目元にシワのできる原因は、目周りの筋力が衰えからくるものと言われています。そこで目周りの筋力をトレーニングしておけば、シワの増加や悪化を未然に防ぐことができます。

こちらではシワ取りに役立つトレーニング方法を解説していきます。お金をかけずに手軽に始められるので新しい習慣にしていきましょう。

なぜ目元にシワができやすいのか


目元にシワができやすいと感じるのは何故でしょうか?

顔はさまざまな外的要因による刺激を受けやすいパーツです。特に目周りはケアを怠るとより早く乾燥や衰えを感じやすくなるので、基本的な目の周りの皮膚の構造と、加齢により起こりやすい現象を理解した上で適切な対応をする必要があります。

目のシワを薄くしたり、予防できるマッサージなどをお手入れに取り入れる事で、目元から若々しく見せる事ができます。

目元のしわと眼輪筋の関係

私たちの目元は、眼球を丸く囲うように皮膚の奥に筋肉が存在し、それを眼輪筋と呼んでいます。眼輪筋は主にまぶたの開閉や目の潤いを調節する働きがあり、とても重要な筋肉です。

この筋肉が加齢などで衰えてくると、目全体がたるんできてしまいます。
こちらでは、目元のしわについてご紹介していきますが、眼輪筋の不調は、上まぶたや涙袋のたるみの原因にもなります。目元のしわやたるみに悩みたくなかったら、眼輪筋についてしっかり理解しておくことが大事です。

眼輪筋への負担

私たちの体は一枚の皮で繋がっています。おでこの皮膚のすぐ上は頭皮があり、また皮膚の奥には筋肉が存在しています。年齢を重ねるごとに体の筋肉が落ちたり、その働きが低下するように、顔も意識してケアしておかないと同じことが起こります。

目を見開こうとする時に、おでこに横シワができていませんか?

これは、おでこにある横長の大きな筋肉を使用して引き上げている証拠です。最近では毎日当たり前のように携帯やタブレットを使用していますよね?この行いも目悪い影響を与えています。

スマホやタブレットなどの電子機器は手で持てるサイズな上軽いので、膝の上や顔よりも低位置で見がちです。そうすると、顔は自然に顎を引いた下の方を向いた状態になります。

顔全体の筋肉に負担がかかり、眼輪筋を衰えさせる原因になると言われています。動画やアプリに長時間夢中になっているうちに起こるものなので、使用頻度を減らすか、できる限り画面の置く位置を目と同じ高さにするように工夫すると、下を向く事で起こる顔輪筋の衰えを防ぐことができます。

本来ならば、眼輪筋を使用して、目の周りの筋肉だけで引き上げるものです。眼輪筋輪筋を意識的に使用できるように、「ここを動かせば目が開けられる」という動作を再認識させる必要があります。目元の筋トレは、目元を意識的に動かそうとする時の手助けをしてくれる動きが多く含まれているので、シワ以外に気になる時にでも試す価値があります。

目元はなぜ乾燥しやすいのか

目元、特に下まぶたの皮膚は、顔の中でも特に薄く、とても乾燥しやすい部位です。下まぶたのデリケートさと同時に、目尻のしわについても気を付ける必要があります。目元は表情による動作が多いパーツのため、乾燥していれば小じわになりやすく、保湿をしっかりしておかないと、しわが深く刻まれてしまうことがあるのです。

大事なことは、目元のお手入れは、優しくゆっくりと数回に分けて行う。この時、余計な力を入れずにお手入れしましょう。

また、眼輪筋が衰えると涙の量を調節する力も弱くなるので、ドライアイになりやすくなります。ちなみに目の内側が乾燥すると、ものが見づらくなり、それに伴って使う筋肉に負担がかかり、悪循環を招くことがあります。のシワを改善する為には、保湿と合わせて目元の筋トレを行うととても効果的です。

