「かかとのひび割れが痛い」「ひび割れているから素足を見せられない」という悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。かかとのひび割れは、角質が厚くなったり古い角質がたまったりすることが原因です。一度ひび割れてしまうと、なかなか治りませんよね。

そこで今回は「ひび割れを招く生活習慣」や「間違った角質ケア方法」、「ひび割れに効果的な角質ケア方法」をご紹介します。

かかとの角質がひび割れする理由

かかとがひび割れしていると、他人から見られたくないという思いから、サンダルは履かないという人もいるのではないでしょうか?
このまま放って置くと乾燥が進み、日常生活にも支障をきたすことになりかねません。
ストッキングを履く時、ひび割れに引っかかって伝線してしまった、というガサガサかかとなら、早めにケアすることをおススメします。

かかとの角化症とは

人間の皮膚は、顔や腕、胸と比べて、かかとやひじは厚いという特徴を持っています。
さらに、かかとは汗腺はありますが皮脂腺がないため、常に乾燥しやすい状態です。
元々の厚みと乾燥しやすい性質で水分が行き渡りにくい、潤い保持が難しい部位なのです

 皮膚が厚く硬いかかとやひじを、「角化症」といい、古い角質が蓄積されることで厚みを増します。
適切なケアを行わず、乾燥が進んでひび割れするのは、角化症が悪化した状態で、主な原因は外部の刺激だと考えられています。
歩いたり走ると、かかとに体重がかかるため、思いのほか大きい負担がかかります。それを少しでも軽減しようと、角質をどんどん厚くしていくのです。

顔のように保湿をすれば、乾燥は軽減されます。ポイントはこまめな保湿と不要な角質を取り除いておくことが大事です。今一度、かかとについて確認してみましょう。

かかとに刺激が加わる
刺激からかかとを守るため、角質が厚くなる
もともと乾燥しやすいかかとが、さらに乾燥しやすくなる
乾燥したかかとはガサガサになり「角化症」になる
刺激や乾燥から「角化症」が悪化する
やがてかかとがひび割れる

古い角質の蓄積

かかとの角化症の原因は、古い角質の蓄積が原因だと言うことがおわかり頂けましたね。
そもそも角質が蓄積されるのは、皮膚の再生の乱れも一因です。
 ご存知の方も多いターンオーバーとは、皮膚の生まれ変わる周期のこと。
全身の皮膚にその働きがあり、顔が約42日周期であるのに対し、かかとは約100日から120日と言われています。その過程についてまとめました。

年齢を重ねるにつれてかかとのターンオーバーが遅くなる
古い角質がはがれにくくなり、角質がたまる
角化症になり、かかとがガサガサする
角化症で乾燥しやすくなる
たまった古い角質が割れる

ひび割れは生活習慣が原因?

 そもそもかかとは、歩く・立つ・座るなどの日常の行動と深い関りを持っています。
そこでご自身の生活を振り返ってみましょう。

血行が悪く、足が冷たい

冷え性などで足先が冷えていると、血行が悪くなり、肌のターンオーバーを遅らせる原因になることもあります。
 かかとに血液が届いている部分と、爪のように角質が厚くなっている部分に意識を向け、温度を感じられることもかかとケアに役立ちます。

足が冷えるのには、以下のような原因があります。

・もともと冷え性である
・エアコンが効きすぎている
・冷たい食べ物や飲み物を口にした
・足を動かしていないので血行が悪くなっている

かかとのひび割れを防ぎたいなら、冷えに注意してくださいね。

靴のサイズが合っていない

靴のサイズが合っていないのに、そのままにして履き続けると、かかとに強い刺激を与えます。その結果、刺激から守ろうとしてかかとの角質が厚くなってしまうのです。最終的には、ひび割れする可能性が高くなるでしょう。

