ハリのあるおでこは若々しさを感じ、美しさの象徴でもありますよね。ですが、年々気が付かないうちに深くなってしまった眉間のしわに躊躇してしまって、おでこを出すことを諦めていませんか?
何もしないでいると年齢が進むにつれ、しわはどんどん深くなりますが、早めの意識とケアで眉間のしわは軽減できます。そのためには自分の今の状態を知っておくことも大切です。ピンとしたしわの無い眉間をキープできるようケアの仕方も学んでいきましょう。

自分の眉間のしわ状態を知ろう

 顔のパーツの中でもなかなか人と比べることがしにくいのが眉間です。実際に自分の眉間のしわがどの時期からできたものなのか、一般的に深いのか浅いのか、年齢的に進んでいるのかどうかなど、なかなか把握できていない部分でもありますし、長年にかけて眉間のしわと向き合ってこなかった場合もあるでしょう。
 眉間のしわをとるには自分の今の状態を知っておくことが非常に大切です。この機会に鏡を見ながらチェックしていきましょう。

見た目の印象を確認(自分の顔を上下左右、合わせ鏡でチェック)

 自分が相手からどんな風に見られているのか、見た目の印象はとても大切ですよね。「明るい性格なので明るく見られている」と自分では思っていても、ちょっとしたことで起こる表情の変化に自分は気が付いていなくても見ている相手の目にはしっかりと映っていたりするものです。
 しっかりといろんな角度から自分を見ることで実際に相手からどう見えているのか、鏡を見て印象の確認をしていきましょう。

1.鏡の前で目を閉じゆっくりと深呼吸をする。出来るだけリラックスした状態で行ってください。そして体の力を抜いたまま目を開けてください。

今、鏡に映っている自分があなたの「素」の状態の表情です。いかがでしょうか?自分が思っている「素」の表情より暗い、怖い印象だったりしませんか?実際にパソコンやスマートフォンを操作しているときや作業に没頭しているなどは表情の持ち上がりがなく、目元もぼんやりしていることが多いのです。

2.次にもう一つ鏡を用意し上下、左右に置きながらそれぞれの自分を鏡で見てみましょう。

 いつのまにか首に近い場所にしみが出来ていた、右の方が頬のたるみ具合が気になる、瞼の周りがくすんできている、など、普段正面からの鏡では気が付いていなかったアラがきっと見つかったと思います。
 自分が普段鏡で見ている目線で常に相手が見てくれているわけではありませんよね。横からだったり後ろからだったり、自分より背が高い人低い人もいます。このように、いろんな角度から「今」の自分をしっかり見ておくことは怠らずに、定期的に続けていくことが大事です。

眉間のしわ状態を確認

 先ほど実施した「素」の状態で眉間を確認してみてください。この時点で眉間に縦じわを見つけたらしわの状態が進行しているサインです。次に目をぐっと見開いたり、逆に細めたり、眉も意識的に動かしてください。先ほどの「素」の状態であらわれなかった縦じわもあらゆる角度でみると浮き上がってくるでしょう。
 今はわざと目周りを動かして確認しましたが、1日の間に今のような目や眉の動きは無意識で無数に繰り替えされているものです。自分が知らない間にクセになっている目や眉の移動が眉間のしわを引き起こしていることもありますし、いつのまにか根深く素の状態でもくっきり・・・なんてことの無いように眉間と向き合っていきましょう。

●乾燥度合いは
 しわのことばかり気にして、見落としがちなのが眉間の肌の状態です。皮脂の多いおでこと繋がっている部分なので乾燥知らず・・・と思いきや、実は目周りの皮膚のように薄くデリケートなのが眉間の皮膚です。眉間のお肌の水分量が低下してしまうと、目周り同様に小じわが進行してしわが濃くなっていきます。
眉間の乾燥具合を知るなら夜の洗顔後、スキンケアをしてしばらくたった状態や、夕方の化粧崩れ状態を見てください。目周りや頬周りのような小じわが目立ったり皮脂の浮きがなければ少し乾燥しているサインです。
紫外線を浴びやすいパーツでもありますし、日頃スキンケアを怠りがちな場所でもあるのでこれからは入念にケアしていくようにしてください。

