頬の小じわは、目立ちにくく自分では気がつかないうちに増えてしまいがちです。なぜなら、頬は皮膚が分厚く丈夫だと思って、ケアも雑に行っている場合があるのです。

そこで、頬の皮膚の特徴をしっかり把握し、小じわの出来はじめにしっかりとケアしておけば、回復が期待出来ます。頬に小じわができる原因や対策を紹介していきますので、ぜひ理解した上で実践してみて下さい。

なぜ小じわがあらわれるのか


頬あたりに出来るシワ。よく見ると肌が乾燥して細かく刻まれていませんか?

一般的にこのようなしわのことを小じわ、もしくはちりめんじわと呼び、メイク崩れを起したり、老けた印象に見せてしまうことがあります。

が!ケア次第で薄くなったり運が良ければしわが消えることもあるので、ぜひこちらでその特徴とケアの仕方を習得してみて下さい。

頬に小じわが出来る理由


頬の小じわを発見するきっかけに、メイク直しで鏡を見た時、という声を多く聞くことが出来ました。朝メイクした時は光が反射するかのように艶やかでも、夕方になるとカサついてくすんでいる、なんてこともあるかと思います。

頬の乾燥は、紫外線やスキンケアによる外部からの刺激によって作り出される事が多く、日頃からケアを習慣づける必要があります。ちなみに小じわは平らだった皮膚がハリや弾力を失って溝を作っている現象の事を言います。

その溝が平らな状態に戻らなければ、クセとなって刻まれ、小じわからしわへとさらに深くしてしまいます。ではケアに入る前に、なぜ頬に小じわが出来やすいのかを捉えていきましょう。

頬の皮膚の特徴

 顔の中でも頬は面積が広く、頬骨による高さがあるため、他のパーツよりも紫外線を集中的に浴びやすいという特徴があります。

 また、頬は本来、皮膚が薄くてデリケートなのに、厚みがあって丈夫だという間違った認識の上でスキンケアを行っている人が多く、ダメージ肌になっていることがあります。

目周りの皮膚と同じように、優しく丁寧に扱うことが大事なのです。

紫外線による乾燥

小じわの特徴は、肌の水分が失われ、キメが乱れて乾燥している状態です。乾燥の原因となる紫外線は、肌表面だけでなく奥までダメージを与える厄介な存在です。

紫外線が肌に当たると、肌の中に存在しているコラーゲンやエラスチンの本来の役割を果たせず、肌のハリや弾力が低下していくことがあります。

ちなみに、肌に長時間当たればそれだけダメージも大きくなりますが、気を付けたいのが、うっかり浴びてしまった紫外線ダメージが蓄積されることでも、小じわができやすくなります。

そこで太陽の日差しが地上に降り注いでいる時間帯は、通年、UVガードすることが小じわ対策に役立つと言えます。

ちなみに日焼け止め化粧品の中には、汗や皮脂によって落ちることがあるので、その日に過ごすシチュエーションに合わせて、塗り方やテクスチャー、SPFやPA値を選ぶようにしましょう。

他にも、エアコンの風が当たらないように気をつけたり、乾燥したらすぐに保湿ケアをすると、乾燥からお肌を守る事ができます。

間違ったスキンケアは即改善を!


日頃のスキンケア方法が間違っていると、知らないうちに肌を乾燥させたり小じわができやすい状態にしている場合があります。正しいスキンケアの方法を知って、デリケート肌に適したお手入れのコツをマスターしてみて下さい。

