髪の毛を無意識のうちに傷ませてしまっている時間帯は意外にも睡眠中が多いとも言われています。紫外線や乾燥などの外的要因から髪の毛を守る事も大切ですが、それ以前に一番身近な睡眠時のケアを気をつける事で、根本的な髪の毛の傷みにアプローチする事ができます。

ナイトキャップを被るとなぜ美髪になれるのか

ナイトキャップには寝ている間に使用する事で美髪の出来る効果があります。
使い方もとても簡単で、自分で作る事も可能です。髪の毛の傷みが気になる方や寝ている間の髪の毛の負担が気になる方は寝るときにナイトキャップを活用してみて下さい。
ここでは、ナイトキャップが髪の毛に与える良い影響を解説していきます。

頭全体を乾燥から守ってくれる

髪の毛や頭皮を含めた頭全体は、日頃から乾燥にさらされている部分です。
日中にしっかりとケアできていても、寝ている間に乾燥したり摩擦のダメージを受けてしまえば本末転倒です。ナイトキャップを被って寝る事で頭皮と髪の毛を乾燥から守ってくれます。乾燥を未然に防いでおく事で、頭皮にアトピーや湿疹などのトラブルがある方も優しく労わりながらケアする事ができるので、お肌が敏感な方でも安心して使用する事ができます。
頭皮に傷ができてしまった際に、掻きむしり防止対策としても応用できるので、頭皮のトラブルを悪化させたくない方も使用してみて下さい。

睡眠時の無意識な摩擦を軽減できる

寝ている時、人は無意識のうちにゴロゴロと動いてしまったり頭が枕に擦れたりしている事が多くあります。気づいていないうちですから、寝る前に対策しておく他に方法はありません。頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまう前に未然に予防しておくようにしましょう。髪の毛はとてもデリケートなので、乾燥したままタオルなどで擦ると負担がかかってしまいます。立っていると気がつきにくいですが、頭はとても重たいパーツでもあります。体の性質上寝ている間に全く動く事がないと言う方はあまりいないので、ほとんどの方が無意識下で頭の重さを髪の毛に擦り付けている事になります。
髪の毛には生え変わる周期が3つあり、当然に抜ける髪の毛もありますが、引っ張ったり擦れたりして本来の周期よりも早く抜けてしまう事があります。ナイトキャップを使用すると、頭皮と髪の毛にかかる摩擦を軽減する事ができるので、抜け毛や切れ毛も防止する事ができます。
髪の毛への負担が減れば髪の毛が元気になりますし、これから育つ髪の毛の為にも良い頭皮環境作る事ができるので頭全体に優しくヘアケアできておすすめです。

寝癖を付きにくくしてくれる

どんなに綺麗に乾かしてから眠っても髪の毛に豪快に寝癖がついている事はありませんか?ドライヤーで乾かした直後は髪の毛の中に水分がまだ残っている事があります。完全に乾かしたと思っていても、熱を持った髪の毛は乾いたように感じてしまう為なかなか完全に乾かす事ができません。
それ以上に髪の毛に熱風を当て続けるとオーバードライと言って乾かしすぎた状態になってしまうのであまりおすすめできません。

自分できちんと乾かせたと思う時点で止めてナイトキャップを被るようにすると、強烈な寝癖をつく事は防ぐ事ができます。
髪の毛をそのままにして眠った際にできる寝癖は、一点に集中してできる事が多いので強く取れにくい寝癖が多いのに対し、ナイトキャップを使用して眠った際にできる寝癖はやんわりとまとめた跡が付く程度なので、朝スタイリングする際に軽く手直しする事で簡単に元に戻す事ができます。
朝の貴重な時間も無駄にする事なく時間を有効活用できるのでおすすめです。

トリートメントの浸透率を上げてくれる

トリートメントをつけてから眠る際に、そのままの状態で寝てしまうと枕などの寝具にも浸透してしまい、思うようにトリートメントの効果が得られない可能性があります。
髪の毛に十分に栄養分を行き渡らせる為にも、浸透力を高めてくれるナイトキャップを使用するとトリートメントの効果を十分に実感する事ができます。

せっかく手間とお金をかけて使用したトリートメントが無駄にならないように、頭皮や髪の毛の為にもナイトキャップを利用するようにしてみて下さい。

素材別に選ぶ豊富な種類のナイトキャップ

髪の毛に良いとされるナイトキャップには様々な素材からできているものがあります。
髪の毛の為を思うのなら、自分の髪の毛の質と悩みに合わせた素材のナイトキャップを使用するようにしてみて下さい。ダメージが気になる方や髪の毛の艶が失われてきたと感じる方、頭皮や髪の毛の乾燥が気になる方などそれぞれの悩みに合わせた選び方をするようにして下さい。

気品高いシルク素材

シルク製のナイトキャップは保湿性や放湿性に長けているので、暑い夏の時期には程よく湿気を放出し、乾燥の厳しい冬には十分に保湿してくれます。
吸水性もあるので、髪の毛の水分が残っていたとしてもサッと吸収して適度に外に開放している点も魅力的です。
シルクは蚕の繭からできている素材で、体を作る成分と似たような多くのアミノ酸を含んでいる事でも知られています。

美髪効果が期待できる反面、お手入れは少し大変な事もあります。シルクは汗やトリートメントなどの水分でシミになりやすく、デリケートな素材なので手洗いする必要があります。少しでも同じものを使用し続けたい場合には、優しく扱うように気をつけておくようにしましょう。

