ピリピリして何もしなくても痛い敏感肌は、保湿が重要です。ですが、保湿の方法が間違っていれば、敏感肌を改善していくことはできません。正しい保湿の方法を理解して、敏感肌を改善していきましょう。しっかりとケアを続けていけば、時間はかかっても敏感肌を楽にしていくことができますよ。

似ているようで違う?敏感肌と乾燥肌の違い

乾燥肌と敏感肌は似ているようで異なるものです。かといって関係ないかというとそうではありません。敏感肌は乾燥によって引き起こされることが多いので、乾燥肌をそのままにしていると敏感肌になってしまうことも考えられます。

乾燥肌とは、常に肌が乾いている状態のお肌のことを言います。乾燥肌の状態のお肌は、新陳代謝も衰えてターンオーバーが正常に行われておらず、外部の刺激から肌を守るバリア機能も弱まってしまっています。そのような状態の時に様々な刺激を受け続けてしまうと、さらに肌が乾燥したり痒みが生じたりしてお肌に異常を来してしまいます。このようにして、お肌の回復が遅くなりお肌が刺激を感じやすくなると、徐々に敏感肌に移行していってしまいます。なので、いきなり敏感肌になるというよりも、乾燥肌の状態を経てから敏感肌へと変化していく人が多いです。

敏感肌にならないようにするためには、まずは乾燥肌にならないように注意しておく必要があります。乾燥を防ぎさえすれば、敏感肌になる前に未然に予防することができますので、お肌を乾燥させないように保湿ケアを徹底してみて下さい。

敏感肌になるメカニズム

敏感肌になるメカニズムはどのようなものなのでしょうか。しっかりと敏感肌に変化してくメカニズムを理解しておくと、敏感肌になる前にケアすることができます。また、敏感肌になってしまっても、適切な対応ができるようになりますので、この機会に頭に入れておくようにして下さい。ここでは、敏感肌になる主な原因と言われてる<ターンオーバーの乱れ>と<保湿不足>について解説していきます。

<ターンオーバーの乱れ>

お肌の生まれ変わりのサイクルであるターンオーバーが乱れていると、未熟な角質の層が生まれてしまい、上手くお肌のバリア機能が働かなくなってしまいます。乱れたターンオーバーを正常な状態に戻すか、外部からの刺激を受けないように保護しておくようにすると、敏感肌のお肌に加わる刺激を受けにくくすることができます。ターンオーバーの乱れたお肌は、とても乾燥しやすくなっています。ただでさえ刺激を感じやすい状態なのに、刺激を与えてしまえばさらに敏感肌を悪化させてしまいます。

ターンオーバーの乱れは、生活習慣から見直さないと正常な状態に戻せないことが多いので、日頃から規則正しい生活を送り、乾燥したお肌を作り出さないように意識しておくようにしましょう。

<保湿不足>

保湿が十分に行えていないと、お肌は乾燥し徐々に敏感肌へと変化していってしまいます。敏感肌になると、保湿したくても上手く水分や油分が吸収されなかったり、使いたい化粧品が刺激が強くて使えなくなってしまったりして、なかなか良くならなくなってしまいます。
表面から油膜を貼って保護するとともに、お肌の内側に留まっている水分量が減少しないようにスキンケアを行う必要があります。保湿ケアは、化粧水でしっかりとお肌を潤してから、その後のお肌の表面に乳液を塗ってお肌のバリア機能を高めるようにしておくと、徐々にですが敏感肌を改善していくことができます。

1−2 あなたのお肌、もしかしたら乾燥性敏感肌かも?

