目の下のしわは、ある人とない人とでは、実年齢に5歳も差がつくと言われています。

例えば漫画やイラストで登場人物を老けさせる方法の1つに、目の下にしわとなる線を多く描くことがあります。それだけ若々しさと老け顔を決める大事なパーツだということがおわかり頂けますよね。

さらに疲れた印象にもつながるので、少しでも早いケアが大事です。毎日当たり前のように過ごしている生活の中に、目の下のしわの原因がいくつかあるので、ここで気に留めて頂くことで、改善へと導かれるはずです。ぜひ参考にしてみて下さいね。

その日の疲れはその日のうちに解消

突然ですが、1日の疲れを毎日きちんと取っていますか?仕事や子育て、家事や雑務に追われて、気付いたら深夜0時を回っていた……という日が一週間にどれぐらいあるでしょうか。理想はその日の疲れはその日のうちに取ることですが、そう容易なことではありません。

しかし、身体の疲労の蓄積が肌にもあらわれてきます。特に目の下は乾燥しやすいという皮膚の特徴を持っているので、結果しわに悩まされることになります。身体の疲れを癒す時間を意識して設けることをおすすめします。

眼球疲労が目の下に影響大

目の下の皮膚は、眼球を支えたり、まばたきをしたり、女性ならメイクをしたりと、1日の終わりには相当負担がかかって疲れています。さらにパソコンを見る時間が長い、手元の細かい作業が多い人ならなおさらです。

元々、目の下にしわが出来やすいパーツに、追い打ちをかけるように負担がかかれば目の下にしわが刻まれても仕方ありません。普段どれぐらい目の下の皮膚にダメージを与えているか、一度確認してみましょう。

目の下を温めたら保湿は必須

最近、目元の疲れを癒すアイテムに、温熱効果のある目元専用のマスクが市販されています。温めることで血行がよくなり、スッキリ感を得るには便利な商品です。そこでホットタオルを目の下に当てればいい、と思った人。

これは注意が必要です。目の下のしわは乾燥が主な原因となっています。ホットタオルを皮膚に当てることで巡りはよくなることが期待できても、皮膚の水分が蒸散することもあるのでかえって乾燥を招くことがあります。市販でもセルフでもホットアイマスクをする際は、外した後の肌の保湿が重要です。

ちりめんジワ、小ジワは消えることがある!?


目の下にあらわれるしわの1つに、小じわがあります。これは乾燥が主な原因で、別名ちりめんじわと呼ばれています。目の下の皮膚は皮脂腺が少ないため、乾燥が進みやすく、他のパーツよりも小じわが出来やすくなります。

さらに加齢によって皮膚組織の弾力が衰えるため、皮膚がたるんで、目の下にしわが出来ることもあるのです。

ですが、乾燥は十分な保湿が維持されることで改善することができます。摩擦や刺激に十分注意し、化粧水や保湿を目的としたアイクリームで、丁寧にしっかり保湿すると、快方へと変化が出てくることがあります。

つまり表面的な乾燥によるしわは、改善の余地は大いにあると言えます。毎朝の洗顔後と夜の入浴後、一定の時間を割いてスキンケアをされていると思いますが、目の下のしわが気になる方は、目元の保湿に重点を置いてみてください。

コットンパックのコツ

化粧水を含ませたコットンを肌に貼りつけるコットンパックという方法があります。

ぜひ次を参考にしてみて下さい。

1.化粧水がヒタヒタになるまでコットンに含ませてから、下まぶたにのせます。
2.2~5分のコットンをはがします。長く放置すると、せっかくの保湿成分が目元から逃げてしまうことがあるので気を付けましょう。
3.乾燥が目立つ場合は、クリームでやさしく蓋をするようにカバーしましょう。高い保湿効果が期待出来るように、繊細な目元の皮膚専用のアイクリームや美容液を使うことも改善に役立ちます。肌は就寝中にも皮脂を分泌し、出来てしまったシミ・しわなどの修復作業を開始します。寝る前にしっかりスキンケアを行い、良質な睡眠を得るように心がけましょう。

