紫外線や乾燥が気になる季節、何気なくヘアオイルをヘアケアに取り入れてはいませんか?ヘアオイルを使用する際には、使い方や効果などを詳しく知っておく事で、より効果的に使用できるようになります。髪の毛を労わる為に行っている事とは知っていても、本当に自分の髪の毛に合っている使い方なのかが分かっていないと、へアオイル本来の良さを最大限い引き出す事ができません。

ヘアオイルとは?

ヘアオイルは髪の毛の表面をコーティングし、髪の毛の内部の水分や栄養分が蒸発するのを防いでくれるヘアケアアイテムの一つです。
使い方もそれほど難しくありませんが、あまり使い慣れていないと量を付けすぎてしまったりして、思ったような効果が得られない事もあります。

使い方がきちんと合っていれば、髪の毛を外部刺激から保護したり、今以上に髪の毛が傷むのを防いだりする事ができます。
ここでは、ヘアケアにオイルを用いる際に工夫すべき方法や、オイルがヘアケアにおいてどのような役割を果たしてくれているのかについて解説していきます。

ヘアオイルを使う事で得られる効果

ヘアオイルはきちんと効果と使い方を理解して使用する事で、より効果的に使用する事ができます。
髪が傷んで感じる時や潤いが足りないといった時に使用すれば、潤いを補給し髪の毛をサラサラにし投げてくれます。紫外線や外部からの刺激から髪の毛を守ってくれる優秀なアイテムなので、是非取り入れてみて下さい。

熱から髪の毛を守る

髪の毛は常に紫外線の刺激を受けてきます。部屋の中にいる時にでも窓から差し込む紫外線に無意識のうちに当たってしまっている事があります。知らない間に頭が暖かくなっていた!何て事がよくある方は、無意識のうちに紫外線を髪の毛に浴びている可能性が高くです。

また熱を使うものという点で他に考えられるものには、ドライヤーの温風などがあります。髪を乾かさないでいる方が良くないとされているので乾かさない訳にはいきませんが、できるだけ熱による影響を受けないように髪の毛を守る必要があります。

ヘアオイルを使用すると、表面を膜のようにコーティングし保護してくれるので熱による影響を受けづらくなります。熱を髪の毛に当て続けると、髪の毛の中に含まれるたんぱく質の質が変わり、硬くなったりボロボロになってしまいます。

ドライヤーは多くの方が毎日使う道具ですので、日頃から熱に対して対策を講じておかないと、気付いた時には髪の毛はすでにボロボロになってしまっている恐れがあります。

髪の毛を乾かす前にはヘアオイルを付ける事を習慣化すると、日頃からあまり手を加えずともヘアケアをする事が可能になります。

紫外線による影響も受けづらくなりますし、ヘアオイルの中には紫外線カット効果のあるものも販売されていますので、必要に応じて探すようにしてみて下さい。

ブラッシングなどの摩擦から髪の毛を守る

髪の毛を綺麗に梳かしたりヘッドスパをする前にブラッシングをしますよね。

そのブラッシングが髪の毛の表面にあるキューティクルを摩擦で剥がす原因なってしまっている事があります。ブラッシング自体ヘアケアには欠かせない要素でもありますので、ブラッシングの行程を省かずにできるだけ髪の毛に負担ないように行うには髪の毛を保護してくれるものが必要になります。

ヘアオイルをブラッシングする前に使用すると、髪の毛の表面を擦るような動作をしても抵抗が軽減され髪の毛にダメージを与えづらくする事ができます。

ブラッシングは乾いた状態の髪の毛で行うので、乾いた髪の毛は濡れている状態よりも丈夫ですが摩擦が起きやすくなっています。髪の毛の表面を保護してからブラッシングを行うようにしましょう。

乾燥から髪の毛を守る

髪の毛は常に空気に触れているので、乾燥や湿気から影響を受けやすいです。

また、湿気が加わったり乾燥したりを繰り返していると髪の毛がダメージを受けやすくなるで、髪の毛の形状ができるだけ変化しないようにしておくと髪の毛がダメージを受けにくくする事ができます。髪の毛は自分自身で髪の毛を守る事が出来ないので、あらかじめ保護しておく必要があります。

