普段当たり前のように使用しているそのシャンプーは本当にあなたの髪の毛に合っていますか?ヘアケアといえばトリートメントなどの後ずけの行程が注目されがちですが、髪の毛の本質に訴えかけるものはまずシャンプーだと言っても過言ではありません。シャンプーの段階から髪の毛を綺麗に保てるように、自分のシャンプーの選び方が正しいか見直しみて下さい。

シャンプーの基礎知識

毎日何気なく使用しているそのシャンプー!本当にあなたに合っていますか?
今のシャンプーが一番ピッタリという方も、なんだかしっくりこなくて迷っているという方は是非この記事を参考にして自分に本当にあったシャンプーを選ぶようにしてみて下さい。

なぜシャンプーは必要なのか?

シャンプーの本来の役目は頭皮の汚れを落とす事です。これが十分に行われていないと、頭皮の環境を悪化させこれから生えくる髪の毛の健康状態にも影響が出てきます。
今生えている髪の毛は後々生え替っていくものなので、これから生えてくる髪の毛に対しても良い効果が期待できるようなシャンプー選びをする事が大切です。

シャンプーには沢山の種類があるので、自分がこれから髪の毛をどのように育てていきたいかを考慮した上で、肌質や髪質にあったシャンプーを選ぶようにしましょう。

シャンプーを使わないとどうなるの?

頭皮に汚れが残った状態で過ごしていると、油分が髪の毛に伝わってきて細かい束のようになってしまいます。一日中家にいるから関係ないという方以外は、清潔感のある身だしなみに気を配った格好を求められるものですよね。

頭皮の毛穴が皮脂などで詰まると雑菌が繁殖したり、油分が酸化して嫌な臭いを発する原因にも繋がります。頭皮は鼻のより高い位置にあるので、臭いが目立つようになっても本人はなかなか気がつきにくいので日頃から周りの方々に不快感を与えないようにケアしておく必要があります。

シャンプーは朝と夜どちらにする方が良い?

シャンプーは夜に行うのがおすすめです。
髪の毛を洗うと頭皮の油分も洗い流してしまう場合がありますが、必要な分の皮脂は時間が経てばうっすらと頭皮を皮膜のように薄く分泌されます。
外気にさらされたりするのは日中の方が多いので、それまでに頭皮に必要な分の皮脂が行き渡らせる事ができる夜が頭皮の健康の為に最も良いタイミングです。

さっぱりとした不快感のない状態で睡眠が取れると、髪の毛の成長にも良い影響があります。

シャンプーは毎日するもの?

シャンプーは絶対に毎日行わなければいけないものではありません。清潔感を大切にする日本人ならではの悩みではありますが、刺激や洗浄力を考慮してシャンプーを選んでおけば、毎日シャンプーしても問題ありません。

世界中でシャンプーを毎日行っている国はとても少ないようですが、だからと言ってすぐに文化を捨てて帰る事ができるかと言えばそうとは限りませんよね。

日本にいれば、毎日お風呂入って髪の毛を洗うという動作が当たり前になっているので、髪の毛を洗っていないと自信を持って発言できるような環境ではありません。

日本人などのアジア人はそこまで皮脂の分泌量が多くないのですが、すっきりと洗い流す事が小さい頃からの習慣で、やめれば自分自身も不快に感じる時もあるくらいです。

できるだけお肌に刺激の少ない優しい洗い心地のシャンプーを使用して、爽やかな毎日を送れるような工夫をしてみるととても安心です。

シャンプーの役割

シャンプーは頭皮の汚れを落とす為だけではなく髪の毛に潤いを与えたりする効果もあります。皮脂汚れの多い方や髪の毛にスタイリング剤を沢山つける習慣のある方はさらに配慮が必要です。シャンプーが本来持っている役割を基礎知識として解説していきますので、ヘアケアの前提知識として活用してみて下さい。

頭皮から出る皮脂汚れを落とす

シャンプーは頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れや表面に付着した汚れなどをすっきりと洗い流す効果があります。

頭皮の血行促進

頭皮は動かさないままでいると血行が悪くなり、髪の毛の発育が悪くなる場合があります。シャンプーをする事で、適度な力で頭皮を刺激できるのでマッサージ効果として頭皮の緊張状態を和らげる効果が期待できます。
シャンプーをする時には髪の毛と同じくらい頭皮を揉み解しながら洗う事に時間を割いてあげるようにしてみて下さい。

