お肌のくすみを予防するには、どのような方法があるのでしょうか。くすみと呼ばれるものの中でも、血行不良によるものと乾燥によるもの、黄色っぽくなるくすみがあります。ここではこれらの原因の違いとそれぞれの予防法を解説していきます。しっかりと予防しておけばお肌のくすみも防ぎ透明感のあるお肌にしていくことができるので、是非取り組むようにして下さい。

3タイプ別のくすみの特徴と原因とは?

お肌のくすみには3つのタイプがあるのをご存知ですか?それさえ知ってれば、正しいケアと予防をすることができます。

血行不良によるくすみ

血行が悪くなることによってお肌が青黒く見え、透明感を失ってしまったタイプのくすみです。
なんだか最近、周りから疲れてる?と聞かれる方はこのタイプのくすみである可能性が高いです。
体の冷えからくることもあるので、冷え性の方にも多い症状です。

乾燥によるくすみ

お肌が乾燥していることから、お肌の表面がカサつき黒ずんで見えるタイプのくすみです。
保湿ケアが十分でなかったり、乾燥しやすい秋から冬にかけても起こりやすいのが特徴です。
日頃から保湿ケアを怠っていると、お肌の内側から乾燥して保湿ケアをしても必要な栄養素が浸透せず、さらに悪化してしまうと言うことも考えられますので、日頃からマメに保湿ケアをしておくようにしましょう。

黄色っぽくなるくすみ

お肌が黄ばんで見えるタイプのくすみで、加齢による老化現象の一つともされています。
老化現象といっても、体が酸化しないように気をつけていれば未然に防ぐことのできるくすみなので、黄色っぽくくすまないようにケアしておくようにしましょう。主に生活習慣が原因になって起こります。

黄ばんで見えるくすみには2つにタイプがあるとされています。

<糖化によるもの>

糖分やタンパク質を過剰に摂取すると、体の中で糖分とタンパク質が結びついて黄ばんで見せてしまうと言われています。バランスのとれた食生活を送れていないと、起こる恐れがあります。

<カルボニル化によるもの>

脂質の過剰な摂取が続くと、体の内部にある糖分と、脂質を分解した後にでる分解物が結びつき、カルボニル化という現象を引き起こしてしまいます。この現象が起きると、体や顔が黄ばんで見えてしまうとされています。

カルボニル化も糖化もどちらも食生活や日頃の習慣などが大きく影響している事が多いので、脂質や糖分の取りすぎ以外にも、ストレス対策や紫外線対策にも気を使うようにして下さい。

くすみを予防する効果的な方法

くすみを予防するには、下記のような方法があります。それぞれ原因別に予防法を解説してきますので、参考にして対策を講じるようにしてみて下さい。

血行不良によるくすみ

血行不良によるくすみは血流を良くしてあげることで改善することができます。血行不良の方は積極的に血行促進効果のある予防法を試してみるようにしましょう。ここでは自分でできる比較的簡単な方法を紹介していきますの、日頃のケアに取り入れてみて下さい。

<顔の血流を良くする体操>

簡単な顔の体操を行うことで顔の血流が促進され肌の血色も良くなります。ここでは自宅でも簡単に行える顔の体操を解説していきます。

  1. 口に空気を含んで頬を膨らませます。
  2. 内側からじっくりと膨らませ、左右の頬で交互に行います。
  3. 左右1セットと換算し、20セット繰り返します。

人目がなければどこでもできる体操なので、入浴時や待ち時間などの隙間時間に取り入れてみて下さい。一度だけではあまり効果を期待できませんので、日課にして継続して行うようにしましょう。

<入浴による代謝アップ>

入浴は体を芯から温めてくれるくすみ以外にも美容に効果がある方法です。毎日入浴するのは大変ですし、継続するのが難しくなってしまうので、週に何度か時間に余裕のある時に行うようにして下さい。体全体のむくみは顔のむくみにも影響しますので、温感効果でしっかりとケアしてあげましょう。

1日の疲れが溜まりやすい夜寝る前の入浴がおすすめです。夜に入浴する際には、寝る直前ではなく数時間前に入るようにし、高温のお湯は寝つきを悪くしてしまいお肌の乾燥を促してしまうので避けるようにして下さい。

38度から40度のお湯に15分ほどゆっくり浸かって体を温めます。個人差がありますので、のぼせそうになったり体調がすぐれない時には早めに上がるようにして、次回からの入浴時間を短めにするなどして無理をしない程度の入るようにしましょう。

<体が温まる適度な運動>

体の冷えは筋肉を硬直させ代謝を落とす原因になってしまいます。体が冷えていると感じている時には筋肉が硬く硬直して体が緊張状態にある可能性が高いです。日頃から頑張りすぎない適度な運動を継続的に行うようにして、体の健康を維持できるようにしておきましょう。

筋肉を使うことに慣れていると、自然と体の中でエネルギーが燃える量が増え、少しの運動でも体がホカホカと温まりやすくなります。
一気に体を温める運動ではなく、体が徐々に暖まるようなやんわりとした運動から始めると、体がすっきりとして温まる感覚も実感できて気持ちですよ。

