自分の髪に自信がもてますか?もしそうでないとしたら、正しいヘアケア方法を知らない可能性があります。
 髪は毎日様々なダメージを受けています。それを放っておくことで、だんだんと傷んでパサつき、ツヤのない髪に。日頃のケアでダメージを回復し、美髪をつくる方法を学びましょう。

シャンプーを見直そう!

 毎日のヘアケアに欠かせないシャンプーですが、やり方によっては髪を傷める原因になります。なんとなく髪を洗っているという方も、正しいシャンプーの方法をすることで髪も頭皮もよみがえりますよ。

シャンプーは頭皮を洗うもの

 シャンプーは髪を洗うものだと思っていませんか?実はそうではありません。髪をごしごし洗ってしまうと、髪の表面にあるキューティクルを痛めてしまいます。キューティクルは髪の内部が痛まないように表面を覆っており、ツヤを出してくれます。美しい髪のためには、キューティクルを守らなければいけません。

 シャンプーの目的は健康でハリ・コシのある髪を作る土台である頭皮を洗うもの。頭皮は一日のうちで汗や汚れ、スタイリング剤などの付着などでダメージを受けています。それらが蓄積すると、うねり髪になったり、薄毛や抜け毛の原因になります。シャンプーできれいに洗い流すことが大切になってきます。

髪質に合わせたシャンプーを選ぶには

 店頭には多くの種類のシャンプーがあり、どれを選べばよいかわからないですよね。
 シャンプーには大きく分けて3種類あります。洗浄力の強さ順に、石けん系シャンプー、高級アルコール系シャンプー、アミノ酸系シャンプーがあります。洗浄力の弱いシャンプーは髪や頭皮にやさしいといえます。シャンプーによっても様々な成分が配合されているので、この通りではないこともあります。

 シャンプーの選び方のコツは、自分好みの仕上がりと肌質を知ることです。脂性肌なら洗浄力が高いタイプ、乾燥肌や敏感肌なら頭皮にやさしいタイプにしましょう。今使っているシャンプーよりしっとりがよいか、さっぱりがよいかで理想のシャンプーに近づけていくといよいですね。 

頭皮の汚れをしっかり落とすシャンプーの方法

それでは、正しいシャンプーの手順をみていきましょう。

  1. シャンプー前の乾いた髪にブラッシングしてあらかじめ汚れを落とします。
  2. お湯で洗う予洗いをしっかりします。
  3. シャンプーを手にとり、しっかり泡立てます。
  4. 頭皮を指の腹でしっかり洗います。
  5. 洗い終わったらしっかりとすすぎます。

 シャンプーで髪が傷む原因の多くが洗い残しです。最後のすすぎは特にしっかりとするのがポイントです。
 

トリートメントを徹底復習しよう!

 シャンプー後にはほとんどの人がトリートメントかリンスをしますよね。リンスは髪を保護する役割で、指通りをよくしてくれるもの。日々のダメージを修復するにはトリートメントがおすすめです。

トリートメントは髪を補修する

 トリートメントの役割は、髪の内部まで栄養を行き届かせて、傷んだ髪を補修することです。シャンプー後の髪はキューティクルが開いているので、トリートメントの美容成分が内部まで行き届きやすくなっています。ダメージを受けた髪には必ず取り入れておきたいですね。

トリートメントの選び方

 基本的にはシャンプーと同じシリーズでそろえるのが効果的です。トリートメントには洗い流すタイプと洗いながさないタイプがありますが、ダメージをケアして保湿もしっかりしたい場合は両方を併用するとより効果が高まります。
 

トリートメントの効果を最大限にするには

 シャンプー後につけるトリートメントは、頭皮ではなく髪につけるのがポイントです。では、より効果を高める方法をみていきましょう。

  1. シャンプーをしっかりすすいだ後、できるだけ水気を切ります
  2. トリートメントを手にとり、毛先を中心につけます。
  3. 目の粗いくしで髪をといて全体になじませます。
  4. タオルで髪をつつんで15分ほどおきます。
  5. 最後はしっかりと洗い流しましょう。

 髪や頭皮にダメージを与えないポイントは、長時間おきすぎないことと、しっかりと洗い流すこと。トリートメントの補修効果を最大限生かしたいですね。
 

ドライヤーを徹底復習しょう!