髪の毛の表面に付いた汚れを洗い流す

髪の毛の表面には頭皮から浸透してきた油分や外に出ていた時に付着した汚れが沢山付いています。自分では気がつかないうちについている事が多いので、お風呂に入る際にしっかりと洗い流しておくコ事が大切です。

洗うだけでなく髪の毛に栄養を与えてくれるようなシャンプーを使用すれば、髪の毛をごわつかせずにケアする事ができます。

シャンプーの種類

シャンプーは一言では説明できない程の種類が存在します。それぞれにメリットとデメリットがある事が多いので、きちんと理解した上で頭皮と髪の毛に良いものを選んでみて下さい。

高級アルコール系シャンプー

シャンプーを成分別に大きく分けたうちの一つ目は高級アルコール系シャンプーです。
この高級アルコール系のシャンプーは市場で一番出回っていると言って良い程沢山量産され販売されています。
成分名で表記すると、ラウリル硫酸ナトリウムとラウレス硫酸ナトリウムという成分が主成分で、作られる過程から合成のものと天然のものとに分類されています。

合成でも天然でも頭皮に与える影響はあまり変わらないと言われていて、合成の高級アルコール系シャンプーは石油由来の成分から作られている為、泡立ちが良いのが特長です。

泡立ちが一番の優先順位ならばとにかく、頭皮の油分を落としすぎてしまい、タンパク変性を起こす危険がある成分が含まれている場合もあり、一番におすすめするとはなかなか言う事のできない代物です。
高級アルコール系シャンプーの良い点は、とても安くどこでも手に入るという事です。
量販されているシャンプーなので、スーパーなどの身近な店舗で購入できます。
本当に安くて良いものがある場合も考えられますが、安い代わりの代償があるという可能性もしっかりと把握してから購入するようにしましょう。

石鹸シャンプー

シャンプーを成分別に大きく分けたうちの二つ目は石鹸シャンプーです。
石鹸シャンプーは昔から使用されてきた歴史のあるものではありますが、科学技術の進歩により使われる事も減ってきました。
アルカリ性なのでお肌に優しいいかと言えば優しいのですが、洗浄力が強いので洗い上がりの髪の毛がごわつきやすいのが特長です。しっかりと洗い流さないと頭皮の毛穴や髪の毛に詰まる可能性もありますので注意が必要です。

アミノ酸系シャンプー

シャンプーを成分別に大きく分けたうちの三つ目がアミノ酸系シャンプーです。
アミノ酸系シャンプーはヤシ油に含まれるココイルグルタミン酸を原料として使用しているものが多く、化学物質と合成してある合成アミノ酸系シャンプーと天然成分のみを使用した天然アミノ酸系シャンプーがあります。

頭皮を優しく洗い上げてくれるのは天然アミノ酸系のシャンプーですので、アレルギーなどの問題を抱えている方は是非天然アミノ酸系のシャンプーを試してみるようにして下さい。

アミノ酸は頭皮を優しく洗い上げるだけでなく、髪の毛に浸透して補修してくれる効果もあります。価格が少し高いものが多く店舗で販売されているものが少ない事も考えるとネットで探してみるのも得策と言えます。

メンズ用シャンプー 

メンズ用とされているシャンプーは、男性が喜ぶであろう機能を備えているシャンプーの事を主に言います。ですので、女性は使用できないというわけではありません。
男性の頭皮は女性よりも日皮脂が分泌されやすく、洗浄力が不足したシャンプーを使用し続けるとフケが大量に発生してしまう原因になります。
お肌に優しいと言われているシャンプーを選んだ事が返って仇になる事もありますので、自分の頭皮の状況を把握した上でシャンプーを選ぶ必要があります。

また、男性の悩みの種でもある薄毛対策もできるように成分が配合されている事が多いので、様々な男性の頭皮に関する悩みを総合的にケアできるシャンプーとも言えます。

香り付けも女性用のシャンプーによく見られる甘い香りではなく、男性が好むような爽やかな香料を選んであるのも魅力の一つです。

オーガニックシャンプー

オーガニックシャンプーとは、最近よく聞くシャンプーの分類名ですよね。
オーガニックとは科学的な成分を使用しないでナチュラルな素材を使用しているものをいいますが、オーガニックシャンプーという名前をつけて販売されているシャンプーの中には完全にオーガニックではないものもありますので注意が必要です。
ノンシリコンシャンプーなどがその際たる例で、よくよく見ると全然ノンシリコンではないものもあります。