お肌が乾燥している状態と敏感肌が同時進行で起こってしまっている時、乾燥性敏感肌である可能性が高いと言われています。ただ乾燥しているだけでは起きないようん症状が出てきたりするので、肥後rからお肌の状態を観察して、さらに悪化してしてしまうのを早い段階から予防しておくようにしましょう。

お肌がカサカサと乾燥し、外部からの刺激に弱くなっているので、普通肌では気にならないような些細な刺激にも細かく反応して炎症を起こしてしまうことが多いのが特徴です。敏感肌と乾燥は切っても切れない深いつながりがありますが、乾燥性敏感肌はその代表例とも言えます。

乾燥性敏感肌になってしまった時も、敏感肌と同じように保湿や生活習慣などの見直しなどが必要となります。お肌に負担をかけないスキンケアの方法も、敏感肌・乾燥肌の同様に実践してみるようにしましょう。季節的な問題で一時的に乾燥肌と敏感肌が進行している場合、その季節が終われば徐々に良くなっていきますが、慢性的な乾燥性敏感肌は改善しづらいものです。

乾燥性敏感肌は症状が一気に悪化しやすいので、自分ではどうにもケアしきれないと感じるようであれば、できるだけ早めに医師に相談して対処法を考えるようにしましょう。
医師の指導もあれば、乾燥肌だけでなく、乱れた生活習慣も意識的に改善していくことができるようになるかもしれませんよ。

敏感肌に保湿が必要な理由

敏感肌の表面はターンオーバーの乱れなどによって、未熟な角質からできている状態です。本来お肌の、表面に皮脂で薄い皮膜を作りお肌のバリア機能を活用しています。ですが、お肌の角質の層が未熟でお肌内部の水分が蒸発しやすくなると、お肌の表面が乾燥して皮脂の分泌量も減少してしまいます。この現象が繰り返し起きてしまうと、お肌の奥深くからも水分が蒸発してしまい、深刻なお肌の乾燥を招いてしまうのです。

敏感肌の乾燥は、さらに敏感肌を悪化させてしまうだけでなく、お肌のバリア機能を弱めてしまいます。なので、お肌の保湿ケアは敏感肌にとっては欠かすことのできないスキンケアの行程なのです。保湿ケアがどうしてそんなに大事なのかと言うことを知っておけば、疎かにせずにスキンケアを行うようになりますよね。何事も意識して継続して行うことが大切です。毎日のスキンケアで健康的なお肌を作っていくことができますので、諦めずに敏感肌のケアを行い続けるようにしましょう。

敏感肌への保湿方法

敏感肌への保湿方法は、他の肌タイプと比べてどのようなことに、気をつけなければならないのでしょうか。単に保湿といってもスキンケアの方法は様々です。ここでは、意識して行えばある程度簡単に実践できる方法を解説していきます。難しく考えてしまう前に、自分が日頃から次のような工夫ができているかを確認するきっかけにしてみて下さい。

敏感肌には「セラミド」配合の化粧品を

「セラミド」は角質層の隙間に入り込み、お肌のバリア機能を取り戻してくれると言われている成分です。化粧水や美容液などお肌につける化粧品には、「セラミド」配合のものを選ぶと良いでしょう。いくら「セラミド」配合と記載されていても、ほんのわずかしか配合されていないということもありますので、成分表示などをしっかりと確認した上で購入するようにしましょう。

お肌に必要とされている「セラミド」は、1〜2mgと言われていますので、選ぶ際の参考にしてみて下さい。よく見ると、本来お肌に必要とされているセラミドの目安量を満たしていない化粧品が沢山出回っています。気をつけておけば、敏感肌の改善により効果的な化粧品を選ぶことができるようになりますので、覚えておくようにしましょう。

セラミドはお肌の角質層に浸透させたいので、化粧水で保湿する際に補給できると理想的です。
「セラミド」配合の化粧水を見つけて保湿ケアに加えていくと、敏感肌が徐々に改善されていくのが感じられるはずです。

保湿ケアはお風呂上がりが最適!