大まかに言っても、紫外線やドライヤーの熱風など外にいなくても乾燥したり髪の毛の形状が変化しやすいので、ヘアオイルを使用してしっかりとケアするようにしましょう。

ヘアオイルの正しいつけ方と良くある間違い

ヘアオイルは取り敢えず付けると言うやり方では、乾燥や外部刺激から髪の毛を十分に守る事ができません。ヘアオイルを髪の毛に付ける時には、正しい量と使い方を心がけるようにしましょう。

  1. 髪の毛を綺麗に梳かして、これから付けるオイルが均等に広がるように整えていきます。
  2. 髪の毛に均等に付けられるように一度に手に取る量は少なめに取る。
  3. 髪の毛の中間から毛先にかけて浸透させるように手で押さえ込みながら付ける。
  4. 最後にパサついて感じるところに重ね付けしていき、頭皮ケア目的のオイルでない場合には頭皮には付けないようにします。

最終的に付ける合計の適量は、商品に記載されているおすすめの使用量を目安にするようにして下さい。

よくある間違いの一つに多くつければ付けるほど髪の毛に良いと言う勘違いがあります。

髪の毛の量が多い方でしたら結果的に適量で程よい馴染み加減になるでしょうが、髪の毛の量がそこまで多くなかったり短い方が沢山の量のヘアオイルを付けてしまうと、髪の毛がべたついて空気中の汚れを吸着しやすくしてしまったり、ドライヤーで乾かす際に乾きづらくなってしまう原因になります。

何事でも程々が良いとはよく言いますが、ヘアオイルを使用する際には使用量と付けるべき場所にヘアオイルが行き届いているかを注意して付けるようにしてみて下さい。

ヘアオイルをより髪の毛の浸透させる方法

ヘアオイルを髪の毛に浸透させる方法は主に2つあります。

1つ目は、髪の毛が濡れている状態の時に、オイルを付けた後ホットタオルなどで温める方法です。いつものトリートメントにひと工夫するだけの簡単な方法なので、今日からすぐにでも試す事ができますよね。

2つ目は、ドライヤーの熱によって髪の毛の表面や内部にヘアオイルを浸透させる方法です。本来ドライヤーの熱から守るために使用されるヘアオイルが多いですが、ヘアオイルの中には熱の力を利用して髪の毛を潤したり栄養補給する事ができるものがあります。

中でも商品に「ヒートプロテクト」と記載されているものは、髪の毛を乾燥や熱から守りながら栄養を浸透させて髪の毛をしっとりと潤してくれます。髪の毛の熱対策と乾燥対策を同時に行う事ができるので、とても効率的で時短に繋がります。

ドライヤーの熱の影響で髪の毛が乾燥しやすい方や、髪の毛の量が多くて乾かすのに時間がかかる方には特におすすめです。

最近では市販されている洗い流さないトリートメントの多くが、工夫を凝らした髪の毛に良いものを使用しているので、是非ヘアオイルを選ぶ際の参考にしてみて下さい。

自宅でできる贅沢ヘアエステのやり方

自宅でも一手間加えるだけで簡単にヘアエステを行う事ができます。

ここでおすすめしていくのは、いつものヘアオイルを活用するタイミングに合わせて少し変えていくだけで効果をより実感しやすくなる方法です。

毎日続けて行う事でよりしっとりと艶感のある髪の毛に仕上げる事ができるので、是非挑戦してみて下さい。

トリートメントに混ぜる

シャンプーをした後に、いつものトリートメントにヘアオイルを混ぜるだけで行う事ができる方法です。簡単ですが、トリートメントにオイル成分が含まれていない場合にはよりしっとりとした触感を実感できるようになります。

ヘアオイルをトリートメントに混ぜて使う際には、ヘアオイルがトリートメントの量の半分以下になるように注意して使うようにしましょう。

トリートメント本来の効果が生かす事が出来なくなってしまう恐れがあるので注意が必要ですが、トリートメントを行うタイミングで混ぜておくとお湯で膨潤した髪の毛に浸透しやすくなるメリットもあります。