 髪を乾かしたり、スタイリングに使ったりと毎日大活躍のドライヤー。髪を傷めるイメージがありますが、使い方によっては髪にツヤをだして美しいスタイルをつくることもできるのですよ。

ドライヤーの熱は髪が傷む原因に

 ドライヤーを使うときに知っておきたいのが、熱が髪のダメージの原因になることです。100度でタンパク質が溶けることはご存じですか?多くのドライヤーは100度以上になるので、ほとんどがタンパク質でできている髪が痛むのも当然ですね。

自然乾燥とドライヤー、どっちがよい?

 髪が傷むからといってドライヤーを使わずに自然乾燥させるのも髪が傷む原因になるのはご存知でしょうか。髪が濡れるとキューティクルが開きます。その状態では、内部の水分が蒸発しやすくなり、髪が乾燥したりダメージを受けやすくなります。自然乾燥は長時間その状態が続くため、髪が傷むのはわかりますね。

 ドライヤーで髪を乾かすと濡れた状態は短時間で済みます。開いたキューティクルはできるだけ早く閉じた状態にしておくのが髪を傷ませないコツです。

ダメージをおさえるドライヤーの使い方

 ツヤのある美しい髪にするために、ダメージを最小限にするドライヤーの使い方を知っておきましょう。

  1. ドライヤーをあてる前に、洗いなさないトリートメントを塗っておきます。
  2. 頭皮を乾かすイメージでドライヤーをあてます。
  3. ドライヤーは髪から最低でも10cm以上は離し、同じところに長時間あてないように動かしながらあてます。
  4. 少し湿っているかなという程度で一旦やめて、温度を下げます。
  5. ブラシなどを使ってスタイリングし、仕上げに冷風をあてます。

 熱によるダメージを防ぐコツは、自分の手をそえること。手が熱いときは髪もダメージを受けていますよ。

ブラッシングを見直そう!

 ブラッシングをヘアケアに取り入れると髪や頭皮によい効果があらわれます。美髪をめざすなら、ぜひ取り入れたい習慣ですね。

ブラッシングの4つの効果

 ブラッシングには、大きく分けて4つの効果があります。

<頭皮の血行促進>
 頭皮がかたいと血行が悪くなり、薄毛や抜け毛の原因になります。ブラッシングで血行をよくして、ハリとコシのある美しい髪を目指すことかできます。

<シャンプー前の汚れを落とす>
 あらかじめ、ブラッシングで頭皮と髪の汚れを落とすことで、シャンプーの洗浄力をあげることができます。

<髪を保湿する>
 頭皮には通常ある程度の皮脂がありますが、ブラッシングで皮脂を髪に行きわたらせて適度に保湿する効果があります。

<毛流れを整える>
 髪の絡みをとき、毛流れを整えることでツヤを出すことができます。
 

ヘアブラシは何でもよい?

 ブラッシング用のヘアブラシを使いましょう。ヘアブラシには動物の毛でできたものや、ポリエステルやナイロン素材のものなどがあります。予算と好みに合わせて選びましょう。

 注意する点は、ブラッシング時の静電気がダメージにつながることです。こういった意味では動物の毛でできたヘアブラシが最適ですが、高価なものが多いです。静電気防止加工がなされているヘアブラシを選ぶことも考慮しましょう。

ツヤ髪をつくるブラッシングの方法
 ブラッシングをするタイミングは1日2回。ツヤツヤの髪をつくるポイントをみてみましょう。

シャンプー前に

 主に汚れを落とす目的のブラッシングです。シャンプー前の乾いた髪に行いましょう。静電気が気になる場合は、少し髪を濡らしても大丈夫です。

 頭皮の汚れをとることを意識して、しっかりとブラシをとおします。気持ちよい程度の力で前頭部、側頭部、後頭部とまんべんなく行いましょう。ブラッシングを丁寧にするのとしないのとでは、シャンプーの泡立ちが違いますよ。

朝のスタイリング時に

 主に毛流れを整える目的のブラッシングですが、同時に保湿も血行促進も兼ねています。丁寧に行うことで、髪に美しいツヤを出すことができます。

 ブラッシングの前にヘアオイルを髪に馴染ませると、ブラシの通りがよくなり、より効果が高まります。髪を引っ張らないように、毛先から順にとかしましょう。

オイルケアを適切に取り入れよう!


