肌の乾きが気になると、顔がしわっぽくなって鏡を見るのが嫌になりませんか?それはズバリ、乾燥による小じわのせいです。しかし、年齢のせいだから仕方ないと諦めてはいけません。しわには種類があり、加齢によって弾力がなくなったたるみじわや、笑ったり怒ったりする時のクセによってできる表情じわに比べ、乾燥小じわはスキンケアを正しく行えば改善されるのです。小じわを治すにはただ保湿をするのではなく、しわに有効な美容成分を早めにアプローチすることが大事。ピンとハリのある目元や若々しく引きあがった口元を育てるだけで、見た目年齢は変わるのです。しわに適した美容液・クリームの選び方や保湿方法、インナーケアまで詳しくお伝えしていきますので、小じわに悩んでいるならぜひ、ごらんくださいね。

しわの特徴

 顔にできるしわには種類があり、できやすい場所や原因によってしわの特徴も違うのです。
あなたが今気になっているしわは、どんなしわでしょうか?違いや見分け方も探っていきましょう。

しわの種類

 しわをケアする前に、しわの種類や違いを学んでおきましょう。顔のしわは大きく分けて3タイプに分かれます。しわの現れ方や原因もそれぞれ違うので、知っておくことでより良い解消法を導くことができます。

●乾燥小じわ
「ちりめんじわ」とも呼ばれ、年齢に関係なく目立つことがあります。乾燥している肌やメイク後しばらくたってから現れやすい細かいしわです。

●たるみじわ
「真皮じわ」「加齢じわ」とも呼ばれ、老化により肌内部の美容成分が失われたことにより弾力がなくなって寄るしわのことです。

●表情じわ
「笑いじわ」とも呼ばれ、表情や眉、目、口の動きでくせとなるしわです。表情筋の衰え、皮膚が収縮することによりおこります。

しわの見分け方

 しわは種類によって改善方法が違うので、気になるしわがどのタイプなのかを的確に見分けなくてはなりません。
 入浴後やスキンケア後に目立たなくなるしわは乾燥小じわ、ほうれい線や涙袋・目袋の下にくっきり太く出るしわはたるみじわ、真顔の状態では現れず表情を変えると出るしわが表情じわです。
 鏡でチェックしてみましょう。

小じわができやすい場所

 小じわは目尻や目の下、口元など、皮膚の薄い場所にできやすいです。目元や口元は加齢とともにたるみやすくなるパーツですが、小じわは乾燥を防ぐことで改善しやすいので、小さなしわも逃さずケアしましょう。

小じわができる原因

 次に、目周りや口周りにできやすい小じわがどのようにしてできるのかを学んでいきましょう。放っておくとたるみじわや表情じわのようにくっきり、治りにくくなってしまうので、原因から知っておくことが大事なのです。

小じわができるメカニズム

 肌が乾燥すると肌表面にある角質がはがれ、バリア機能が低下してしまいます。すると、角質層の水分や肌の潤い成分が蒸発してしまい、肌がしぼんで隙間ができてしまいます。
 この隙間により細かいしわができるのです。

小じわができる原因

 小じわの一番の原因は乾燥・保湿不足です。ただし、スキンケアが十分にできていないことや、保湿方法が間違っていることばかりが原因ではありません。
 目を使いすぎて血行不良になっていたり、クレンジング時の擦りすぎも乾燥しやすくさせているのです。目元や口元は特に皮膚が薄く、皮脂腺が少ないことから潤いが不足しがち。小じわ対策には、入念に優しくケアすることが大事なのです。

小じわを治すには

丁寧なスキンケアとしわにさせない乾燥対策をすれば、気になる小じわは目立たなくなります。ハリのある肌へ改善し、小じわをつくらせない3つのポイントをお教えします。

早めのスキンケア

 一日を通して小じわを鏡で見くらべると、小じわが目立たない時間帯、出やすい時間帯があります。メイクした顔が疲れてくる午後や、紫外線を浴びた後、湿度の低い環境で過ごした後など、乾燥による小じわが出やすいタイミングを見逃さず、スキンケアをしっかり行うことが小じわを早く治す最善策なのです。
 小じわをそのままにしておくと太くくっきりとした加齢じわの原因にもなるので、早めのケアを心がけましょう。

有効な保湿成分

 乾燥が原因だからといって、ただやみくもに保湿をすればいいわけではありません。乾燥小じわに効く保湿成分を含んだスキンケア製品を使用し、バリア機能や水分保持力を高めてあげることが大切なのです。
 スキンケアは使用のタイミングや順番、適量を守ることも大事ですので、あなたが行っている保湿方法も今一度見直してみましょう。

乾燥対策

 保湿を施すだけでなく、しわにさせないこと、つまり肌を乾燥させないことは小じわの予防策として必須です。
 スキンケアは外側のケアだけでなく内側のケアである食事や睡眠も大切。肌の成長を助けるバランスの良い食事や睡眠を安定させ、乾燥させてしまう摩擦、紫外線などの外的刺激には気をつけましょう。

乾燥小じわが消える保湿方法

 それでは早速、小じわを解消していきましょう。まずは詳しい保湿方法からお話しします。スキンケアだけでなく、メイクやクレンジングで保湿力を低下させないポイントもお話しします。