皮膚の薄さ

目元の皮膚は額の約10分の1の薄さしかないと言われています。
厚紙とペラペラの薄い紙の折り曲がり方が違うように、皮膚の薄さは細かいシワが寄りやすくなっています。若いうちはお肌に弾力があり、あまり気にならないのですが、加齢とともにお肌自体の潤いも減り、弾力の回復が期待できなくなることから、シワが目立ちやすくなります。

擦って刺激を与えない

目元の皮膚の薄さと相まってシワを作りやすくしている原因が、目をこする・必要以上に触る事です。目周りの皮膚は、主にまばたきをする前提で作られた器官のため、上下の動きはしやすい構造になっています。

しかし、眠気やかゆみを感じると、左右に擦ってしまう事が多いですよね?

目元の皮膚は左右の動きにとても敏感で、触れば触るほどその跡が付きやすくなってしまいます。かゆみが続いているなら、早めに皮膚科などの専門医の診断を受けるようにしましょう。

シワ取りに役立つトレーニングとは

シワは一度できてしまうと、なかなか消す事ができません。

ですが、毎日の生活習慣やケアを徹底する事でシワがそれ以上深く刻まれるのを防いだり、薄くする事ができます。

1日にして良くなるものではないですが、継続することで小じわの回復状態や、ケアをする前よりもシワができづらくなったなど、肌変化を実感しやすくなります。

自宅でのちょっとした隙間時間にできるシワとりトレーニングをご紹介していきますので、毎日短時間でいいので、保湿ケアと合わせてシワとりトレーニングをしてあげてみて下さい。今回はできるだけ手の力を使わずにできる目元に優しいトレーニングを紹介していきます。

マッサージとは少し違うので、即効性よりも続けて行う事で効果が実感を出せる事に重点を置いています。

気になる目元の悩みに合わせて個々に気になるものを選んで取り組んでも良いですし、全部を一通りやってみるのもおすすめです。
ひとつひとつには時間がかからないので、例えば入浴中の湯船で、テレビを見ながら、もしくは仕事の休憩時間に取り入れるなど、決まった時間に習慣化すると、効果が期待できるはずです。

今回、目元のしわと眼輪筋の関係についてご紹介してきました。次は実践編。
眼輪筋を鍛えるトレーニングからご紹介します。そのほかの筋トレは必ずしも眼輪筋を使うものではありませんが、目元のしわケアに役立ちますので、ぜひ取り入れてみてはいかがですか。

眼輪筋全体を鍛える筋トレ

  1. 目を閉じて力を入れます。
  2. 5秒したら自然に力を抜きます。
  3. 力を抜くのと入れるのを5秒ずつ5回繰り返し行います。
  4. 瞬間的な力を入れるのではなく、じっくりと力を入れるように行います。

目尻のシワをなくす筋トレ

  1. 目を細めて眉間にシワが寄るような顔をします。
  2. 目は細めたままで、眉毛をアーチを描くように斜め上まで動かします。
  3. そのままの状態で7秒キープします。
  4. この行程を5セット行います。

目頭のシワをなくす筋トレ

  1. 鼻の付け根に中指の腹を当てます。(動きを意識しやすいように片方ずつ行います。)
  2. そのまま目を開けて、円を描くように目玉をぐるぐると回します。
  3. 横・上と視線の位置ゆっくりとを変えていきます。
  4. 2回ほど行ったら、手を持ち替えて反対側も同じ事をします。

上まぶたの筋トレ

  • ①目をギュッとつぶった後、カッと目を見開きます。
  • ②目開いたまま5秒くらいそのままでいます。
  • ③この行程を5回くらい繰り返します。

  • ①目を閉じます。
  • ②目は閉じたままで目玉だけ動かすようにします。
  • ③上下左右・円を描くように動かします。
  • ④休みながら、3回くらい行います。

下まぶたの筋トレ

  • ①目頭と目尻に人差し指と中指をピースするように優しく添えます。
  • ②そのままの状態で、白目をむくようにできる限り黒目を上に移動させます。
  • ③そのままの状態で5秒キープします。
  • ④この行程を3回行います。

