ヘッドスパは頭皮の汚れを落とすだけでなく、マッサージ効果も期待できます。凝り固まった筋肉をほぐしてあげる事で、
むくみや緊張も解消してくれので、顔をすっきりさせたい時やむくんでいる時にも最適です。頭皮の汚れの落とし方や
頭皮の汚れが溜まるとどうして良くないかを解説していきます。基本的な頭皮マッサージのやり方も説明していくので、
ぜひ試してみて下さい。

ヘッドスパがヘアケアの一つとして重要な理由

綺麗な髪の毛を保ちこれからも綺麗な髪を生み出す為には、ヘッドスパをして頭皮を柔らかくしておく事が大切です。頭皮が固い状態だと、頭皮の血行が悪くなり必要な栄養素が行き渡らなくなってしまいます。ヘッドスパをすると、頭皮が柔らかくなり、血行が良くなります。
また、血行が悪いままでいると頭皮の血管がだんだん細く小さくなっていき、生えてくる髪の毛が弱々しく細くなってしまいます。

頭皮も顔と同じように皮膚の一部ですのでたるみます。頭皮の弾力が失われていくと、緩んだ頭皮が落ちてきて髪の毛の癖が出てきたりする事があります。たるみによって髪の毛の癖が発生するのは、毛穴が重力に負けて変形してしまう事から起こります。頭皮がたるんでこないように、日頃からヘッドスパで頭皮を揉みほぐしておく必要があります。

ストレスが多い現代社会では、筋肉が緊張し体が硬くなってしまう事が多くあります。
体だけでなく頭皮も同じ現象が起こります。緊張状態でいると頭皮の血流が悪くなり頭皮の温度が下がってしまい、細胞のターンオーバーや栄養素の行き渡りを妨げてしまいます。
頭皮の血行が悪くなると栄養を送り届けられなくなるのと同時に、毛穴や血管に残された老廃物を外に排出できなくなります。そのまま放置しておくと、頭皮に炎症を起こしたり毛穴のトラブルの原因になるので、早めの対応が必要です。

ヘッドスパが美容に良い理由①健康で綺麗な髪の毛を生み出せる

髪の毛は清潔で健康であるときに美しい髪の毛を生み出す事ができます。
頭皮を健康な状態に保つ為には、頭皮のターンオーバーを正常に行えるようにしておく必要があります。
頭皮は一定の周期で新しい皮膚に生まれ変わります。内側から徐々に新しい皮膚がサイクルしてきて表面に出てくる仕組みなのですが、ターンオーバーが乱れお肌の表面の皮膚が正常に剥がれないと皮脂として頭皮に溜まったり、薄毛の原因になったりします。

頭皮の活性化を促す為にヘッドスパを行う事は良い影響があります。
ヘッドスパは頭皮を揉んで血行を良くする事で、頭皮を柔らかくして頭皮の温度を上げ、栄養素を十分に血液中に届けてくれるようになります。

ヘッドスパが美容に良い理由②リフトアップ効果がある

ヘッドスパは頭皮をリフトアップさせたい時にも向いています。頭皮が重力に負けて押してくると顔全体の皮膚がたるんできてしまいます。頭皮がたるんでくると毛穴の形が崩れて変形してしまい、これから生えてくる髪の毛が癖っ毛として生えてくる可能性が高いです。
加齢とともにたるむ事はありますが、食生活や生活習慣でたるむ事もあります。頭皮がリフトアップする事で、髪の毛が癖毛として生える事を防ぎ、顔もすっきりと見せる事も可能です。
頭皮がリフトアップする事で得られる効果は正常な髪の毛を生み出すだけではなく、美容全般において効果が期待できます。
顔が老けて見えたり髪の毛が細くなったりする事の原因は元はと言えば頭皮の活力の無さからきています。頭皮がいかに元気に入れるかに重点を置いてケアするようにしましょう。