●たるみ具合は?
 横から鏡を見てみてください。眉を支える筋肉の高さに比べ眉間の高さが低いなと感じませんか?これが眉間のたるみです。また、眉から目全体を見たときに以前に比べ全体的に下がっていたり、瞼に重みを感じたら頭皮やおでこのたるみを支えきれなくなった眉の筋肉が下がり、眉間のたるみを引き起こしているサインなのです。
 加齢にともないこういったたるみが進行するのは自然なことですが、眉間のしわの原因の一つでもありますので、放っておくのではなく向き合うことが大切です。日常的なケアと意識でたるみ改善も目指していきましょう。

眉間のしわにつながる6つの肌チェック
(顔の輪郭、枕やシーツの跡、毛穴の開き、睡眠の質、疲労度、実年齢以上に見られる)

眉間のしわを作っているのは表情や加齢だけではありません。6つの視点から眉間のしわを増やしている生活習慣になっていないかをあなたもチェックしてみてください。

1.顔の輪郭
鏡で自分の顔を見たとき、輪郭は左右対称でしょうか?噛み癖や骨盤の歪み、普段の立ち方や足を組むくせは顔の輪郭を非対称にしていることもあります。輪郭のバランスが悪いと、表情筋のバランスにも影響するのでしわを引き起こしやすくなります。

2.枕やシーツの跡
起きてすぐの自分の顔見たときに枕やシーツの跡が顔についていた、なんてことはありませんか?頬の高い部分など顔の上半分についている場合・・・これ実は、皮膚の表面が老化したるみを引き起こしているというサインなのです。

3.毛穴の開き
毛穴の開きは加齢による肌悩みの一つですよね。これ、実は血行不良が大きく関わっていて、ビタミン・コラーゲンが失われハリがなくなったことにも関係しているのです。毛穴が開きだしたらしわも進んでいるということを忘れてはいけません。

4.睡眠の質
寝ているときの自分の顔は見ることが出来ませんが、女性の6割が「眉間にしわを寄せて寝ている」ともいわれているのをご存知でしたか?脳が興奮したままだったりストレスを感じて睡眠をとると眉間やおでこにしわを作りながら眠ってしまうことになります。寝る1時間前はリラックスした状態を保てるよう、テレビやスマホの画面を見るのをやめたりストレッチやヨガなどで体をゆったりさせるといいでしょう。

5.疲労度
 怒っていない、不機嫌でないという場合でも表情で眉間にしわをよせている場合があります。それは疲労です。日常のストレスや体の疲れで下をむいていたり目が疲れると眉間のしわを引き起こしてしまうので、ストレスや疲れを解放させることは美容にもとても大切です。

6.実年齢以上に見られる
肌のつやが失われている・下がった口角やほうれい線・疲れ顔など、老けて見えるポイントは出来るだけカバーしたいですよね。こうしたアンチエイジング予防はどのパーツでも乾燥や表情、血流や紫外線ケアが大事になり、それは眉間のしわにも言えることです。怠らずに日々のケアを行ってください。

眉間のしわ取りに役立つ肌の知識

 眉間は皮脂が少なく、皮膚自体も薄くデリケートなパーツです。刺激を受けやすいので紫外線や乾燥がしわの元となりやすい肌質でもあります。
 皮脂の少なさが水分不足になりやすいにも関わらずお手入れをおろそかにしがちなのですが、目周り同様にしっかりケアしてあげる必要があります。

肌表面と内側のダブルアプローチ

 同じように見える肌でも表面と内側では働きが違うため、それぞれの角度で知ることが大切です。

●角質層の役割
角質層は肌表面を覆うバリア機能を行う部分です。外部からブロックするだけでなく、内部から外へ成分がでることも防いでいます。これは肌がもつ水分にもいえることなので、一定の水分量を保ち、肌を保護する意味でも角質層の役割は非常に大切なものなのです。

●真皮層の役割
肌の弾力をつかさどるのにとても大切なのが真皮層のコラーゲンです。肌の弾力を保ったり毛細血管に酸素や栄養を届ける役割もあるので美肌を育むのに重要な部分です。

眉間のしわ取りお手入れ①準備編

 それでは実際に眉間のしわを取るためのケア方法をお教えします。まず、実践する前に準備から行ってください。

自分が目指す理想の眉間をしっかりイメージ

 今ある眉間のしわを少しでも薄くしたい、ふっくらハリ感のある眉間にしたいなど、じぶんがなりたいと思う眉間はイメージできていますか?やみくもにケアするのではなく、理想の眉間を目指し、ケアすることはしわとりのケアを続けるモチベーションにもなりますのでしっかりと自分が目指す眉間をイメージしてください。

