口元にしわやたるみが出始めると、やっぱり気になりますよね。そこで、しわやたるみ対策として、高価な化粧品の購入を検討する女性も多いのではないかと思います。

 でもその前に! 無意識のうちにやっているクセや日常の習慣が、自らしわやたるみを招いているかもしれません。まずはチェックしてみましょう。

しわ、たるみの原因を知ろう

 美しく健やかなはだの大敵として、さまざまなところで紫外線の影響について耳にすることがあると思います。

美容や医療の分野では日夜、紫外線による肌ダメージやそれに対応する商品の研究開発が進んでいます。化粧品やサプリメントを試す前に、紫外線と肌への主な影響を見ていきましょう。

しわの原因の大半を占める「紫外線」に注意!


 紫外線の肌ダメージは、コラーゲンやエラスチンなどの弾性繊維を傷つけ、しわ・たるみの原因の大半を占めると言われています。
雨の日以外の日中(太陽が昇り沈むまで)は、日焼け止めを塗り、さらに日差しが強い日は帽子や日傘で紫外線対策することは、肌を守るうえで大事な行為です。

油断大敵!UV-A波

 地上に届く紫外線のうち、約95%を占めているUV-A波は波長が長く、真皮層まで到達する性質を持っています。真皮層には肌の弾力に大事なコラーゲンやエラスチンがあり、UV-A波のダメージが積み重なると、肌にしわをつくる原因となるのです。

 UV-A波は、曇りの日や明るい室内でも降り注いでいます。日焼け止めは、毎日のスキンケアとして、必ず塗るようにしましょう。
洗濯物を干すときや、近所へちょっと出かけるときなど、肌を無防備に日光にさらすと、それだけUV-A波のダメージが蓄積されることになります。
「うっかり日焼け」は、数年後、肌にシミやしわ・たるみとなって現れます。
 普段から紫外線対策を怠りなくすることで、しわやたるみの発生を抑えることができます。

何気ない習慣がしわの原因に


スマホ、読書……下向きの姿勢に気を付けて!

 うつむいた姿勢でスマホをチェックする……
習慣になっている人もいますよね。実はこのような行為は、肌にとって決してよいとは言えません。長時間の前傾姿勢は、肩や背中が凝って血行が悪くなり、新陳代謝の低下を招きやすくなります。また無意識のうちに習慣になっている表情も重なって、しわやたるみになることも考えられます。
意識して姿勢を正し、首や肩の筋肉をほぐして血行をよくすることも、しわ・たるみを作りにくくする秘訣となります。

自分のクセを指摘してもらおう

 口元のしわやたるみを加速させる要因に、無意識のクセがあります。以下のクセ、あなたはついやってしまっていませんか?

①頬杖

 リラックスしているときに、つい頬杖をついてしまう。このクセは骨格に影響を及ぼすことがあれば、顔の歪みの原因になります。
頬杖をつくときに引っ張られた顔の皮膚が、しわとなってしまう場合もあります。

②口呼吸

 口だけで呼吸することがクセになっていると、常に口がぽかんと開いている状態から、下の顎が後退して筋肉が衰える原因となります。口呼吸は、粘膜を乾燥させ、ウィルスなどを侵入しやすくするというデメリットもあります。

③食いしばるクセ

  気付くと歯に力が入っている「食いしばり」。これがクセになっている人が結構いるようです。自分で思う以上に歯に圧力がかかり、血行悪化を招いて、肌への影響も出てくることがあります。

以上のことを参考に、自分のクセを見直してみましょう。身近な人に指摘してもらうのも一案です。

喫煙者はしわを招きやすい?


 喫煙が肌に与える影響は、紫外線に継いでしわやたるみの原因になると言われています。喫煙により、血管を収縮させて血流が悪くなると、健やかな肌づくりを妨げることになりかねません。
若々しい外見と身体を保ちたければ、煙草の習慣は見直すことをおすすめします。

しわ対策のため!断酒に挑戦


 大人の習慣として、アルコールを嗜む方も多いことでしょう。適度なアルコールは、身体と心をリラックスさせ、ストレスを解消する効果も得られます。

 しかし、過度なアルコールの摂取は肝臓に負担をかけ、血液の巡りに影響を及ぼすようなことがあれば、肌への新陳代謝を妨げにつながります。しわ対策を意識して一定期間断酒してみるのもいいですね。

良質な睡眠から得られること


 睡眠が肌に与える影響は大きいものです。
質のよい睡眠を毎日取ることが出来れば、肌細胞を修復する働きをもつ成長ホルモンが正常に分泌され、しわやたるみが深刻にならないことが期待出来ます。

忙しい生活やストレスで睡眠不足だったり、なかなか寝付けないという睡眠に何らかの問題を感じている人は、一度、その要因を自分なりに解明してみましょう。
快適な睡眠を得るための身近な方法を次にご紹介します。

適度な運動は快眠につながる


 運動不足で筋力が落ちた体は、年齢を重ねることに歩く、走る、立つ、座るなどの日常生活にも何らかの影響が出てきます。筋力や筋肉の衰えは、巡りを滞らせて肌の老化をも招きかねません。ポイントは、手軽に出来ることを、継続することが大事です。

ウォーキング

今日から始めたいと思ったら、身近に出来るウォーキングがおすすめです。景色を眺めたり、街を散策することで、気分もスッキリ感を得られるはずです。くれぐれも体調に合わせ、無理なく行って下さい。

スロースクワット

スクワットはいきなり始めると、太ももや腰に負担がかかります。しばらく運動していない人は、ゆっくり膝を曲げて床まで腰を落とさない、スロースクワットから始めてみましょう。

食事方法にもクセがあった


自分では当たり前と思っている食事の仕方にも、クセのようなものがあります。つい摂り過ぎてしまいがちな糖質について、今一度確認してみましょう。

パスタ、パン、ケーキ……糖質を見直そう


 糖質を過剰摂取すると、余分な糖分が体内でたんぱく質と結びついて「糖化」という現象を起こします。糖化した細胞は硬くなり、弾力を失うことがあります。
肌のコラーゲンが糖化すれば、硬くなってハリを失い、くすみやしわが出来やすくなるのです。パスタ、パン、うどん、ケーキ……気付くと糖質過剰摂取になっているかもしれませんよ。1日の食事の中で偏らないように配慮しましょう。

まとめ


  気をつけているつもりでも、つい色々とやってしまっているクセや習慣が、しわ・たるみを作ってしまっている場合があります。
 無理のない、自分に合ったエイジングケアを取り入れてみて下さいね。

ライタープロフィール
川本 あきこ

放送作家・美容ライター。ロンドンの美容専門学校にてスキンケアアドバイザー、メイクの資格を取得。雑誌、書籍の編集、執筆の傍ら美容専門家としてライター、講師を務める。