白髪が生えてきたら、外側からのケアよりも内側からのケアをするようにしましょう。

一時的にカバーしても、内側からしっかりとケアできていなければ、白髪がどんどん増えていってしまいます。髪全体が白髪で覆われてしまう前に食事でケアするようにしましょう。

ここでは、髪の毛に良いとされていて白髪対策にも効果が期待できる黒ゴマについて解説していきますので、参考にしてみて下さい。

黒ゴマが白髪対策に良いとされている理由

胡麻にはいくつか種類がありますが、特に白髪や髪の毛の健康に効果があるとされているのは黒ゴマです。黒ゴマには、白髪対策に効果があるとされている成分が豊富に含まれていて、その豊富な栄養素からスーパーフードとも呼ばれているくらい注目されている食材でもあります。

黒ゴマの表面にある黒い皮には、抗酸化作用と免疫力強化があるアントシアニンが含まれていて、黒く見せている色素そのものがアントシアニンです。アントシアニンは人間で言うところのメラニン色素のようなもので、紫外線などの外部からの刺激から内部を守るために生成されている成分です。

力強く生き抜くための成分なので、それを摂取することによって人間も体を守る効果を得ることができます。もちろん、力が強力なので人によってはアレルギーとして反応が出たりする場合もあります。向いていない場合には、他の食品で抗酸化作用のあるものを探すようにしましょう。

このような黒ゴマの色素は、白髪を予防したり髪の毛を黒くしていくことに効果があるとされていますので、積極的に摂取するようしましょう。

黒ゴマには強力な抗酸化作用があり、髪の毛を健康に育てていくために必要なミネラルやビタミン類を多く含んではいますが、それを摂取したからと言ってすぐに効果が出るわけではありません。

栄養素の効果は個人差があるものなので、確実ということはありません。少しでも効果を期待したいのであれば、黒ゴマだけに頼らずに生活習慣も合わせて見直すようにしましょう。

体そのものが健康でなければ、健康な髪の毛を作り出すことはできません。睡眠不足やストレスの蓄積なども健康を害する原因となりますので、できるだけ体に負担をかけないように注意しながら生活するようにして下さい。

白髪予防以外にも効果あり?!

黒ゴマを食べて得られる効果は、白髪に対してだけではありません。髪の毛を健康な状態に保ったり、以下のような効果を得ることができます。

○ストレスの緩和
○貧血予防
○アンチエイジング
○コレステロールの減少
○肝機能の改善
○美肌効果
○綺麗な黒髪の維持

健康のためにも良いとされている黒ゴマですが、美容にも良い影響を与えると言われています。
黒ゴマにはぎゅっと栄養素が詰まっているので、綺麗でいるためにも積極的に黒ゴマを摂取するようにしましょう。

黒ゴマの主な栄養素と成分

黒ゴマには様々な栄養素が含まれていて、それを効率よく摂取するには正しく知識を身につけておく必要があります。どんなに体に良いとされるものでも、摂り方を間違えれば害になってしまうことも考えられます。しっかりと目安量を守りながら、健康を維持できるような摂り方を心がけましょう。

黒ゴマの主な栄養素・成分

黒ゴマには以下の成分が含まれています。主な成分から髪の毛に良いとされているものをピックアップしてさらに紹介していきます。

<黒ゴマの主な成分>

○ビタミンA
○ビタミンB1/B2
○ビタミンE
○ナイアシン
○葉酸
○パントテン酸
○カルシウム
○カリウム
○マグネシウム
○ビオチン
○鉄
○亜鉛
○銅

<白髪に効果のある成分>

○ビタミンB2・葉酸
ビタミンB2や葉酸には、体の成長を促す働きがあり、妊婦の方が健康管理の一環として摂ることを勧められる成分です。もちろんどなたでも体にとって必要な栄養素ではありますが、摂りすぎると体に良くないこともありますので、ほどほどにしておきましょう。

○ビタミンE
ビタミンEには、抗酸化作用があり体が酸化していくのを防いでくれます。さらに頭皮の血流を良くして頭皮環境を改善する作用もあります。

○パントテン酸
髪の毛を健康な状態に保つ働きがあり、女性の育毛治療にも活用されてるパントガールの主成分としても知られています。

○ビオチン
皮膚や粘膜を健康な状態に保つために欠かせない成分で、ビオチンが極端に不足するとビオチン欠乏症になり、髪の毛が抜けたり白髪が増えたりすることがあります。ある程度食事から摂取しておかないと、不足しがちなので黒ゴマを食べて体に取り込むようにしましょう。

○鉄
鉄が不足すると、髪の毛を健康に保つことができません。鉄欠乏症を引き起こすと髪の毛が抜けたり白髪が増えてしまいます。女性は特に鉄分が不足しがちなので、意識して摂取するようにしましょう。