ヘアオイルを乾かす前に使用しても乾燥が気になる方は、トリートメントと混ぜて使用する方法も試してみて下さい。

髪の毛を乾かす前に使用する

髪の毛を乾かす前に使用する際には、ヘアオイルを髪の毛に均等に満遍なく付ける事を心がけるようにしましょう。髪の毛はもともと生えるタイミングが3周期に分かれていて、一本一本の髪の毛の育ち具合や太さなどに差があります。それ自体は変えようのない事ですし、一本一本の髪の毛を選んでオイルの量を調整しながら付ける事は難しいですが、すべての髪の毛にムラなく付くように意識して付けておけば、どの髪の毛もある程度は基準を下げずに守る事ができます。

髪の毛を乾かす際には熱の影響を受けやすいので、この時点でしっかりと髪の毛の表面を守っておく事が大切です。表面をコーティングして守れないと、トリートメントなどでせっかく入れ込んだ髪の毛内部の栄養素や水分などが逃げ出してしまいます。

結果的に美しい髪の毛づくりに繋がりますので、日頃から面倒がらずに継続してオイルを付けるようにしてみて下さい。

スタイリング前の仕込みとして使用する

乾かす前に使用する事の多いヘアオイルですが、自分で十分だと思っている使用量が本当に髪の毛に必要な量より少ない場合には、乾かすうちに蒸発したりして返って乾燥して感じてしまう事があります。これからスタイリングするというタイミングの時には、敢えて1プッシュ多めにつけておき、ドライヤーで乾かした後に使用するヘアアイロンなどの熱からも保護するという方法をとる事も考えておくようにすると手間が省けて時短に繋がります。一度に沢山付ける事に抵抗を感じる方は、少しずつ安心して使用できる量を確かめながら使用してみて下さい。

しっとりとさせる方がツヤが出て綺麗に仕上がるスタイリングなら、量を多めに付けた方が上手く仕上がる事が多いです。この時もオイルを付ける際には均等に付ける事を意識して全体的に程よいしっとり感が出るようにしてみて下さい。

ヘアオイルは髪の毛の状態によって使い分ける!

ヘアオイルは髪の毛の状態によって使い方や付ける量を変える必要があります。
髪の毛がいつも同じ状態とは限らないので、手で触ってみた時の感触で変化を感じればその状態に合ったヘアケアにシフトするようにしましょう。

髪の毛が濡れている時に使用する場合には、オイル自体に記載されている適量を参考にし、全体に満遍なく行き渡るようにつけます。
髪の毛が乾いている状態で付ける際には、気持ち少なめに表面を薄くコーティングするような感覚で薄めに付けていきます。ここでの目安の使用量は1プッシュ弱です。

髪の毛が乾燥していると感じる際には、髪の毛の毛先から中間に均等に付けた後表面のパサつきが気になる部分にだけ後づけしましょう。乾いている状態の髪の毛は、付き方にムラが出やすいので、この段階で大量に付けるのは避けるようにしておいて下さい。
もしも足りないといつも感じるようであれば、濡れている段階から1プッシュ多く付けるようにするなどの工夫が必要です。

まとめ

ヘアケアで大切なのはいかに保湿しそれを逃がさないかという事です。ヘアオイルは上手に使えば髪の毛をサラサラにもしっとりにもしてくれるアイテムなので、正しい知識を頭に入れてから毎日継続して使用してみて下さい。効果を実感できてからやそれ以降も、髪の毛に愛情を持って接してみると髪の毛の小さな変化にも気がつくようになるのでおすすめです。

ライタープロフィール
MAYU

国際文化理容美容専門学校を卒業後、都内サロン2店舗を経て独立。
現在は、都内にてヘア・メイクアップアーティスト・着付師として活動。美容歴9年。
誰かの為になるちょっと嬉しい情報を丁寧な切り口で発信していけたら・・という想いで執筆しています。