 ヘアオイルを日々のヘアケアに取り入れると、髪と頭皮に驚くほどよい効果が現れます。使ったことがないという方は、試してみる価値がありますよ。

オイルケアの3つの効果

 ヘアオイルの効果は大きくわけて3つあります。

<熱のダメージから髪を守る>
 オイルは熱に強い性質があります。ダメージの原因となるドライヤーの熱や紫外線から髪を守ってくれる働きがありますを

<頭皮環境を整える>
 皮脂とオイルは同じ油性成分なので、馴染んで皮脂汚れを絡みとり、頭皮を清潔に保ってくれます。また、オイルの成分によって、頭皮の血行を促進してくれます。

<髪を保湿する>
 髪に水分を与えても、乾燥した環境にいると蒸発しやすくなります。オイルで髪にふたをすることで、水分が保たれ、髪がしっとりまとまりやすくなります。

天然オイルなら間違いない?

 オイルは、石油が原料の鉱物オイルと植物などを原料とする天然オイルにわけられます。天然オイルは、オリーブオイル、ホホバオイル、ココナッツオイル、アーモンドオイルなど。これらのオイルには、天然の栄養素が豊富に含まれていて、髪にもやさしいです。ただ、鉱物オイルも悪いわけではなく、手触りのよさや安定性があって様々な美容成分を配合しやすくなっています。製品の特徴を理解して、好みに合わせて使うことをおすすめします。

美髪をつくるオイルの使い方

 ヘアオイルが使える場面は、実はたくさんあります。1本で万能の役割をするヘアオイルを効果的に使う方法をみてみましょう。

スタイリングに

 ヘアオイルは、乾燥して広がる髪に適しています。毛先のパサつきをおさえたり、髪にツヤを出してくれますし、出かける前に使うことで紫外線対策もしてくれます。

 <使い方>

  1. 1、2滴のオイルを手にもみこみます。
  2. 毛先や気になるところに塗りましょう。

多く塗りすぎたり、表面だけに塗るとベタつく原因になるので、少しずつ塗って様子を見ながらつけ足すのがよいでしょう。

頭皮マッサージに

 ヘアオイルは頭皮の皮脂を適度にとり、乾燥も防いでくれます。血行促進作用もあるので、頭皮マッサージに適しています。頭皮に使う場合は天然オイルがおすすめです。

<使い方>

  1. 小さじ3ほどのオイルを準備します。
  2. シャンプー前の乾いた頭皮に塗りこみます。
  3. そのまま5分ほどおきます。
  4. 頭皮をやさしくマッサージします。
  5. シャンプーでしっかりと洗い流します。

オイルパックに

 オイルの保湿効果は抜群です。乾燥してパサついた髪にオイルパックすると、髪がしっとりまとまりやすくなります。

<使い方>

  1. 小さじ3杯程度のオイルを準備します。
  2. シャンプー前の少し湿らせた髪全体にオイルをなじませます。
  3. タオルで髪全体をおおって、10分ほどおきます。
  4. シャンプーでしっかりと洗い流します。

洗い流さないトリートメントに

 オイルはドライヤーの熱から髪を守る役割があります。シャンプー後の湿った髪に1~2滴手にとって髪全体につけてからドライヤーを使うとダメージ予防に役立ちます。

まとめ


 美髪をつくるには、お金と時間を使って特別なケアをする必要はありません。なりよりも毎日の積み重ねが大切。ここにあげたヘアケアは少しの心がけで誰にでもできることです。髪そのもののケアに加えて生活習慣も整えて、健康で美しい髪をはぐくみましょう。

ライタープロフィール
山川 ハナエ

主婦兼フリーライター/元看護師/三児の母。独身時代は給料の大半をエステと趣味のバレエに費やす美容オタク。働く女性と育児奮闘中の母の気持ちがよくわかる。趣味は読書、英語学習、舞台鑑賞。年を重ねても内面が輝く美しい女性に憧れている。