白髪の原因になるだけでなく、その他の健康障害の原因にもつながりますので、手軽に摂ることのできる黒ゴマでしっかりとカバーするようにして下さい。

○銅

銅は髪の毛を黒く染めるメラニン色素を作るために必要なチロシナーゼという成分の合成に必要で、不足すると髪の毛に色味をつけることができなくなってしまい、白髪が生えてくる原因になります。白髪の増加につながりますので、銅が不足しないように注意しましょう。

○亜鉛

亜鉛は体の中でタンパク質を合成するために必要な成分で、不足すると新陳代謝が低下してしまいます。滋養にも効果がありますが、亜鉛不足は抜け毛の原因になることでも知られています。

必須アミノ酸を全種類配合

体に必要なアミノ酸は20種類ありますが、体中で実際に作ることができるのは11種類だけです。必要なのに作れないアミノ酸は食事から摂取しなければ知らず知らずのうちに不足していってしまいます。

黒ゴマは、人間が体の中で作り出せない残りの9種類を含んでいますので、黒ゴマだけで必要なアミノ酸を補うことができます。アミノ酸はタンパク質の構成に欠かすことのできない大切な成分なので、日頃から十分な量を摂取しておく必要があります。

抗酸化作用のある「ゴマリグナン」も配合

ゴマだけにある抗酸化物質があるのを知っていますか?

その抗酸化物質はゴマリグナンと言い、セサミン・セサモール・セサモリノール・セサミノール・ピノレジノールの6種類のことをまとめた総称で、セサミンなどは健康食品に良く配合されているので有名ですよね。

ビタミンCやアントシアニンなどは抗酸化作用の強さで知られていますが、水溶性で肝臓までは届きません。これに対してゴマリグナンは脂溶性なので、血液中では分解されず肝臓に行き届いて初めて作用していきます。老化の防止には、肝機能を高めることが重要なので、加齢とともに白髪が増えている場合には効果的です。

黒ゴマの効果的な摂り方と摂取量の目安

黒ゴマは堅い皮に覆われているので、そのまま料理に使っても内部にある栄養素を吸収する前に、体の外に排出されてしまいます。

<おすすめの摂り方>
料理に混ぜて使用する際には、ペースト状にして使用するのがおすすめです。皮の付いたゴマよりも練りゴマやすりゴマのように内部が露出したものの方が体内への吸収率が高くなります。

<摂取量の目安>
白髪の予防に効果を出したい時には、毎日スプーン1杯分の黒ゴマを摂ると良いとされています。
もちろん健康を考えて摂る場合も、同じようにスプーン1杯分摂るようにしましょう。
ゴマは特徴のある味などもなく脇役に回りがちな食材なので、食べ方も工夫しないと、意外にスプーン1杯分は多く感じてしまうものです。

食べ方を工夫することで、無理なく継続して摂取することができるので、次の項でおすすめのレシピを紹介していきます。ぜひ参考にしてみて下さい。

簡単!黒ゴマ牛乳ドリンクで白髪予防を

毎日黒ゴマを摂取するには飽きずに摂ることができる方法が必要ですよね!
ゴマの摂取方法に困った時にはこれから紹介する特製ドリンクをぜひ試してみて下さい。

【黒ゴマ牛乳ドリンク】の作り方
<用意するもの>
・牛乳 200ml
・黒ゴマ(すりゴマ・練りゴマ) 大さじ1
・はちみつ スプーン1杯

<作り方>
牛乳を電子レンジで温めてから、黒ゴマとはちみつを加えて混ぜます。

<ポイント>
・はちみつの量はお好みで調整して味を調整して下さい。
・黒ゴマは自分でするか、すりゴマや練りゴマのような黒い皮が剥けた状態のゴマを使用するようにして下さい。
・牛乳の香りが苦手な方は、はちみつを多めに入れるようにすると甘みが出て飲みやすくなります。

【要チェック】胡麻アレルギーの方は避けましょう

胡麻は体質によってはアレルギー反応が出る時もあります。折角摂取した黒ゴマが返って体の害になってしまうことになりますので、少しでも胡麻アレルギーの恐れがある場合には、摂取するのを避けるようにして下さい。気付かずに摂取し続けていると、アレルギー症状が悪化し重大な害を及ぼすことも十分考えられますので、しっかりと観察しながら摂取しましょう。

まとめ

黒ゴマの効能は白髪だけでなく、健康にも絶大な効果が期待できます。日頃から髪の毛だけでなく健康に気を付けておけば、自然と頭皮環境や髪の毛の状態も良くなっていくものです。焦らずにコツコツと髪の毛と体を健康にしていきましょう。

黒ゴマだけでなく、髪の毛に良いとされている食材は沢山あります。好みや体の状態に合わせて、色々な食材と組み合わせて飽きないように工夫しながら摂るようにすると良いですよ。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。