くすみケアでイキイキさ倍増!

 いつも通りのスキンケアをしていても表情が冴えない、化粧ノリ悪い、肌が暗くつやが無いなど、顔色の元気の無さに悩んでいませんか?それは肌の「くすみ」が影響しています。
 くすみをケアすることで肌に活力を与えてあげましょう。

くすみは医療用語ではない

 「くすみ」という言葉は医療用語・医学用語ではありません。肌が暗く見えたり、疲れて見える、などのイメージでできた言葉で、肌の明暗だけでなく、透明感の有無や黄ばみなど、肌色のトラブルを指します。

くすんだ肌とは

 一般的に潤いや透明感が無い、暗く見える、ムラがありトーンが均一でない、黄ばんだり茶色がかった変色が見られる肌の状態をいいます。

くすみ肌がもたらすマイナス面

 吹き出物やしみ・しわのような目立つ肌トラブルではないものの、隠せないのが肌のくすみです。肌がくすんでしまうと印象はどのようになってしまうのでしょうか。くすみから伴うリスクについて考えてみましょう。

血色が悪い

 血行の悪さから現れるくすみは肌色の血色を悪くし、青黒く見えます。血色がいい肌は若々しくピンクがかった明るい肌色なのに対し、暗く、不健康な印象を与えてしまいます。

老け顔・疲労顔に

 肌は乾燥やつやの無さからもくすんでいきます。特に何もしていないのに夕方になると老けこんだように見えたり、どんよりした表情に見えたりするのは、くすみにより疲労顔をもたらしているからです。

メイク映えしない

 肌がくすんでいると、いつも使用しているファンデーションの色が合わなかったり、メイクの馴染みが悪い、メイクが浮いて見えるなど、顔色や肌の状態が悪いことから化粧ノリの悪さを感じることがあります。

原因はさまざま

 若々しく美しい肌の印象を目指すなら、暗さをもたらしてしまうくすみは一刻も早く取り除きたいですよね。くすみを改善するために、まずは原因を知ることが大切です。実はくすみって様々なことが原因になっているのです。

不要な角質の蓄積

 肌はターンオーバーを繰り返し生まれ変わります。そのターンで自然に剥がれ落ちるはずの不要な角質がターンオーバーの乱れから肌表面に残り蓄積すると、灰色がかったようなくすみ肌に見えてしまいます。

汚れ

 洗顔やクレンジングで落とし切れなかった汚れや角質が毛穴に詰まりを起こしてしまうと、溜まった汚れが酸化して黒い変色を起こし、黒っぽいムラのあるくすみが生じてしまいます。

不要な皮脂

 乾燥しすぎた肌が油分を作ろうとしたり紫外線や摩擦の影響で皮脂が過剰に分泌されると、皮脂が酸化し過酸化脂質という物質へと変化します。この過酸化脂質は活性酸素を発生させ、肌をくすませてしまいます。

メラニンの蓄積

 紫外線や摩擦などの外的刺激はメラノサイトを攻撃し、メラニンが過剰に作られてしまいます。必要以上に発生したメラニンは、排出しきれず肌に残ってしまうと日焼けしたような茶黒いくすんだ肌になってしまいます。

肌が不要物で渋滞状態に!?

 ターンオーバーの乱れや血行の悪さから肌の巡りが鈍ってくると、不要な角質が肌に残ってしまい排出されないままになってしまいます。肌が不要物で渋滞状態になるとくすみにどのような影響をもたらすのでしょうか。

肌表面の不要物の目詰まりに要注意!

 古い角質と皮脂が毛穴の中で混ざって固まると残ってしまう角栓や、過剰に分泌した皮脂が汚れとなり毛穴に蓋をしてしまうことで肌表面が不要物でいっぱいになり、目詰まりが起こってしまうと肌にごわつきが残り、透明感を失ったどんよりくすんだ肌になってしまいます。

●ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れてしまうと肌そのものの機能低下を促進してしまうので、不要物が肌に残りやすくなってしまいます。また、肌細胞の動きが悪くなり、新陳代謝がスムーズに行われないため肌トーンがくすんでしまいます。
ターンオーバーを正常に保つには乾燥や血行不良を防ぐことが大切です。保湿すること、身体を冷やさないことを心がけ、安定した睡眠と食生活を心がけましょう。

朝から夜までメイクは何重層?

 肌に不要物が残ってしまう原因の一つがたっぷり重ねたメイクです。一つ一つのメイクを重ねる度肌に負担がかかり、徹底したクレンジングも必要になってきます。ここで、あなたが毎日行っているメイクについてもおさらいしておきましょう。

●化粧下地
ファンデーションのノリを滑らかにする化粧下地ですが、テクスチャーの固いものは伸びが悪く、伸ばす際に力が入ってしまったり、肌への負担も大きいです。少量で伸びが良いものを薄くのせるようにしましょう。

●日焼け止め化粧品
SPFやPA配合の日焼け止め化粧品は肌のくすみを引き起こす紫外線を防止するためにも、日中の外出時には適量を肌にのせておく必要があります。厚塗りにしたくなくて少ない量にしてしまうとUV効果が薄れてしまうので惜しまず肌にのせましょう。肌への負担が気になるならオーガニックタイプや無添加のものを選んでください。

●リキッドファンデーション
しっかりメイクしたいときにリキッドファンデーションは欠かせません。美肌に見せるためにどんどん重ねてしまいがちなのですが、毛穴詰まりしやすい小鼻や頬は少量をスポンジで伸ばしながら優しく肌にのせるようにしましょう。