日頃から気をつけたいケアや筋トレをする際の注意点


目元の筋肉は細く細かいのでいきなり力を入れすぎると痛みを感じることがあるので注意が必要です。
ゆっくりと少しずつ様子を確認しながら行うようにして下さい。
いつも使用していない筋肉を動かす事になるので、他の筋肉と同じようにその部位が疲れた感じを覚えるかもしれません。根気良く優しめの筋トレを継続して行うとより効果的です。

やりがちな失敗①ぐりぐりと揉む
目元は血管も多く通っているので、ぐりぐりと力を入れすぎると内側から傷をつけてしまう事もあります。やり慣れていない時には、力加減がわからずに、知らない間に目の下の血管が傷つきシワ以外のトラブルを起こしかねません。
マッサージが必要な場合は骨が出ている硬い場所ではなく、指の腹などのクッションになりそうな部分を使って行うようにしましょう。

やりがちな失敗②細かい動きで擦る
筋トレやマッサージ以外で目元を触る時といえば、メイクをする時ですよね?
メイクする時にはスポンジやパフなどで擦ってしまておる事が多くあります。
昔から行っている事であれば、それに慣れてしまっていて気が付かないかもしれません。
今一度鏡を見ながら、自分のひとつひとつの動作が目元にダメージを与えていないか、
見直してみて下さい。

優しく目元を扱うコツは、割れそうな風船を扱うように触る事です。
擦るの動作が良くない事は今や周知の事実ですが、いかにして自分が気づかないうちにダメージを与えないように工夫するかで、数年後のお肌の質が変わってきます。
この記事をお読みになった今日から是非気にするようにしてみて下さい。

マッサージよりも筋トレが向いている理由

目の周りは皮膚が薄くとてもデリケートな部分です。

他の皮膚の厚い丈夫なパーツならマッサージの方が効果が出やすい場合もありますが、目元のマッサージは素人が本気で取り組むには危険な事もあります。
安心して目元のケアをしたいのなら、力の入れ過ぎでお肌にダメージを与える恐れのない目元の筋力をアップさせる筋トレがおすすめです。
自分で自活的に動く筋肉しか使用しないので、手で直接力を入れるよりも安全です。

目元の筋トレと合わせて行いたい額の筋トレ

なぜ額の筋トレが必要なのか?

目元のしわのケアをする上で、額も合わせてケアする必要があります。
目元のたるみがそんなに酷くないと感じる方は必要ないですが、目元の筋トレをいくらやっても良くならないと感じる方は、目より上の額の筋肉が衰えている事も考えられます。
目を持ち上げる筋肉をどんなに鍛えていても、おでこから重しのような筋肉や脂肪が落ちてきていては到底勝てません。

額の筋肉をトレーニング

努力が確実に実るように、余裕のある時は一緒に額の筋トレも行ってみて下さい。
シワはハリや弾力以外にも重力に筋肉が耐えられなくて起こる事も多いので、普段から鍛えておくようにしましょう。
額の筋トレの仕方も合わせて紹介していきますので、実践してみて下さい。

  • ①正面を向き椅子に座るか直立した状態で、両手を横向きのチョキにしておでこに当てます。
  • ②額にシワが寄らないようにチョキでしっかりと額を押さえたまま、眉毛を上に上げるように動かします。
  • ③眉毛を上げたままの状態で10秒キープします。
  • ④ゆっくりと力を抜きます。
  • ⑤この行程を3回くらい繰り返します。

まとめ


目の周りのシワのケアは、気になる割にデリケートな分手をつけづらいパーツです。
基本的なマッサージや筋トレの方法を覚えておけば、手の空いた時間や目が疲れた時にも行うことができてとても便利です。筋トレしなきゃ!と意気込むよりも、リラックスできるご褒美として行うと無理なく続けることができるのでおすすめです。
なんでも、その日限りでは上手くいきません。自分のできる事からで良いので、簡単な事から着実に取り組んでみて下さい。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。