お風呂上がりはお肌が蒸気に蒸されて柔らかくなっています。その状態で化粧水などをつければ、より浸透力を高めることができます。敏感肌だと、使える化粧品は少ないもの。その中で上手くやりくりするには、方法を意識して変えていく方が簡単で気軽に行うことができます。手軽にできれば、毎日継続するのも苦にならないですよね。

基本的には、化粧水は入浴後または洗顔後すぐにつけておくものです、特別にケアすると言うよりは、習慣化してお肌が乾燥しづらい環境を作ることができるように意識してみて下さい。

コットンでのパッティングは避ける

化粧水を付ける際に、コットンを使用してパッティングをしてしまうと、お肌と擦れて痒みやヒリヒリなどの炎症を引き起こしてしまう可能性があります。一般的に売られているコットンは繊維なので、敏感肌には刺激が強く感じられることが多いです。なので、コットンは使用せずに、手でゆっくり馴染ませてできるだけお肌に負担をかけないような方法を選ぶようにして下さい。

手で直接触れて馴染ませると、手の温度で程よく温まりよりお肌に浸透しやすくなります。手につけてからお肌に乗せると、どれだけお肌に染み込んでいるかも目で見て判断しやすくなります。
コットンに馴染ませてから使用すると、コットンにばかり浸透して本当にお肌に浸透しているのか分からなくなってしまいますよね。自分でしっかりとお肌の状態を認識しておくためにも、お肌の状態を見て判断しやすい手で馴染ませる方法がオススメです。

コットンはもともとは決して悪いものではありませんが、敏感肌のケアという点で言うと少し刺激が強くなり過ぎてしまう可能性が高いアイテムです。好みに合わせて使用するのではなく、お肌の状態に合わせて使い分けておくようにすると、敏感肌を優しくケアすることができますよ。

スキンケアの正しい方法

敏感肌のスキンケアは、できるだけ刺激を与えないように注意しながら行うようにしましょう。
ここでは、敏感肌のスキンケアの正しい方法について、行程別にまとめていきますので、自分が敏感肌だと感じている方は、ぜひ参考にして見て下さい。

□クレンジング□

敏感肌にクレンジングする時は、クリームタイプのクレンジング剤を選ぶようにしましょう。クリームタイプのクレンジング剤は、お肌に負担をかけづらく、洗い流した後も程よく油分がお肌の表面に残り、乾燥からお肌を守ってくれます。オイルタイプのクレンジング剤は、お肌の表面にある皮膜を過剰に取り除いてしまい、お肌から水分が蒸発しやすくなってしまいます。敏感肌の多くは乾燥が原因で引き起こされることが多いので、クレンジングで汚れと一緒に皮脂を落とし過ぎてしまわないように注意しましょう。

□洗顔□

敏感肌は少しの刺激でも痒みやヒリヒリとした症状を引き起こしてしまうものです。ましてや、水に濡れた状態のお肌は、とてもデリケートになっています。なので、洗顔を行う際には、絶対に擦らないようにして、泡の上から優しく触れるように洗いましょう。

よくあわ立ててから洗うようにすると、お肌にかかる負担を減らすことができ、顔全体を満遍なく洗うことができますよ。

□保湿□

乳液や美容液などを使用して敏感肌を保湿ケアする際には、お肌にしみない刺激に弱いものを選ぶようにしましょう。保湿力の高い化粧水でしっかりと潤わせてから、乳液などを塗るとより保湿力が高まります。保湿する際に、手の温度を利用して温めてからお肌につけるようにすると、馴染みも良くなりお肌の表面のバリア機能を高めることができます。

まとめ

敏感肌の保湿の方法は、正しく行えば敏感肌の悩みを解消してくれます。スキンケアを正しく行えていても、保湿が足りていないと敏感肌はなかなか改善していきません。保湿とその他のスキンケアを十分に行って、乾燥に負けない健康的なお肌にしていきましょう。

ピリピリとしてお肌の痒みや痛みが気になると、試してみたい化粧品が使用できなかったり、薄化粧しかできなかったりと、女性からすると気持ちが沈んでしまうことばかりですよね。敏感肌になってしまっても、しっかりとケアしておけばおしゃれも存分に楽しむことができるようになりますよ。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。