めればすぐに完成しますので、簡単にスキンケアに取り入れる事が可能です。

お風呂にお湯をためて浸かるのも毛穴から汗が流れ出て毛穴の詰まりを予防してくれます。毎日は大変ですが、ある程度定期的にお風呂にお湯をためて浸かるようにすると、毛穴ケアにも効果が期待できます。

ピーリングを自宅で行う際には、酸性のジェルやローションなどのピーリング剤を使用して行うのが一般的ですが、酸性の成分を配合しているため毎日行うとお肌に負担をかけたり刺激を感じてしまう原因になります。ですので、週に一度くらいの頻度で定期的に行うようにするとより安心して効果を感じられるのでおすすめです。製品によって使用頻度の目安は異なる場合がありますので、使用する製品の説明に従うようにして下さい。正しい頻度と行い方をすればお肌を傷つけずに毛穴ケアができる効果的な方法です。

また、ピーリングのお肌はお肌表面のバリア機能が弱まっていますので、しっかりと保湿して刺激から守れるような状態に戻してあげるようにして下さい。

収れん化粧水を使い毛穴を引き締める

毛穴のケアをしたい時に是非使用して貰いたい化粧水が「収れん化粧水」です。収れん化粧水にはお肌を引き締めて毛穴を目立たなくしたり、皮脂の分泌量をコントロールする効果があります。お肌の状態が良くなると角質も溜まりづらくなるので、是非取り入れてみて下さい。

それでも取れない時には!

どんなに色々な方法を試してみても効果が得られない時には、プロの手を借りるのも一つの手です。最初から何もしないで諦めてしまっては生活習慣やスキンケアの方法を見直す貴重なきっかけを逃してしまうのであまりおすすめはしませんが、美容クリニックや皮膚科にある機械でなら解決できるケースもあります。自分で解決できないと思ったらあまり無理をしないうちに専門医に相談してみるのも良いでしょう。

自宅ではできない毛穴や改善方法の相談など、自分では手の届かないところにまで対応してくれるのでとても魅力的です。高い化粧品やクレンジング剤をあれこれ試していると、実際は皮膚科や美容クリニックに行った方が安く短期間で改善できたという事もしばしばあります。

何が良いのかを決めるのは自分ですが、一度視野を広く持ち専門家からのアドバイスを聞き入れてみるのも良い方法です。

まとめ

毛穴の角柱は女性にとって死活問題ですよね。目立つ顔の中心にできる事が多いので、自分が気になるだけではなく人からの目線も意識しがちです。ここのザラザラがなくなれば・・・と感じる事がある方は、ここで解説した対処法を是非試してみて下さい。無意識に行っている習慣が角柱を生み出している根本的な原因かもしれません。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。