オーガニックだから誰の肌質に合うという確証もないので、稀に肌荒れする事もあるものです。体に元から含まれていないもので洗うわけですから、完全に安全という事はありえませんし、シリコンや化学物質を多少含んでいた方が髪質に合うという方もいます。

決め付けで選ぶのは良くないので、自分が今まで選んできたシャンプーなどの歴史を参考に向いているものを見つけるようにしましょう。

白髪を染めるシャンプー

白髪はカラーリングで染めるものだと認識されている事が多いですが、シャンプーを継続的に使用する事で徐々に白髪を染めていく発想のシャンプーもあります。カラーリングを行うとお肌が荒れてしまう方は、カラー剤の中に配合されているアルカリ剤や染料に反応して炎症を起こしてしまっている場合が多いので、カラーリングでの染色を避けたいものですよね。
そんな時には毎日にシャンプーに白髪染め効果のあるものを使用してみて下さい。
徐々に染める事が前提で作られているので、1日にしてしっかりと染まる事はありませんが、カラーリングができなくて諦めていた方は是非試してみて下さい。

薬用シャンプー

薬用と表示されているシャンプーを薬局やドラックストアで一度は目にしたことがあると思いますが、本来どのような方の為に作られたシャンプーなのでしょうか。

薬用シャンプーとは?

薬用と言う言葉自体には定義がありませんが、薬品などを取り扱う薬事法という管轄の中で取り決めがなされていて、医薬部外品と言う扱いと同等です。
シャンプーで使用されている薬用という意味は、薬のような効果が期待できるが薬として決められている成分は配合されていないものをいいます。
もちろん、シャンプーに薬が配合されているのならば、医師の処方箋が必要になりますから、ドラックストアで販売されているシャンプーはそこまで効果が確実とは言えません。
逆に考えれば、誰が使用してもある程度安全性が確保されているシャンプーとも言えます。
薬用と記載されている本当の理由は、法律的な用語が分からない一般の人が一目で効果がありそうだと判断できるように、企業側が目安として使っているに過ぎません。
薬用と記載されていても、効き目や実感する効果には個人差がありますので、絶対的な効果が得られるわけではないという点を押さえておいて下さい。

薬用シャンプーにはどんなものがあるのか?

・フケ予防ができる薬用シャンプー
頭皮の環境を整えておかないとフケが発生してしまう可能性がある頭皮にとって、未然にケアしておく事はとても大切です。フケの発生を予防できる薬用シャンプーを使用すると、頭皮の炎症やフケによるかゆみやフケの増加を防ぐ事ができます。頭皮にフケが発生する際には乾燥して起こるのか油分が多すぎてできるのかの違いがありますが、個々にケアが出来たり、どちらにも対応したシャンプーが販売されています。

・育毛効果が期待できる薬用シャンプー
薄毛が気になる方がこぞって探すのは育毛効果が期待できる薬用シャンプーですよね。
薄毛の原因が頭皮環境に問題があるのならば、シャンプーを育毛効果が期待できるものに変えていくのも得策です。育毛効果が期待できる薬用シャンプーは、頭皮の環境を整えるだけではなくこれから生えてくる髪の毛を健康に生やす事ができるように、頭皮の血行促進を促してくれる効果があるものが多いのも特徴です。

・肌荒れ防止に役立つお肌に優しい薬用シャンプー
薬用シャンプーの中には、抗菌作用のあるシャンプーも数多く販売されています。抗菌と一言で言うと頭皮に対して刺激が強そうに感じますが、デリケートな頭皮にも使用できるように頭皮に近い素材を使用して優しいタッチで洗い上げる事ができる製品もあります。

単純に殺菌・抗菌効果が抜群!と謳われているものの中には刺激が強いものもありますので注意が必要です。そのようなシャンプーは頭皮に皮脂汚れの溜まりやすい方に向けて作られて製品である場合が多く見られます。

まとめ

髪の毛に合ったシャンプーを選ぶと本当にすぐに違いが分かるものです。
自分では選びきれないと諦めずに普段の頭皮や髪の毛の状態から、ぴったりのものを探してみて下さい。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。