昔から病院で処方されたり薬局や化粧品の基材としてなど、様々な場面で見かけるワセリン。お値段も高くなく、保湿効果が優れていることで最近また話題に上がるようになりました。名前は知っているけどワセリンの効果や使い方がいまいちわからなかったり、一度使ってみて失敗した方も多いのでは?ここではワセリンの効果と長所・短所もご説明しながら、便利な使用法30選をご紹介します!

ワセリンは安全?どんな成分なの?

ネットやテレビなどでも取り上げられて人気が衰えることがないワセリン。昔から販売されていて、どんなものかはよく知らないけど、薬局で名前は見たことがある人も多くいらっしゃるでしょう。

一番気になるのは、ワセリンの安全性ですね。どんな成分でできているのかを知ることは、美肌ケアの重要なポイントです。

医療現場でも使われている

まずはワセリンの安全性を見てみましょう。
ワセリンの成分は非常に安定していて、化学的にみても変化が起こりづらい性質を持っています。

「非常に安定していて」という言葉だけでは分かりづらいので、具体的な例を出してみましょう。例えば肌に良いとされる天然のエクストラ・バージン・オリーブオイル。オイルクレンジングやマッサージオイルにもなることで注目を浴びていますが、オリーブオイルは空気に触れると酸化しやすく、劣化が早いことでも知られています。

いくら肌になじみが良くて良い成分を含んでいたとしても、すぐに劣化してしまうと肌に炎症をおこしたり、思わぬトラブルを引き起こしてしまいますね。

また、その基材が他の化粧品と使った際に化学反応を起こして、肌によくない刺激を与える場合もあります。なので、化粧品や医薬品に求められるのは、どんな人が使っても、どんな基材と合わせても反応を起こしづらく、劣化しにくい性質なのです。

そういった面で非常に信頼があるのがワセリンです。化粧品の成分に含まれていることも多く、病院で処方されたり、医療現場でも使われています。

ワセリンの成分

安心・安全なワセリンですが、劣化しにくく反応しにくいなんて一体どんな成分でできているのか気になりますね。

ワセリンの成分は、実は石油でできています。ナチュラル派の方などは石油が原料と聞いただけで一歩引いてしまいそうですが、石油はもともと動物や植物などが土の中で長い年月をかけて変化していったもの。それを工業などで使えるように精製して加工しているのです。

そう考えると、ナチュラル派のオイルも植物の種子から油を絞り出して、化粧品として使えるように精製して加工して使うわけなので、石油とあまり大差ありません。工業油で言えば、トウモロコシやサトウキビから油を抽出してエンジンの動力に使う場合もあります。

なのでワセリンも天然植物オイルも、自然のものと言えば自然のもの。化学的と言えばどちらも化学的なのです。

ワセリンの保湿力は天下一品!

さて、最近「プチプラ化粧品」として人気のワセリンですが、その中でもワセリンの1番の特徴である「保湿力」に注目が集まっています。

ワセリンと一般化粧品の保湿役割の違い

一般の化粧品でも保湿をうたったものは多く存在しますが、ワセリンの保湿力と市販されている保湿化粧品の保湿力は、役割面で大きく性質が異なります。

「保湿」というと「水分」を与えたり保持するのを想像しますね。市販されている主な保湿化粧品は、角質層の保湿力をアップさせたり、減少してしまった水分を補給する役割をもっているものもあります。

しかし、ワセリンをそのような化粧品と同じ感覚で使うと失敗します。

ワセリンの保湿力は、水分を弾いて肌にフタをするもの。肌にラップをするのと同じようなものと思っていただけるとわかりやすいかと思います。
水分を通さず、空気も通しにくいので、ワセリンを塗ると肌の水分蒸発を防ぎ、外部から雑菌が侵入するのも防いてくれるのです。

メリット・デメリット

一般的な保湿化粧品とは性質が違うワセリンには肌にとってメリット・デメリットがあり、それを考慮した上でスキンケアに取り入れていく必要があります。

メリット

・ ラップのように肌を覆って水分を通さない(水分を逃がさない)
・ 雑菌を侵入させない
・ 安定していて劣化しにくい
・ 他の薬品と化学反応を起こしにくい
・ 傷口にも使える

デメリット

・ 使用感がベタベタする
・ 長期間使っていると肌が皮脂を出さなくなってしまう(ワセリンに慣れすぎてしまう)
・ 脂性肌やニキビなどの炎症がある場合は注意が必要
・ ラップ効果以外の保湿効果(角質自体の保水力向上など)はあまり期待しない

ワセリンの種類は?