美容液とクリーム

 保湿には化粧水や乳液だけでなく、美容成分がたっぷり入ったセラムと呼ばれる美容液やクリームが効果的です。特に小じわは目元にできやすいため、目元専用のアイセラムやアイクリームをスキンケアにとり入れると良いでしょう。
 気をつけたいのはまず、塗る順番です。スキンケアの基本はテクスチャーのゆるいものから肌にのせていくこと。ブースターのような浸透力をアップさせる目的の美容液やオイルは洗顔の後すぐ化粧水の前に、セラムやジェルタイプの美容液は乳液やクリームの前に、こっくりとしたアイクリームはスキンケアの最後に使用します。
 肌にのせるときはとにかく「優しく」を心がけ、力を入れずに小じわをなでるように塗布してください。

ポイントメイクとクレンジング

 目元や口元の乾燥は外気や紫外線からだけでなく、メイクをすることでも起こります。特にアイメイクやリップメイクのようなポイントメイクは、色味やコンシーラーの使用など重ね塗りすることも多く、化粧品成分の負担だけでなく摩擦の影響も小じわを生み出す原因になってしまいます。
 また、ポイントメイクを落とすためのクレンジングも肌にとって刺激が強いだけでなく、ゴシゴシ落とす行為が肌の潤いやバリア機能を失ってしまうため、知らず知らずのうちに小じわにつながっているのです。
 メイクはクリームシャドウやリップオイルなど保湿力の高いものやクレンジング不要なミネラルコスメを使用し、ナチュラルメイクを心がけましょう。

早めの日中保湿

 小じわに適した美容成分は保湿の味方ですが、何よりも早めにケアしてあげることが乾燥小じわを悪化しない最大のポイントです。
 化粧直しの際もあぶらとり紙は使用せず、ティッシュオフも最低限にとどめ、必要な皮脂まで落とさないようにしましょう。目元や口元の小じわには、メイクの上からでも使用できるバームをのせ保湿してあげると潤いをとり戻すことができますよ。

小じわを無かったことにする美容成分

 小じわの原因でもある角層の水分不足や、バリア機能の低下に効果のある美容液やクリームを選ぶ際、ポイントになるのが美容成分です。乾燥小じわにアプローチする成分の選び方をしっかり頭に入れておきましょう。

保湿成分

 小じわは肌表面の角層がしぼんでハリがなくなったことにより起こるので、水分を保持してくれるヒアルロン酸や、バリア機能をつくる保湿成分セラミドで潤いをとり戻してあげましょう。
 水分量をアップさせるにはクリームやセラムだけでなく化粧水で潤いを与えることも大切なので、保湿成分を含んだ化粧水をコットンで丁寧に浸透させてあげることも忘れないでください。

抗しわ成分

 肌にとって乾燥や老化を促進させてしまう活性酸素を除去する抗酸化作用があり、ターンオーバーを促して美しい肌の生まれ変わりを助ける抗しわ成分はビタミンC誘導体やレチノールなど、エイジングケアができる美容液に含まれています。
 乾燥小じわはもちろん、たるみじわにも効果があるので、夜のスキンケアにとり入れましょう。

ハリ肌成分

 肌の潤いをアップさせることができたら乾燥小じわは解消されますが、たるんだ目元や口元を引き上げることでしわになりにくい肌をつくることができます。ハリを高めるには真皮にまで働きかけるコラーゲンやエラスチンが有効成分です。
 保湿成分と合わせてとり入れると効果が高いでしょう。

小じわ予防には徹底した乾燥対策を

 小じわは気が付かないままでいると、太く治りにくいしわに変わってしまいます。保湿で小じわを治すことも大切ですが、小じわの元になる乾燥を予防しておくことを習慣にしていればケアも難しくありません。
 小じわを解消するスキンケアにプラスして行い、年齢の出やすい目元や口元を引き上げましょう。

紫外線予防

 紫外線は日焼けによる乾燥だけでなく、活性酸素を発生させるため、しわはもちろん肌老化の原因につながります。
 UVケアは徹底して行い、小じわの発生を阻止しましょう。

インナーケア

 睡眠不足、運動不足、偏った食事など、不規則な生活は血行が悪くなり、ターンオーバーを乱れさせてしまいます。肌が活性されないとスキンケアの効果も弱まってしまうので、規則正しい生活を心がけましょう。
 コラーゲンやエラスチン、ビタミンなど、加齢によって不足しがちな美容成分は食事で補いきれないため、サプリメントで摂取するとよいでしょう。

ついついやってしまう行動が小じわに

 洗顔やクレンジング、メイク時の摩擦には気をつけなければなりませんが、睡眠不足で目元を擦ったり、食事の際に何度も口を拭うといった生活の中でついついやってしまっている行動も乾燥小じわにつながっています。
 肌を触るのはスキンケアやメイク時の必要最小限にとどめ、小じわを予防しましょう。

まとめ

     

 乾燥による小じわは、一つ一つが細かいことからスキンケアを怠ったりついつい見逃しがちですが、早めにケアするだけでも治り方が違います。年齢のせいで仕方がないと諦めていたしわも、保湿することでハリをとり戻すことができるのです。
乾燥小じわから太くなり、老け肌となってしまう前に、入念なしわ予防とスキンケアを行いましょう。あなたの口元や目元もマイナス5歳肌をキープできますよ。

ライタープロフィール
加恵

10年のアパレル勤務を経て美容ライターに。年齢や体の変化と上手に付き合えるヘルシーな美容法を発信していきます。コスメを手作りすること、香りコスメを集めることが大好き。日常に取り入れやすいシンプルケアにトレンドを取り入れながら日々、美を追求し続けています。