あえて42℃設定の湯船に浸かる

最近、話題になっているヒートショックプロテインについて、こちらでも少しお話しておきます。

これは傷んだ細胞を修復する働きを持つたんぱく質のことで、免疫力に大事な細胞の強化と深い関係を持っています。体温が上がるとヒートショック・プロテインが体内で作られることから、身近に出来る方法の1つに入浴が注目されることとなりました。

理想は平熱より1.5℃上げる。そこで少し熱めの約42℃のお湯に一定時間、約10分間浸かることがポイントになります。これがどうして目の下のしわ対策になるのか……。それは健やかな肌に必要なたんぱく質と免疫力を上げることが強化出来れば、コラーゲンの生成を促してしわを改善するのに役立つはずです。

青魚に含まれるオメガ3に期待大

しわ対策に大切なコラーゲは、何といっても食事からの摂取が重要になります。つい化粧品での高保湿が実感につながると思いがちですが、美しい肌は土台となる健やかな身体が資本、「急がば回れ」の精神が発揮されるはずです。

コラーゲンを多く含む食材を食べても、胃腸で分解されてアミノ酸に変わるのですが、それが再び全身の筋肉や関節や皮膚のコラーゲンを作る材料の一部になります。

また、肉や油は一部で敬遠されがちですが、皮膚や内臓の組織を作る上で重要な働きをもたらします。ダイエットを気にしているなら肉は脂身を避け、赤身やささみなどをしっかり摂りましょう。青魚に含まれるDHAやEPA、えごま油に含まれるαリノレン酸は、オメガ3に分類される脂肪酸で、これは細胞が正しく機能するために欠かせない成分です。しわを改善したい方は、メニューに意識して取り入れるようにしましょう。

ダメージの蓄積がしわを深くする

照り返しにも配慮を

日焼けの対策をしている方は多いと思いますが、近所にお買い物、洗濯物を干す、曇りの日などもきちんとUVガードしていますか?

紫外線がもたらす肌への影響は、太陽から降り注ぐだけでなく、アスファルトや芝生、プールの水面のような照り返しによるものもあるのです。

紫外線(特にUV-A波)が肌に当たると、肌のハリ、弾力に大事なコラーゲンやエラスチンなどを作る繊維芽細胞を傷つけ、ターンオーバーが乱れたり、活性酸素の発生による老化が起こります。そのため無防備にUV-Aに当たり続けていると、老化が進み、目の下以外にもしわが出来ることがあります。わずかな時間だったらいいかと、UVガードを怠れば、その積み重ねがしわとなって肌表面にあらわれることがあるのです。

太陽の光が降り注ぐ場所では、日焼け止めは毎日欠かさず塗るのが基本です。部屋の中にいても、少量の紫外線は入ってきています。外出時には、日焼け止めに加え、日傘や帽子などで肌を保護して下さい。

顔や首・腕などを直接紫外線に晒さないよう、大人の女性としては、十分注意が必要です。

積もり積もった目の下をケアして若々しく!


目の下のしわは目周りのケアを重点的に行っていた人も、今日からは身近な出来事に注目することで、改善が期待できるはずです。

日々の疲労やストレス、紫外線、間違ったスキンケアなど、細かなダメージが積もりに積もって出来てしまうということを日々意識して、若々しい目元、目の下のしわスッキリを目指しましょう。

【目を使いすぎなあなたにおすすめする記事!】

目の下のしわとたるみは目袋と涙袋の酷使が原因!解決策とは

【目の下を気にした洗顔方法はこちら!】

目の下のしわのことをとことん考えた洗顔による改善方法

ライタープロフィール
川本 あきこ

放送作家・美容ライター。ロンドンの美容専門学校にてスキンケアアドバイザー、メイクの資格を取得。雑誌、書籍の編集、執筆の傍ら美容専門家としてライター、講師を務める。