ヘッドスパが美容に良い理由③リラックス効果がある

ヘッドスパには日常生活で疲れた頭皮を癒す効果があります。頭皮も体の他の部分と同じように凝りやむくみが起こります。頭には筋肉がないようなイメージを持たれる事が多いですが、頭蓋骨の周りには3つの大きな筋肉が付いています。筋肉を緊張状態にしておくとだんだんと緊張が伝わって全ての筋肉が固まっていってしまいます。頭皮が凝る原理には様々な要因が挙げられますが、他の体の一部と同じように脳が感じている心理状況や疲れによって引き出される事があります。
心の疲れが結果的に頭皮の疲れとして現れる事があるので、疲れを溜め込む前にしっかりと早めのケアをする事が大切です。

自宅でできるヘッドスパのやり方

<ポイントごとの注意点>

自宅でできるヘッドスパには、硬くなりやすい部分に焦点を絞り理解してからヘッドスパをすると、より効果的にヘッドスパを行う事ができます。
部位別に紹介していきますので、自分の気になる凝りやたるみの場所を減らしていけるようにしましょう。ポイントを絞ったやり方なので、トリートメントがない時や乾いた状態の時に気軽に行う事も可能です。

●おでこの近くの凝り

おでこが凝りやすい方は、よく考えごとをしたりする方が多いです。
その理由は、考え事をしようとする際に脳の一部である前頭葉を使用する事から、その部分の筋肉が硬くなりやすいと言われています。
頭皮の動きや疲れの弊害は、まずおでこから出てきます。肉厚でトラブルが起きなそうに感じやすいですが、一度起きたトラブルを元通りに直す事は大変です。できるだけ早い段階で凝りが悪化する前にケアをするようにして下さい。

おでこの周りの頭皮をヘッドスパで揉みほぐす際には次のようなヘッドスパをするようにしましょう。

  1. 髪の毛をブラッシングして頭皮を軽くウォーミングアップします。
  2. 髪の毛をオールバックにし、おでこが出るようなスタイルにします。
  3. 全ての指の腹を髪の毛の生え際に置きます。
  4. 頭頂部に向かって小さく円を描きながらくるくると動かします。
  5. 一方方向にだけこの動作を10セット行います。

頭皮を掴むようにして揉みほぐして下さい。

●耳の周りの凝り

眠っている間や意識していないうちに力んでいる事がある場合には、顎から繋がっている耳周りの凝りが気になる場合があります。ストレスや日頃の疲れが影響して口を噛みしめているせいかもしてません。何か我慢している時や同じ姿勢でいたりすると凝りやすくなり、耳の周りが硬くコリコリと凝ってしまい、そのままにしておくと耳の上の方まで凝り固まってしまいます。

耳の周りが凝ってしまう際には次のようなヘッドスパを行うようにして下さい。

  1. 耳の穴の手前のツボをゆっくりと指圧します。
  2. 耳の周りを耳の上を耳に沿って親指でゆっくりとなぞっていきます。

この行程を5回行います。

耳の周りは血管が沢山あるので、少し刺激してあげるだけですぐに血流が良くなります。
このやり方が終わる頃には、顔の周りがポカポカと温かくなっていくのが分かるはずです。

●頭の正中線の凝り

頭の正中線(真ん中の線)が凝る時には、感情に左右された思考回路を使うと疲れやすくなっている事が原因と言われています。
何かヤキモキしている事や悩みがある時には、頭な正中線を押すようにして指圧してみて下さい。
頭がすっきりとして物事が考えやすくなりますよ。

  1. 頭の正中線に両手の指の腹を交互に置くようにします。
  2. 外側から中心に寄せ集めるように小刻みに動かします。
  3. 外側・内側に動かす動作をゆっくりと10回行います。

<上記の行程を踏まえた上で行うヘッドスパの全体の流れ>

①ブラッシング
頭皮をブラッシングするのは、準備段階として頭皮の汚れはブラッシングを行う事で落としておきます。移動したりするだけでも、髪の毛は汚れたりゴミが付いていたりするものです。
この段階であらかじめ汚れを落としておくようにしましょう。
汚れをある程度落としておけば、シャンプーの洗浄力を落とす事なく頭皮や髪の毛を洗う事ができます。