叩く・擦る・力を入れ過ぎている

スキンケアをしっかり行おうとするあまり、予想以上に力が入って肌にダメージを与えたり、傷つけてしまう事があります。手を使う時のポイントは次の通りです。

●肌を触る時には、まず手をしっかりと洗い清潔な状態にします。
●ソフトタッチが必要な時には、あえて指の力が入りにくい薬指を使います。

強く叩いたり擦ったりするような動作をしないように、できるだけゆっくりと優しく行いましょう。丁寧に肌に触れるように心がけると、肌状態も変わってくるはずです。

オイルクレンジングの使い方

メイク汚れや不要な皮脂をすっきり落とすのに便利なのが、クレンジング剤ですよね。しかしながら、使い方を間違えると肌にダメージを与えてしまうことがあります。

次を参考にしてみましょう。

●クレンジングオイルは、汚れはしっかりと取り去ることに優れていますが、落とし過ぎて肌のバリア成分まで取り去ってしまうことがあります。その結果、肌が本来持っている保護機能を弱めて、紫外線やホコリのような外的要因や、肌内部の水分保持力が低下し、トラブルを招きやすくなります。

●クレンジングオイルは、リッチメークを落とすときや、ピンポイントで優しく丁寧に使用すると、肌への負担をかけ過ぎる心配がなくなります。
ジェルタイプやミルクタイプのクレンジング剤は、オイルタイプほど洗浄力が強くない形状です。使用時のポイントは、肌の上でマッサージのような力の入るような動作はせず、肌の上を優しく滑らせる程度にしましょう。

こすらない洗顔をマスターする

洗顔は泡で洗うようなイメージで、決して肌を直接こするような洗い方はしてはいけません。
ふわふわとした泡が肌の上を移動するようなイメージで行って下さい。できる限り直接手が肌に触れないようにゆっくりと手を動かすのがコツです。

ここで注意したいのが、泡立ちの良さが肌に優しいとは限らないということです。洗浄力が高く泡の立ちやすい洗顔料は、必要以上にお肌の油分を取り除いてしまう事があります。これがバリア機能の低下につながりかねません。肌の事を考えて、石油系の原料不使用の、自然派の洗顔料を選んでみるのもいいでしょう。ちなみにキメが細かく柔らかい泡を手軽に作ることが出来る泡立てネットは、とても便利で常備しておくことも大事です。

こすらない洗顔をマスターして、お肌本来の美しさを引き出してあげて下さい。

頬に小じわをつくらないための保湿テク


頬に小じわを作らないようにするためには、保湿にも工夫が必要です。

いつも通りのスキンケアで小じわができてしまった時はそのままにせずに、何が足りないかを考慮した上で対処する事が大切です。これから小じわができないように予防するのにも、今ある小じわをケアする時にでも、保湿が一番の肝となります。

化粧水のつけ方を工夫する

化粧水は肌に不足しがちな水分を補ってくれる必要不可欠なアイテムです。肌により浸透するように意識してつける事によって、より高い保湿効果を期待できます。使用する化粧水を変えなくても、方法を変えるだけで簡単に取り組めるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

①清潔な手に化粧水をのせ肌の温度くらいに温めます。
②顔覆うように顔全体に化粧水を広げます。
③手を覆ったまま少しずつお肌に浸透させていきます。
④モチモチしてくるまで優しく押さえ、なじませます。
⑤全て馴染んで滑らなくなった、もう一度化粧水を足していきます。
⑥小鼻や目のくぼみなど、凹凸のあるところには薬指を使用してポンポンと馴染ませます。

化粧水を馴染ませるのにコットンを使用する場合にも、同じように優しいタッチで行います。

コットンはクッションにもなりますが、繊維質なので力を入れすぎると繊維でお肌を傷つけてしまうので注意が必要です。できるだけ繊維の刺激を与えないように、毛羽立ちづらいコットンを選ぶようにして下さい。

浸透率の高いプレ化粧水を使用する

 化粧水自体がどんなに良いものでも、お肌がそれを受け入れる準備ができていなければしっかりとした効果を実感する事ができません。

そこで、ブースターやふき取り化粧水など、化粧水のなじみをよくするための肌状態に整えてくれるアイテムを取り入れると、保湿力が高まり、キープ力も期待出来ます。自分の肌に必要なものが何かわからない場合は、美容部員さんに相談してみるのも一つです。