ワセリンは精製の度合いによって4種類の製品が販売されています。精製度合いの低いものは一般的に値段が安く、高度に生成されるほど高くなっていく傾向があります。
こちらでは、精製度の低いものから順にご紹介していきます。

黄色ワセリン

ワセリンの中で一番精製度が低いので、黄色味を帯びています。
悪くいってしまえば不純物がある程度残っているためなので、特に顔への使用はあまりオススメしません。
革製品のお手入れなどに使用することをオススメします。分類としても薬局というよりは、雑貨扱いで販売されています。

白色ワセリン

スキンケアにも使えるのがこの白色ワセリンからの製品です。
黄色ワセリンを精製して不純物を取り除いているので、色は黄色くありません。医療機関でも使われていて、病院で保険適用で処方してもらうこともできます。

黄色ワセリンよりは値段が高いですが、一回に少量しか使わないのでプチプラとして購入する人も多いですね。

プロペト

白色ワセリンをさらに精製して不純物を取り除いたのがプロペト。もし白色ワセリンを使っていて肌荒れを起こしたりした場合は、白色ワセリンにごく少量残ってしまっている不純物に肌が反応してしまった可能性があります。

プロペトは目の周りなどデリケートな部分のケアにも使えるので、白色ワセリンより少々お値段は張りますが、肌が敏感な方などはこちらがオススメです。

サンホワイト

プロペトをさらに精製しているので、ワセリンの中では一番不純物が取り除かれている製品です。一番刺激が少ないので赤ちゃんに使いたい場合も、サンホワイトはオススメです。

化粧品区分なので保険適用外になってしまって、お値段が張ってしまうのが少しネックです。

便利な使い方30選

以上のワセリンの特徴を踏まえて、日常の中での便利な使い方をご紹介します!ここでは30個の厳選された使い方を載せていますが、アイデア次第でさらに活躍の幅を広げられるのがワセリンのいいところですね。

スキンケアの場合はメインの化粧品にするのではなく、ワセリンの特徴を理解して補助的に使うのが賢い使い方です。顔に使う場合は白色ワセリンから精製度が高いものを使用し、特に目の周りなどはプロペトやサンホワイトなどを使用した方が安心です。

スキンケアの最後に

ワセリンはラップ効果があるので、スキンケアのはじめの方に塗ってしまうと化粧水や乳液を弾いて意味をなさなくなってしまいます。

スキンケアに使う際には化粧水、乳液、クリームなどの順番で塗っていき、ワセリンは一番最後にフタをするつもりで塗りましょう。
その時に、塗りすぎると肌に良くないので、ごく少量を手に取り、体温で温めてなじませた後に薄く塗っていきます。

もちろん、化粧水などを使わずに水分蒸発防止のみを目的として洗顔後に少量のワセリンだけというスキンケアの仕方もあります。

自分の肌の調子に合わせて調節しましょう。

リップクリーム

唇が乾燥がちで、舌でなめて潤そうとした経験はありませんか?一時的には潤っても、すぐにまた乾燥してしまってガサガサになってしまいますよね。

実は水分のみを塗布すると、その水分が乾燥する時に肌内部の水分まで奪ってしまうからなんです。それを防ぐためにリップクリームがありますが、ワセリンにもラップ効果があるのでリップクリームの代わりになります。

まつげに

目元は意外に乾燥しやすい部分です。同時に年齢と共にまつげも下がってくるので、保湿で潤いを保たせることで細胞が活性化し、目元に若さが蘇る可能性があります。

まつげの根元にはプロペトやサンホワイトを使用します。少量を綿棒につけ、優しく根元に塗っていきましょう。

毛穴ケアに

毛穴に皮脂が詰まると黒ずみとして目立ち、ニキビの原因にもなります。
皮脂は油分なのでワセリンの油分となじみ、汚れを浮き上がらせて毛穴汚れを改善することができます。

気になる部分にワセリンを塗り、綿棒などで優しくよくなじませて毛穴汚れを浮き立たせた後、洗顔しましょう。ケア後の保湿も忘れずに行ってください。

クレンジング・部分クレンジング・外出時のお化粧直し

メイク用品は主に油分でできているので、メイクオフにワセリンを使うことができます。
目元などの落ちにくい部分は専用のクレンジングを使った方が良いですが、他の部分のメイク落としにはクレンジング剤ではなくワセリンを使ってみましょう。

ワセリンが少し固いと思うときは、手で温めると柔らかくなります。

お化粧直しなどの部分的なクレンジングをしたい場合は、綿棒などに少量つけて治したい箇所のメイクをなじませます。
その後ティッシュなどでこすらずに抑えながら油分を取り除き、メイクを直していきます。

花粉症対策

肌にラップ効果として外部の異物が入り込まないようにもしてくれるワセリンは、花粉症対策にも最適です!