運動不足だと感じている方は、気軽に始められるウォーキングから取り組むのがおすすめです。走り込むよりも体に負担がかかりづらく気持ち良く運動することができます。

乾燥によるくすみ

乾燥によるくすみはいかにお肌に負担をかけずにしっかりと保湿できるかにかかっています。
自分ではできているつもりでいても、実は力を入れ過ぎていたり、保湿が足りていないということも良くあります。自分の日頃のスキンケアが正しいものなのかしっかりと見直していきましょう。

<丁寧で優しい洗顔を心がける>
正しい洗顔は美容においてとても大切で、正しく行えばくすみも改善することができます。継続して行うと効果が実感しやすくなるため、すぐには効果が得られなくて挫折してしまいがちですが、継続して正しい洗顔をすることで、健康的な透明感のあるお肌に導くことができるので、是非覚えておくようにして下さい。

①顔をぬるま湯で濡らしておきます。
お肌を濡らしておくと乾燥している状態よりも汚れが落としやすく、泡が消えにくくなります。
直接泡をつけるのではなく、顔を濡らした状態で洗顔を行うようにして下さい。

②泡立てネットを使用してしっかりと洗顔料を泡立てます。
洗顔料は混ぜるぬるま湯の量が多すぎても少なすぎても良くありません。徐々にぬるま湯の量を足しながら、泡が水っぽくならない程度に泡立てていきます。弾力のある潰れないモチモチ加減の泡になれば完璧です。

③顔の額・顎・両頬・鼻の5箇所に泡をのせていきます。

④泡を優しく転がすように細かい部分にも広げていきます。

⑤力を入れず、泡の上から触るようにしてお肌を洗っていきます。
お肌を直接擦るような動作は避け、泡越しにお肌を洗うようにすると、指の摩擦でお肌を傷つけてしまう心配がありません。

⑥ぬるま湯で顔に優しく触れるように洗い流していきます。
しっかりと洗い流すことも大切ですが、洗い流す時にもお肌に摩擦や負担をかけないように注意しながら流していきます。シャワーで直接流すようなこともお肌に負担をかけるので避けましょう

<保湿ケアを徹底する>

お肌が乾燥しているとくすみの起きる原因にもなりますし、お肌の健康にとっても良くありません。お肌を健康な状態に保ってくことが結果としてくすみやその他の肌トラブルを防いでくれますので、しっかりと保湿ケアを行うように心がけましょう。

化粧水や乳液と合わせて美容液などを活用して、お肌の保湿力を高めるようにすると、外部からの刺激に負けない丈夫なお肌にしていくことができます。

乾燥が気になるところにはクリームや油分の豊富に含んだスキンケア化粧品を重ね塗りすると効果的です。

黄色っぽくなるくすみ

黄色っぽくなるくすみは、生活習慣が影響していることが多いので、食生活や睡眠などを見直しておく必要があります。いきなり変えるのは難しいですから、意識して少しずつ改善してくようにして下さい。

<食生活の見直し>

偏った食生活はくすみ肌の原因になったり、さらに悪化させてしまいます。健康のためだけではなく、くすみのないお肌にするためにも、日頃から積極的にお肌に良いとされてる栄養素を摂るようにしましょう。また、血行を悪くしたり摂り過ぎることで悪影響のあるものは、摂取量を加減んして摂り過ぎないように注意して下さい。

・糖質を控える

炭水化物や糖分は摂り過ぎると体に良くありません。体には必要な栄養素なので、バランス良く摂取するように心がけて下さい。うどんを蕎麦に変えたり、白米を玄米に変えたりするだけでも効果的なのでおすすめです。

・脂質を控える

油分の多い食事を摂り続けていると、皮脂の分泌が過剰になったりお肌の機能が正常でなくなってしまう恐れがあります。何かと無意識のうちに取り込んでしまってるものなので、日頃から意識して脂質の摂りすぎを予防するようにしましょう。料理する際に使用するオイルを、酸化しづらいエクストラバージンオイルに変えておくと取り込んだ油分が酸化しづらくお肌にも脂質の影響が出づらくなります。

・ビタミン類を多く摂るようにする

ビタミン類は必要な量を摂っておけば、お肌を活性化したり酸化を防いでくれる効果があります。
野菜などに含まれるビタミンC、アーモンドやナッツに含まれるビタミンE、赤ワインやブルーベリーなどに含まれるピリフェノールなどのビタミン類を、効率よく取り入れるようにしましょう

<喫煙を控える>

喫煙は血行を悪くする行いの一つです。体を冷やしたり、せっかく摂ったビタミン類を破壊してしまう恐れがあるので、喫煙は避けるようにしましょう。
臭いだけでなく、体やお肌にも良い影響をもたらさない喫煙はいち早くやめておくのが先決です。

<質の良い睡眠をとる>

質の良い睡眠が取れていないと、体の再生能力を高める成長ホルモンが十分に分泌されず、疲れが取れなかったりターンオーバーがうまく行われなかったりします。

習慣次第でしっかりと質の高い睡眠を取ることができるようになりますので、睡眠を妨害しないような工夫をしておくようにしましょう。より簡単な習慣化は、寝る前にPCやスマートフォンをいじらないことです。何かと手放せないことが多いアイテムですが、寝る前にはできるだけ触れないようにしましょう。

まとめ

くすみはしっかりと予防しておけば防ぐことのできる肌トラブルです。顔自体が暗く見えてしまう症状なので、日頃のその他のスキンケアの邪魔にならないためにもしっかりと対策を講じておくようにしましょう。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。