「サイズが合っていない」「足の形に靴が合っていない」「ヒールが高すぎる」という場合は、無理をして履き続けずに、自分に合った靴を購入してくださいね。

また、くつ下を履かずに素足で過ごしたり、健康サンダルを履いたりすることも、かかとに刺激を与えて角質を厚くする原因になります。

そして、長年同じ靴を履き続けている方は、靴の底がすり減っていないか要チェック。靴の底が薄くなっていると、かかとに地面からの刺激を伝えやすくなってしまいます。

姿勢が悪いまま過ごしている

姿勢が悪いと、通常よりもかかとにかかる負担が大きくなります。足の裏は身体の全体重を支えている部分。姿勢が悪さが原因でさらに足の裏へ負担をかけるとなると、かかとの角質は厚くなりやすいでしょう。

そして、姿勢を直さずに過ごしていると、厚くなったかかとの角質がひび割れます。そのため、背筋を伸ばして歩くことを心がけてくださいね。

また、正しい歩き方をしていないと、姿勢の悪さと同じように、かかとに大きな負担をかけてしまいます。足を引きずるように歩くのではなく、しっかりと足を持ち上げメリハリをつけて歩きましょう。

乾燥した環境で長時間過ごす

乾燥している場所に長時間いることも、かかとのひび割れを招く原因となります。なぜなら、乾燥している環境は、肌から水分を奪ってしまうから。足の裏の水分も奪われてしまうのです。

かかとは皮脂腺がないので、ただでさえ乾燥しやすい部分です。その上、乾燥している環境に長時間いたら、さらにかかとが乾燥してしまいます。そのため、ひび割れを防ぐためにも、部屋が乾燥しないように工夫してくださいね。

暖房やクーラーが効いた部屋は、乾燥しやすくなっているので、つけすぎないのがポイント。もし、部屋が乾燥している場合には、加湿器や濡れたタオルを部屋に置くのが手軽でオススメです。

乾燥を避けられないのなら、厚手のくつ下を履きましょう。厚手のくつ下は、足の裏の水分を逃がさないので、かかとの乾燥を防げるのがメリットです。

かかとの角質を気にかけていない

あなたは、かかとの角質ケアをしっかりと行っていますか?たまった古い角質や厚くなった角質を放置していると、状況が悪化してしまい、かかとのひび割れにつながります。そのため、かかとがひび割れてしまう前に、たまった角質のケアをしましょう。

しかし、「どうやってたまった角質をケアするの?」と疑問に思う方も多いはず。角質ケアは間違った方法で行うと、さらにガサガサやひび割れを悪化させる原因にもなってしまいます。では、間違った角質ケアの方法とは、どのようなものなのでしょうか。

あなたの角質ケアは間違っている?

角質ケアといっても、さまざまな方法があります。ひび割れ知らずのツルツルかかとを作る方法もありますが、中には間違ったケア方法も……。間違った角質ケアを続けていると、角化症が悪化して取り返しのつかなくなる危険があります。

そこで、間違っているかかとの角質ケアを2つご紹介していきます。もし当てはまる方がいらっしゃったら、ひび割れを防ぐためにも中止してくださいね。

短い頻度で角質ケアを行っている

定期的にかかとの角質をケアするのは良いことですが、ケアのしすぎは良くありません。短期間に何度もケアすると、かえってかかとにダメージを与えやすくなるのです。なぜなら、肌を健康に保つために必要な角質も除去してしまっているから。

必要な角質まで除去すると、かかとを守る機能も低下し、傷つきやすくなります。そのため、1週間〜2週間に2度のペースでケアをしてくださいね。

角質を必要以上に削っている

ケアをするときに、古い角質だけではなく、必要な角質を削っている場合があります。必要な角質を削ってしまうと、かかとが傷つきやすくなるだけではなく、かかとの角質をさらに厚くする原因ともなります。

かかとの古い角質を除去するためにケアしたのに、角質をさらに厚くしたくないですよね。そのため、角質を必要以上に削らないようにしましょう。

ただ、必要な角質も削っていることを自覚していない方もたくさんいます。以下のような場面は、かかとの角質を必要以上に削ってしまいやすいので、注意してください。
・軽石などの角質ケアグッズは、力を入れて使っている
・軽石などをかかとにあてて5分以上こすっている