綿棒にワセリンを少量とり、鼻の入り口の内側の壁に塗っていきましょう。ワセリンが飛んでくる花粉をキャッチし、鼻の粘膜につくのを防いでくれます。

歯についてしまった頑固な口紅に

歯にこびりついてしまった口紅はなかなか取ることが難しいですよね。でもきちんと取らないと満足に笑うこともできません。

そんな時は、綿棒にワセリンを少量取って、歯についた口紅をとりましょう。ワセリンが口紅の油分に馴染んでサッと取り除くことができます。

ピアスに

ファーストピアスを開けてピアスホールのケアをしたい時にもワセリンは役立ちます。ピアスにワセリンをつけて、ピアスホールに差し込み、ピアスを優しく前後させてピアスホールにワセリンがなじむようにしましょう。

また、しばらくピアスをしていなかった時は穴が塞がりかけている場合があるので、ピアスの先にワセリンをつけると、摩擦や痛みを軽減させることができます。

パックの代わりに

ラップ効果があるワセリンは、パックの代わりとしても活躍します。

お好みの美容液や、精油などを希釈した化粧水をたっぷり塗ったら、その上にワセリンを塗ってフタをしましょう。

ワセリンが水分蒸発を防ぎ、熱を逃がさずにこもらせてくれるので適度にパック効果を発揮してくれます。一定時間が経ったら洗顔で洗い落とし、保湿をしてください。

手足


手足がガサガサだと気分的にも落ち込んでしまいますね。ここからはワセリンを使った手足のケア法です!

手荒れ防止に

家事をして手が荒れてしまう場合は、ワセリンを塗って乾燥から守りましょう。ガサガサの手でもワセリンを塗ると肌をカバーしてくれるので滑りがよくなり、あかぎれや手荒れの悪化を防ぐことができます。

肘や膝がザラザラしたら

肘や膝が乾燥してザラザラしていると、服でこすれた時などに痛みを感じたりお風呂などでしみる場合もあります。
そんな時は、入浴後に乳液などで保湿してからワセリンを塗って乾燥しないようにしておくと、ザラザラを改善できます。

ネイルのお手入れに

マニキュアを塗った時にはみ出してなかなか取れない経験はありませんか?
マニキュアを塗る前に、爪の周りの皮膚にワセリンを塗っておきましょう。もしマニキュアがはみ出してしまっても簡単に落とすことができますし、マニキュアの肌に良くない成分が肌について浸み込む心配もなくなります。

マニキュアを落とすときに

マニキュアを落とした後の爪はとてもダメージを受けています。余分な汚れがついたり外部刺激でダメージが増え広がらないように、ワセリンを塗って爪を保護すると保湿にもなります。

マニキュアを可愛く

ウォーターマーブルネイルというのをご存知ですか?マニキュアを水に垂らして爪楊枝などで模様を作り、そこに指を入れてネイル模様にする方法です。

マニキュアで気に入った模様を作ったら、水に入れる指の爪以外の部分全体にワセリンをたっぷりめに塗ります。その後、その水の中に指を入れてマニキュアの模様がついたら指を水から抜いて乾かします。

指の皮膚にマニキュアがついても、事前にワセリンがたっぷり塗ってあればすぐに取ることができます。
指輪が抜けないときに

指がむくんでしまって指輪がなかなか抜けなくなってしまった時、試したいのがワセリンです。ワセリンは完全な油分なので、指輪と指の間の滑りを良くしてくれます。
しかし、どうしても抜けない時は無理に抜くと危険なので、病院に行くことをオススメします。

かかとの保湿に

かかとは皮脂腺がなく、毎日人間の体重を支えているのでダメージが加わり、乾燥しやすい部分です。カサカサかかとに悩んだら、入浴後にワセリンを塗って、ベタベタしないように靴下を履いてそのまま寝てみてください。