 ●パウダーファンデーション
リキッドタイプに比べると軽さが魅力のパウダーファンデーションですが、メイク直しの際についつい重ね塗りしてしなった結果、厚塗りになってしまったり乾燥を引き起こしてしまうことがあります。メイク直しの際には、パウダーファンデーション用の筆でさっと撫でる程度のお直しを心がけてください。

●おしろい
適量がわかりにくく粉っぽくなりやすいおしろいは、テカりやすい部分のみに少量使いするようにしてください。パフを使うときはいったん手の甲に粉を落としパフ全体に均一にのせることで、肌に負担なく、ムラのない仕上がりになります。

毛穴を埋めるタイプの化粧品

 年齢が上がるにつれ気になっていくのが毛穴の開きです。特に夏場や季節の変わり目は毛穴が開きやすいので、化粧崩れ防止のためにも毛穴をしっかり埋めてくれる化粧品を使いがちですよね。
 ですが、開いた毛穴に余分な皮脂が詰まった状態で化粧品の負担をかけると角質が溜まってしまいくすみを引き起こしてしまいます。また、クレンジングもしっかり行わないと肌表面の汚れが生じてしまいます。
部分使いをしたりクレンジングを念入りにするなどし、毛穴トラブルにならないよう気を付けましょう。

肌の内側の濁りに注意!

 くすみの原因は肌の表面だけで起こることではありません。肌の奥に蓄積されている濁りについても考えていきましょう。

糖化が肌をくすませる

 糖と聞くと糖質や糖分など、食べることで体型に現れるイメージが強いですよね。実は肌色にとってもとても関りが深いのです。くすみを引き起こす「糖化」について学んでいきましょう。

●糖化について理解しよう!
糖化とは、皮膚内にあるたんぱく質であるコラーゲンやエラスチンが糖分と反応し、糖化生成物という物質に変化して固まり、体内に残ることをいいます。糖化生成物は一度できてしまうと分解されず肌内部に蓄積されてしまうのですが、肌弾力を失わせたり、黄色っぽくくすませてしまう原因となります。

●糖化を招く原因
食事などで摂取した糖が代謝されずに残ってしまうと体内にあるたんぱく質と結びつき、糖化たんぱく質が生成されて体内に残ります。糖質の高い食事や、空腹の状態で糖分を体内に吸収させてしまうような血糖値を上げやすい食生活は糖化を招く原因になっています。

基本はスキンケア

 くすみがちな肌を元気にするには、基本的なスキンケアを正しく続けて行うことが最も重要です。

クレンジングは丁寧に

 疲れているときこそおろそかにしがちなのがクレンジングです。ですが、疲れも汚れも残さないためにもクレンジングこそ丁寧に行わなければなりません。
 肌に手が触れるのでゴシゴシ摩擦を与えすぎないように力を抜きながら肌にのせ、洗い流す際は乾燥防止のためにぬるめの32℃前後のお湯で落としましょう。

泡洗顔が良い理由

 洗顔は泡の部分が汚れを落としてくれます。しっかり泡立て、「泡で洗う」ことで肌のキメが整い毛穴目立ちも抑えられます。また、泡を滑らすことで指先が肌に触れる摩擦も軽減してくれるので、泡洗顔はいいことづくめです。
しかし、良いからといって洗顔にかける時間を長くし過ぎるのはNGです。乾燥や洗顔料のダメージを引き起こす原因になってしまうので洗顔料を肌にのせる時間は1分程度にとどめましょう。

スチームやホットタオルの使い方

スキンケア時に毛穴を開くことで美容成分の浸透力が高めたり、くすみの原因でもある毛穴詰まりを防いでくれるスチームやホットタオルの使い方をご紹介します。
 肌に潤いを与えてくれるスチームは精製水を使用し、メイクを落とす前やスキンケア時に肌にあてましょう。また、スチームを当てながらリンパを流すようにマッサージを行うと肌の血行が良くなり、血色がよくなるのでくすみがちな肌におすすめです。

 ホットタオルは朝の化粧前に実践することで化粧ノリが良くなり、肌が目覚めて血色をアップさせます。水で濡らしたハンドタオルを絞り、保存袋に入れ電子レンジで1分加熱するだけで手軽に用意できますので、実践してみてください。

皮膚科での治療も視野に

 皮膚科では自宅で行うより安全で効果が高いピーリングや、肌色のムラを改善するイオン導入など、くすみのタイプによってさまざまなアプローチ方法で改善策を提案してくれます。
 食生活では補いきれない美容成分を配合したサプリメントを処方してくれたり、肌質にあった化粧品の提案も行ってくれるので、生活習慣やスキンケアの改善を図っても肌のくすみが落ち着かない場合は、皮膚科での治療も視野に入れましょう。

まとめ

 透明感のある若々しい肌にくすみは大敵です。紫外線や加齢だけが原因ではなく、日頃のメイクや食生活に気を付けることも肌のトーンアップには欠かせません。これを機にスキンケアや生活習慣を見直し、クリアで明るくみずみずしい素肌を手に入れましょう。

ライタープロフィール
加恵

10年のアパレル勤務を経て美容ライターに。年齢や体の変化と上手に付き合えるヘルシーな美容法を発信していきます。コスメを手作りすること、香りコスメを集めることが大好き。日常に取り入れやすいシンプルケアにトレンドを取り入れながら日々、美を追求し続けています。