シルクはパサつきを抑える為にはとても効果的で、継続して使用する事で美髪を追求する方には最適なアイテムと言えます。是非普段のヘアケアに取り入れてみて下さい。

お肌にも髪の毛にも優しいコットン素材

コットンのナイトキャップは、美髮効果はシルクほどではないですが、お肌のデリケートな方やコットン素材が好きな方には向いています。
シルク素材のナイトキャップは素材の高価さから値段が高いものが多いですが、コットン素材のナイトキャップは比較的安価なものが多くデザインも様々なものが出回っています。手軽に使い始めたい方は、コットン素材のナイトキャップを使用してみるのもおすすめです。
コットン素材のナイトキャップの中にはオーガニックコットンで作られたものがあります。オーガニックコットンはお肌にとても優しく、アトピー肌の方にも安心して使用できる素材です。
コットン素材のナイトキャップはサイズが大きいものが多く、髪の毛が長くまとめて使用する方には最適ですが、頭の小さい方や髪の毛が短い方には外れやすくなる場合もあります。ゴムがきつく感じる場合には自分でゴムの調節をしたり、ボタンタイプを選ぶようにする必要があります。

ナイトキャップの使用方法

ナイトキャップは正しい使用方法で取り扱うとより高い効果を効率的に得る事ができます。間違った使い方を続けると、返って髪の毛にダメージを与えてしまうので今一度使用方法が正しいか確認してみて下さい。正しく使えた時の髪の毛の艶感は感動ものですよ!

髪の毛は必ず乾かした状態で!

ナイトキャップを使用する際には、髪の毛を乾かした状態で使用するようにしましょう。
髪の毛は濡れている状態が一番デリケートで摩擦に弱いので、濡れたままでは使用しないで下さい。濡れたままでナイトキャップを被ると雑菌が繁殖する可能性もありますので、衛生的にも良くありません。

髪の毛を軽くまとめて被る

髪の毛をゆるくまとめてナイトキャップを被ります。まとめる際にゴムなどできつく縛ったりすると、ピンポイントで寝癖ができてしまったりします。ゆるくふんわりとまとめてあげてからナイトキャップを被るようにしましょう。
そのままの状態でナイトキャップに入れてあれば、できてしまった癖も柔らかく簡単に癖を直す事ができます。
トリートメントは髪の毛をまとめる前に均等に塗布しておくようにします。

いつでも使用できる

ナイトキャップという名前からか夜に使用するものと思われがちですが、1日のうち寝ている時間以外でも使用する事ができます。
保湿効果の高いナイトキャップは、入浴時のトリートメント時のシャンプーキャップとしても活用できますし、保温と保湿効果はどんなタイミングでも利用する事が可能です。
バスタイムに使用した後は綺麗に洗って完全に乾かす事も忘れてはいけません。
本来のナイトキャップの使用方法は乾燥した髪の毛に使う前提ですので、使い分けははっきりとさせておきましょう。
お家でのリラックスタイムに活用すれば、家にいながら乾燥などから守ってくれるので気が向いた時に無理のないように使用してみて下さい。

ナイトキャップは手づくりもできる!

ナイトキャップは購入することもできますが、自分で作ることもできます。
自分で作るとなると少し手間はかかってしまいますが、愛着を持って大切にでき、自分に合ったサイズのナイトキャップを作る事もできるのでおすすめです。
頭の小さい方は自分に合ったナイトキャップを探すのがとても大変ですよね。
なかなか見つからなくてナイトキャップを使用し始めるきっかけを逃していた方は、是非自分の手で手作りしてみて下さい。型紙はネットで検索すれば簡単に出てきます。
隙間時間を使ってプリントアウトして用意してみて下さい。

型紙に合わせて記事を切る

一枚の生地から作ることができるので、お気に入りの素材を見つけてきて作るようにしましょう。コストパフォーマンスの良いシルクで作るのがおすすめです。
生地を用意したら、型紙を作成します。型紙を作成すると一言でいうと難しそうに聞こえますが、円形に生地を切るだけなのでサイズだけ把握しておけば比較的簡単に作成する事ができます。
型紙を用意するのに必要なものは裁縫用のはさみです。型紙はコンパスなど丸く形を変えkるものがあれば何でも大丈夫です。

型紙通りに生地を切ったら端の1㎝を半分に折り返しジグザクにほつれ止めの為に縫っておきます。ミシンで綺麗に縫っても良いですし、後々隠れてしまう部分でもあるので、手縫いでしっかりと縫っておく方法のどちらでも大丈夫です。

ゴムの通り道を作る

ナイトキャップのように頭の周りにしっかりと密着させる為には、ゴムで伸縮性を出す必要があります。ほつれ止めを作った位置から2㎝内側に2センチ幅のゴムの通り道を作ります。横につながる円筒のように通すゴムの太さに合わせて空洞を作るようにしましょう。
ゴムを通す際にはゴム通しなどのアイテムを活用すると、簡単に生地を傷つけないように通す事ができます。

ゴムはあらかじめ切っておくよりも、通してから頭のサイズを確認し切断するようにします。切ってしまってからゴムが足りないとなると、二度手間になりゴムも無駄にしてしまう事になります。

まとめ

ヘアケアには様々な方法がありますが、ナイトキャップを活用すれば簡単に根本的なトラブルを回避する事ができます。柔らかくて扱いやすい素材が多いナイトキャップはデリケートなお肌に使用する事もできるので、シルクやコットンなど素材によって異なる特徴を
理解した上で自分に本当に合ったものを探して使用するようにしてみて下さい。

デリケートな髪の毛だからこそ、自分でできる範囲でケアするようにしましょう。
手作りのナイトキャップを作る際には、いくつかまとめて作るようにしておくと、
壊れたり汚れたりしても次のものと交換できるので安心です。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。