かかとの角質のひび割れに効果的なケア方法

間違った角質ケアの方法をご紹介しましたが、「正しい角質ケアの方法はどういったものなの?」と思っている方も多いはず。そこで、かかとのひび割れに効果的な角質ケアの方法をご説明していきます。

どれも自宅で挑戦できる簡単なものばかり。ぜひ実践してみて、ツルツルのかかとを手に入れてくださいね。

お風呂で角質ケア

お風呂に入ることでかかとが水分を含むため、角質が柔らかい状態になります。角質が柔らかいときに軽石などを使って削ることで、古い角質を除去しやすくなるのです。

しかし、角質が柔らかいがゆえに、必要な角質まで削ってしまう危険も……。そのため、削りすぎないように優しい力でケアしてくださいね。

お風呂上がりに保湿

お風呂から上がったら、かかとを保湿するために化粧水を塗りましょう。お風呂上がりに塗る理由は、水分を含んでかかとが柔らかくなっているから。かかとに化粧水が浸透しやすくなっているのです。

ただ、お風呂から出たばかりだと汗をかいているので、化粧水が汗と一緒に流れてしまう場合があります。そのため、お風呂から出て少し時間がたったあと、汗が引いたら保湿を行ってくださいね。

寝る前に保湿クリームを塗る

寝ている間は足が無防備な状態のため、乾燥しやすくなっています。クーラーがついた部屋や暖房が効いている部屋で寝たらなおさら。そこで、寝る前に保湿クリームを塗り、乾燥を防ぎましょう。

保湿クリームを塗った状態で寝ると、寝ている間にかかとに浸透し、朝まで水分を保ってくれます。

くつ下を履いて寝る

寝る前に保湿クリームを塗ったあと、くつ下を履くことで、かかとの水分の蒸発を防いでくれる効果があります。また、保湿クリームが浸透しやすくなる効果も。そのため、寝るときはくつ下の着用を心がけてくださいね。

また、睡眠中にくつ下を履くことで、冷えを防ぐメリットもあります。足が冷えると血行が悪くなり、肌のターンオーバーを乱します。そして、古い角質がたまりやすくなるのです。かかとのひび割れの原因を断つ意味でも、くつ下は効果的ですよ。

ピーリングをする

「ひび割れてしまったかかとを、すぐになんとかしたい!」という方は、ピーリングをするのがいいでしょう。ピーリングとは、古い角質を除去する方法。古い角質を取り除くことで、肌が再生されるため、ひび割れを治すのに効果的です。

お金をかけずに自宅でピーリングができるオススメの方法は、「お酢」を使うこと。お酢に含まれる「クエン酸」という成分は、古い角質を少しずつ溶かす効果があります。

お酢を使ったピーリングのやり方

  1. 両足が入る大きさの洗面器やバケツを用意します
  2. お酢とお湯を1:3の割合で入れます
  3. その中で足を10分間ひたします
  4. 10分後にお湯で洗い流します

このあとに軽石などを使って、角質を削るのも効果的です。

 但し、ピーリングには注意が必要だということを覚えておいて下さい。
そもそもかかとは、全身の表面積の約0.8%と言われ、その狭い部位が全身を支えています。削り過ぎや取り過ぎで、皮膚が薄くなるとダメージやトラブルを招きかねません。
発汗や細菌のことを踏まえて、清潔な状態を保つことが大前提!
削ったかかとは100日後に新しい皮膚となってあらわれると思ったら、慎重に行うケアだということがご理解いただけるはずです。

まとめ

かかとのひび割れが起こる原因は、身近なところに潜んでいます。あなたも気づかないうちに、ひび割れの原因を作っているかも?ひび割れをした方も、ひび割れ対策をしたい方も、ご紹介した効果的な角質ケアに挑戦してみてくださいね。誰もが憧れるツルツルのかかとになれるはず!

ライタープロフィール
かしみん

サザンオールスターズをこよなく愛する23歳。Eコマース業界のメディアで編集/記者として働いたあと、フリーライターに転身。昼下がりの電車や眠りにつく瞬間、梅こぶ茶が好き。とろけるチーズは飲み物だと思っています。