乳液やクリームでしっかりと蓋をする

せっかく水分が満たされた肌も、このまま放っておけば水分が肌から逃げてしまうことがあります。乾燥の度合いに合わせて乳液やクリームで蓋をするのを忘れないようにして下さい。

洗顔やクレンジングで取り去ってしまった皮膚表面のバリア機能を、乳液やクリームで補うことで、しっとり感を維持できます。バリア機能が失われた肌は、皮膚表面から水分が蒸発してしまうだけでなく、傷が付きやすいデリケートな状態になるので炎症なども起こしやすくなります。付け過ぎるとお肌を過剰にオイリーにしてしまい、お肌の上で付けたものが酸化してしまうので気をつけて下さい。

美容液を活用して栄養を補充する

美容液は、化粧水や乳液、クリームのいいとこ取りをするような、肌悩みにピンポイント対応することが目的のアイテムです。不足しやすい栄養素をしっかり補給して、シワを目立たなくし

たいなら、一品常備してみるのもいいでしょう。ちなみに美容液に配合されている成分や使い方はメーカーよって様々なので、事前にリサーチしてから購入するようにしましょう。

+αのケアで変化が期待できる方法


いつものスキンケアに少し工夫するだけで、頬の小じわが気にならないハリのあるお肌に整えることができます。日頃から当たり前のように行っているお手入れに、ひと手間加えるだけで、思いの外簡単に効果を実感する事ができるので、ぜひ試してみて下さい。

ホットタオルを活用する

ホットタオルは、上手く活用すればお肌にとって良い効果をもたらしてくれます。
スキンケアの過程で取り入れてみましょう。ここでは、ホットタオルの作り方と使用するタイミング、使用する上での注意点を解説していきます。

ホットタオルの作り方

①清潔なタオルをお湯で濡らし硬く絞り、ビニール袋に入れ、上を縛らずにそのまま電子レンジに入れます。
②2分程度温めたら電子レンジから出し、手のひらの上で気をつけながら広げます。

ホットタオルの使用方法

ホットタオルを使用する時は、化粧水をつけた後に使用します。
顔を覆うように鼻を避けてホットタオルを乗せ、完全に冷え切る前に外します。
顔に水分が残らないように丁寧に拭き取って、もう一度化粧水からスキンケアを行います。

ホットタオルを使用するタイミング

ホットタオルは化粧水の後に使用するのでも大丈夫ですが、お肌を蒸気で柔らかくしてくれるので、すべてのスキンケアの前に行っても良いです。また、栄養パックを浸透させたい時にパックの上から乗せてあげると、パック内の栄養素の浸透率を上げてくれるのでおすすめです。

こすらない洗顔をマスターする

洗顔は泡で洗うようなイメージで、決して肌を直接こするような洗い方はしてはいけません。
ふわふわとした泡が肌の上を移動するようなイメージで行って下さい。できる限り直接手が肌に触れないようにゆっくりと手を動かすのがコツです。

ここで注意したいのが、泡立ちの良さが肌に優しいとは限らないということです。洗浄力が高く泡の立ちやすい洗顔料は、必要以上にお肌の油分を取り除いてしまう事があります。これがバリア機能の低下につながりかねません。肌の事を考えて、石油系の原料不使用の、自然派の洗顔料を選んでみるのもいいでしょう。ちなみにキメが細かく柔らかい泡を手軽に作ることが出来る泡立てネットは、とても便利で常備しておくことも大事です。

こすらない洗顔をマスターして、お肌本来の美しさを引き出してあげて下さい。

まとめ


頬に小じわは、肌の外部と内部を守るバリア機能の働きが重要だということがおわかり頂けたかと思います。毎日の積み重ねが小じわを消すか、それとも濃く深く増加させるか、今回の記事を参考に、お肌の事を十分に理解した上で正しい対策を取るようにしてみて下さい。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。