眉間と顔全体を写真で保存

 眉間のしわの進行になかなか気が付かなかったように、しわが薄くなってきたことにも気が付かないのではケアのやり甲斐がありません。眉間のしわを取るということはスキンケア同様に毎日の積み重ね、地道な努力です。変化に気づくことは自分を知るということなので非常に大事です。顔全体のたるみにも変化が出ますので、全体も写真に撮り、こまめにチェックするようにしましょう。

眉間のしわ取りポイント②実践編

肌表面ケア

 眉間のアンチエイジングには肌同様に入念なスキンケアが重要です。顔全体に化粧水やクリームを塗っていても見落としがちなのが眉間の部分。目元の小じわケアと同様に美容液やクリームでパーツケアを行ってください。
そして見落としがちなのが顔の皮膚とつながっている頭皮です。頭皮がたるむとおでこ、眉間、目元のたるみの原因になりますので、頭皮のたるみ予防のためにも入浴前に頭皮全体を動かすようなイメージで指の腹を使いぐるぐる回すようにマッサージしてください。自分が気持ちいいと思える強さでリラックスして行いましょう

徹底保湿!化粧水はしっとり!乳液よりクリームを選択(クリームのよさ)

 しわを取るために外側からアプローチするにはやはり保湿が最も有効です。化粧水はしっとり保湿成分が高いものにし、素手ではなくコットンでじっくりしみこませましょう。
 その後目元用の美容液もプラスできれば尚良いです。
 また、スキンケアの最後に乳液を普段利用しているなら、クリームに変更することをおすすめします。クリームの方が、テクスチャーがこっくりとしており、細かいしわにも入り込んでくれるように浸透するからです。下から上へ、下から上へとしわをなくすイメージで塗り込みましょう。

肌内部のケア(コラーゲン対策)

 加齢にともない肌内部にあるコラーゲンは年々減少していくものです。ハリ不足やツヤを失わないためにも、外側だけでなく内側対策も重要なのです。
 また、コラーゲン対策にはビタミンCと食物繊維のバランスがとれた食事も大切ですので、普段の食事に野菜や果物をとっているかも見直してみてくださいね。

眉間及びおでこの筋肉をトレーニング

眉周りには体同様にたくさんの細かい筋肉があり、たるみ予防のためにも眉やおでこの筋肉をしっかりトレーニングすることが大切ですので方法をご紹介します。
まず、左右の眉にそれぞれ指を数本置き、眉間にしわを作らないように目を見開き5秒キープします。そして目の力を抜いて5秒、目を見開き5秒・・・これを5セット繰り返します。
ポイントは眉に置いた指は外側に広げるようなイメージで眉間にしわを寄せないことです。おでこの動きも同時に意識し、ほぐすように行いましょう。

若返りが期待できるビタミンEを取ろう!

 しわを取り除くには「自分は若い!」と肌が認識することがとても重要なのです。そんな肌が喜ぶ若返りにとっておきなのが“ビタミンE”です。
 ビタミンEには老化の原因ともいわれている活性酸素の除去や血液の流れを良くしサラサラにしてくれる効果、更年期障害の予防など、加齢にともない増えてくる悩みにアプローチしてくれる作用があり、アンチエイジングにとても効果的です。
 アーモンドやかぼちゃ、アボカド、モロヘイヤなどが代表的なビタミンE食材なので、ぜひ今日の食事から取り入れてみてください。

定期的に眉間の状態をチェックすることを忘れずに

 意識しないと見落としがちな部分、それが眉間です。前髪で隠れていたり、日々の変化がわかりにくい部分でもありますが、しっかり眉間をチェックし、比べる時間・ケアしてあげる時間を定期的に作ってあげることが若々しいハリのある眉間をずっとキープしていくのにとても重要です。

まとめ

 一度できてしまったしわも改善しやすいのが眉間です。肌表面からはもちろん、内側も意識しながら日々ケアすることがハリつやのあるピンとした眉間をつくる近道となります。美しい眉間を維持し、ずっと若々しい印象でいましょう。

ライタープロフィール
加恵

10年のアパレル勤務を経て美容ライターに。年齢や体の変化と上手に付き合えるヘルシーな美容法を発信していきます。コスメを手作りすること、香りコスメを集めることが大好き。日常に取り入れやすいシンプルケアにトレンドを取り入れながら日々、美を追求し続けています。