朝になったらシットリしたかかととご対面できます。

靴擦れを起こす前に

靴擦れを起こさないためにはまずサイズの合わない靴を履かないことが大切ですが、仕事で決められた靴を履かないといけないなど、いろいろ事情もあるかと思います。

しかし靴擦れを起こしてしまったら仕事どころではありませんよね。そんな時は靴擦れを起こす前に、あらかじめ靴擦れがおきそうな部分にワセリンをしっかり塗っておくことをおススメします。

ワセリンが潤滑油になり、靴の摩擦から肌を守ってくれます。

家事をする前に

家事で乾燥してしまう肌のケアはもちろんですが、家事をする前にあらかじめワセリンを塗っておくと、洗剤などで余分な皮脂が奪われるのを防ぐことができます。

次はワセリンでできる体のケアです。ある程度皮膚が丈夫なところは白色ワセリンでも大丈夫ですが、敏感肌で心配な方はプロペトやサンホワイトを使いましょう。
虫に刺されたかゆみに

虫刺されは、空気に触れていると余計にかゆみを感じるものです。そこで試したいのがワセリン。

ワセリンを塗ると空気を遮断するので、虫刺されの部分に塗ってみてください。かゆみを軽減してかきむしり防止になります。

おヘソの掃除に

おヘソは普段服に隠れていて目立ちませんが、雑菌がたくさんいるので放っておくと臭うことがあります。そんなおヘソのケアにもワセリンは最適。

綿棒にワセリンを取り、おヘソに優しく滑らせてみてください。新生児のおヘソケアに使う場合は、一番不純物が少ないサンホワイトがオススメです。

日焼けのヒリヒリお肌に

日焼けでヒリヒリしている原因は、虫刺されのかゆみと同じように患部が空気に触れていることです。

なので日焼け肌にワセリンを塗って患部を空気から遮断すると、ヒリヒリ感が収まります。また同時にそれ以上水分が蒸発しないようにラップ効果も発揮してくれるので、乾燥を防ぐことができます。

ムダ毛処理の後に

ムダ毛処理の後は、皮膚に負担がかかっている状態です。特にカミソリでのムダ毛処理は表面の角質層を傷つけ、乾燥肌の原因にもなってしまいます。

ムダ毛処理の後の保湿は必須!ワセリンで保湿をすると、水分蒸発を防止して、傷ついた角質層に雑菌が入り込むのも防いでくれます。

ヤケドの後に

ヤケドの後にワセリンを使うと、ヤケドの治りも早めることができます。
まずヤケドをしたら綺麗な水で洗い、清潔なタオルで水分をぬぐいます。そしてワセリンを塗って、その上にさらにラップをしましょう。

ヤケド跡を保護することで肌が正常に自然治癒力を発揮させることができます。
しかし軽度のヤケドにはワセリンでもいいですが、重度のヤケドの場合はすぐに病院にいきましょう。

ケガをした時に

転んだりしてできた擦り傷などの怪我には、絆創膏が定番ですが、最近では湿潤療法といって患部を乾かさないで患部から出てくる浸出液によって傷口を治していくという方法が話題になっています。

方法は、水道水と石鹸で綺麗に洗った傷口にワセリンを塗り、絆創膏などで汚れや雑菌が入らないようにするというもの。
軽度な擦り傷などには有効ですが、深刻な傷や糖尿病などで免疫が落ちている方の場合は逆に危険な方法になりますので、速やかに病院へ駆けつけてください。

髪・ヘアケア

ワセリンの保湿力は綺麗な髪の維持にも役立ちます。

ヘアカラーをする時の肌の保護に

ヘアカラーを自分でするとき、間違って肌につけてしまって肌あれを起こしてしまった経験はないでしょうか?
付属のクリームを塗ってもいいですが、付属のクリームに対して肌あれを起こす場合もあります。そんな時は赤ちゃんでも使えるワセリンがオススメです。

ヘアカラー前にワセリンを髪の生え際に塗っていきましょう。肌に優しく、カラー成分がもしついてしまってもすぐに取り除けます。

ドライヤー前に毛先を保護

シャンプー後にドライヤーをする時、髪に含まれている水分が蒸発してしまうので髪が傷む原因になってしまいます。

タオルドライである程度水分を取り除いたら、ドライヤー前に極少量のワセリンを毛先になじませてあげます。そうすることでドライヤーの熱でも毛先の水分蒸発を防ぎ、枝毛などを防止することができるのです。

番外編

ワセリンは体以外にも様々な面で活躍します。体以外に使う場合は一番安い黄色ワセリンでも大丈夫!