②オイルに頭皮の汚れや老廃物を吸着させる
シャンプーでより効果的に汚れを落とせるように、頭皮の汚れをあらかじめオイルを塗布してオイルに吸着させておきます。シャワーやオイルではなくオイルを使用する理由は、頭皮の毛穴に詰まってしまった汚れを浮き上がらせて汚れを落としやすくする効果があるからです。
普段のシャンプーでは落としきれない汚れまで落とす事ができるので、毎回のシャンプー時にする必要はありませんが、小まめにヘッドスパを行ってその際にオイルを使用するようにしてみて下さい。天然素材の頭皮に使用できるオイルを使用すれば、頭皮の汚れを取る以外にも保湿効果も期待できます。頭皮に使用するオイルは、ホホバオイルがおすすめです。汚れを落とすのにも向いていますし、お肌にも優しいく安心です。

頭皮の汚れを落とす際にオイルを使用したくない場合には、クレンジング効果があるクレンジング剤を使用してみて下さい。名前の通り、クレンジグ用に作られているので、頭皮の汚れも落としながらも頭皮を保湿する効果も期待できる機能的にも優れたものが多く販売されています。

クレンジング剤はジェル状のタイプが多く、洗い流そうとする際もスルッと綺麗に落としやすいように作られています。自分のお肌の状態に合わせて、好ましい方を選んでみて下さい。

③普段通りのシャンプー・トリートメント
普段通りの行程でシャンプーを行います。泡で包み込むように優しく洗うようにしましょう。
トリートメントは頭皮用のものでなければ頭皮に揉み込むと毛穴に詰まって酸化してしまう原因になりますので、頭皮ケア用のトリートメントを使用するようにして下さい。

④ヘッドスパを行う
ヘッドスパはこのタイミングで行います。
頭皮を揉むようにマッサージをしていきますが、上記に記載しているポイント別に効果があるヘッドスパ方法も取り入れてみて下さい。

  • トリートメントがしっかりと馴染んだ状態で、髪の毛を綺麗に梳かして絡まりがないようにします。
  • 髪の毛の生え際を中心に、頭頂部に向かって両手の指の腹をくるくると動かしながらゆっくりと動かします。
  • こめかみに両手の平を当ててゆっくりと力をいれます。
  • 頭皮を動かすように頭皮を揉んで頭皮の汚れが浮きでるように優しくマッサージします。

以上の手順を基本に、耳の上・おでこの近く・正中線の凝りにアプローチするようにやりやすい順番で取り入れてみて下さい。

自分行う時には、手が届きずらかったり力を入れにくい時があるでしょうから、自分のやりやすい方法でできそうな事から始めてみて下さい。

⑤ぬるめのお湯でしっかりと洗い流す
ぬるめのお湯でしっかりと洗い残しのないように流します。
頭皮も髪の毛も少し長めに水圧で強く擦り過ぎないように気をつけながら洗って下さい。

⑥頭皮用エッセンスなどで栄養補給
ヘッドスパをした後には、乾かす前に頭皮の水分補給をする事をおすすめします。
ヘッドスパをした後は頭皮が乾燥しやすくなっています。乾燥をそのままにしておくと、より頭皮を乾燥させてしまう原因になりかねません。
頭皮専用のエッセンスを使用すると、頭皮の血行を良くしたりヘッドスパの効果をより効果的に感じられるようになります。頭皮用のエッセンスは、抜け毛や薄毛にも効果が期待できるので、
頭皮や髪の毛にトラブルをかかえている場合にも活用する事ができます。

まとめ

ヘッドスパは美容室に行けば簡単にしてもらう事ができますが、自分の好きな時にお金をあまりかけずに行うには自分でするのが一番お得です。自分で効果的なヘッドスパを覚えてしまえば、好きな時に自宅で行う事ができます。
お頭の凝りが頭皮環境を悪くし、髪の毛が美しく生まれてくる事を邪魔してしまいます。
日頃からのケアを継続しておけば、頭皮の疲れを緩和して柔らかい状態にしておく事ができるので、是非時間のあるタイミングで積極的に取り入れてみて下さい。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。