本革のお手入れ

本革製品は長く使用できて味が出てくるので、長くお手入れしていきたいですね。
タオルなどでホコリや汚れを拭い取ったら、ワセリンをつけてピカピカに磨いていきましょう。専用のお手入れ用品がなくても皮の乾燥を防いで長持ちさせることができます。消費期限をすぎてお肌に使えなくなってしまったワセリンでもお手入れできますよ!

香水をほのかに長く香らせる

香水は揮発性が高く、成分によってはすぐに香りがなくなってしまうものもあります。
そこで香水をつけた部分にワセリンを塗って、香水成分が蒸発するのを遅らせてみましょう。お気に入りの香りが優しく香り、長持ちさせることができます。

服についた落ちにくい化粧品に

服についたマスカラなどの落ちにくい化粧品。特にお気に入りの服などの場合はショックですね。

ワセリンをティッシュに取ってついてしまった化粧品を拭ってみてください。ワセリンの油に馴染んで取れやすくなります。

手や服に落ちにくい鉱物油がついたら

自転車のケアをしたりして手や服に真っ黒な油がついてしまったら、ワセリンをなじませてみましょう。同じ油なのでしつこい汚れが取れやすくなります。

ワセリンを使う時の注意事項

ワセリンを特に肌に使う場合、いくつか注意する点があります。気をつけておかないと肌が逆にトラブルを起こしてしまうこともあるので、次の項目を確認しておきましょう。

ワセリンを肌に使う時は薄く塗る

ワセリンはベタベタしますし、カバー力がとても強いので肌に塗る時はほんの少量を薄く塗ります。たくさん塗ってしまうと、体温調節を妨げて熱がこもり、体にも悪影響を及ぼすからです。

・長期間肌に使わない

スキンケアで使う時は、あくまで一時的に化粧品の補助として使いましょう。長く使うと体がワセリンのカバー力に慣れてしまい、自力で皮脂を分泌して肌の健康を保つ、という機能が衰えてしまいます。

肌の健康に一番大事なのは、ワセリンではなく肌本来の回復機能・維持機能です。ワセリンは、その機能を促進するお手伝いという枠組みで使用していきましょう。

痒みや赤みが出てきたら使用を中止する

ワセリンは医療機関でも使用されている安全なものですが、だからといって絶対にトラブルがおきないというわけではありません。
もしワセリンを使いながらかゆみや赤みが発生したらただちに使用を中止してください。

日中肌に塗るなら日焼け止めと併用する

最近のワセリンは精製技術が発展してきて、不純物がきちんと取り除けるようになりましたが、それでも少し不純物が混じっていることがあります。

その不純物が日光に当たって酸化すると油焼けを起こすことがあるので、できるならワセリンでのケアは夜間が望ましいですね。
もし日中にも使いたい場合は日焼け止めを併用しましょう。

使用期限を守る

ワセリンは劣化しにくですが、それでも絶対に劣化しないわけではありません。容器に使用期限が書かれているので、しっかりと守りましょう。

もし使用期限を過ぎてしまったら肌には使わず、革製品のお手入れやなどに使用するか、潔く処分してしまいましょう。

清潔なスプーンなどですくい取る

ワセリンは安定した基材ですが、指などで容器からすくい取ると皮脂や雑菌が混じって劣化を早めてしまいます。

できれば清潔で消毒されたスプーンなどですくい取った方が、長持ちさせることができます。

まとめ

プチプラコスメで話題になっている、昔ながらのワセリン。知らないこともあって目からウロコな情報も多かったのではないでしょうか?

何にでも使えてしまうワセリンだからこそ、その特徴をよく知っておくことが大切でした。顔や体のケアのお助けマン的な存在として、一家に一つはワセリンを常備しておきたいですね。

ライタープロフィール
Unyoung

幼少時から家族の影響で健康に関心をもち、現代医療だけでなく東洋医学、代替医療など様々なジャンルに触れる。アロマコーディネーターライセンス取得。体の内側だけでなく美容への関心も高く、手作りの石鹸や化粧品でのスキンケアも実践。