おでこを見せられるということは若々しさの証拠、しかしできてしまった眉間のしわをあきらめてしまい自信がもてなくなってしまっていたりしませんか?年齢と共に深くなり悩みのタネになりがちですが、眉の筋肉や乾燥が原因になっていることもあるのです。改善には早めのアプローチが大切なので一緒に学んでいきましょう。

眉間のしわと眉の深い関係

その名の通り、眉間は左右の眉の間にあります。その眉間にしわができるのには一番そばにあるパーツである眉が大きく関わっているんです。
 見た目にも年齢があらわれる部分ですが意外と知られていない眉間について、特徴や筋肉の動きから探っていきましょう。

眉間の特徴

 鼻やおでこと繋がっていて、顔の皮膚と一体化している眉間ですが、頬のように自分で動かせる部分でもあります。実際に眉間を動かそうとしてみるとどうでしょう?眉もしっかり動いているのです。
 つまり、逆に言うと普段表情を出すときに自然動く、あるいは動かしている眉に合わせて眉間もしっかり動いているのです。それが同じような動きだったり動き方にクセがあったり、日々繰り返しているとどうでしょう。毎日の積み重ねになり、気が付いたころには眉間のしわを一体化させてしまうことになりかねません。

眉の筋肉(しゅう眉筋)について認識を!

 表情の変化で無意識に動かしている眉ですが、なぜ動くかというと筋肉があるからです。その眉周りの筋肉の中でも眉を寄せたときに使う専門の筋肉といえるのが「しゅう眉筋」といいます。
眉毛と眉毛が寄る、眉をひそめるなどは無意識なことが多いですが、意識的な動きも含めてしゅう眉筋を収縮させてしまっていることで眉間にしわができます。

眉毛の筋肉疲労がしわの一因

しかめっ面になったり目を細めたりするなど眉が動くと、このしゅう眉筋という眉の筋肉が動きますが、体と同様に筋肉というものは使うと疲労しますよね。表情が動くことにより使われたしゅう眉筋の疲労が蓄積されると、眉を動かすことでできた眉間のしわもどんどん深いものになってしまいます。
口周りのたるみや小じわが偏った表情筋からあらわれるのと同じことが言えるのです。

眉の筋肉が疲れる主な理由と改善方法

 では、眉の筋肉はなぜ疲れるのでしょう。なんとなく体の筋肉より細かくできていてそんなに使っていないという気もしますよね。この眉の筋肉の動き、実は眉間ではなく眉毛の凝り固まりが大きく関わっているんです。
眉周りの筋肉や血流は普段よく使っている目とつながっていて、眉の筋肉は目周りの筋肉とも連動しています。つまり、目の疲れが眉毛の疲れを知らず知らずのうちに生み出しており、気が付いたころには眉が緊張感をもったり疲労する「眉凝り」を生じてしまっているのです。

視力

 あなたは視力がいいですか?悪いですか?いいと思っていても気がついたら遠くのものが見づらくなっていて、目を細めている・・・なんてこともあるかもしれません。
 そうです、この行為こそが要注意です。一生懸命凝視したり見やすくしようと目を細めたり、顔を傾けていると眉の筋肉を同じ方向へ動かしていることになります。
 この一定の動きが眉の疲労感へ繋がっていますし、知らず知らずのうちにしわを増やし深いものにしてしまっているのです。

改善方法

 視力にあった眼鏡やコンタクトを使うのも大事ですが、長時間のパソコン使用やデスクワーク、スマホ操作が原因で、普段見えているものが見づらくなってしまうケースもあります。眼精疲労や視力と眉の動きは密接ですので眉間のしわを深いものにしないためにも目のケアや定期的な休息は忘れず行いましょう。
 視力は日常生活で徐々に低下していくケースが多く、自分で気が付かないうちに見づらく目を細めてしまっていることもあるので、眼科での視力検査も定期的に行うようにしてくださいね。

メイク

 最近目が小さくなった気がする、瞼が腫れぼったくアイラインが引きにくくなったなどと思うことはありませんか?加齢によるアイメイクの悩みも実は眉の筋肉が関係しています。目周りの血流が悪くなり凝り固まった眉の筋肉が原因で瞼の皮膚がどんどん下がってくるのです。

改善方法

 加齢と目の疲れを感じさせないメイクにするにはくっきりと仕込むアイラインがとても重要ですよね。それを引きやすく目をぱっちりさせるメイクにするには、メイク前の軽いマッサージが有効です。
 まず目頭と眉の間に親指の腹をおき、気持ちいい程度の強さで数秒ぐっと押します。その後、少しずらすように中央、目尻へと滑らすように骨に沿って三か所プッシュしてください。目の周りの皮膚は繊細で薄いので力は入れすぎないようにしましょう。
 瞼がすっきりとして目周り・眉の筋肉もほぐれますし、疲れ目対策にも効果があるのでデスクワークに疲れたときに行うのもおすすめです。

頭皮(加齢によるたるみなど)

 頭部は一見眉毛の筋肉までほど遠く疲労やコリに関係がなさそうなのですが、頭皮とおでこの皮膚は繋がっているので頭皮か硬くなっているとおでこが重力により下がってしまい、結果的にそれを支えようとする眉や目のたるみを引き起こし、おでこや眉間のしわになってしまうのです。
 頭皮は油分量や乾燥状態が地肌の硬さにも影響してきますが、加齢やストレスが原因で体質に関係なく頭皮の硬さとおでこのたるみを進行させてしまうことがありますので改善策をしっかり頭に入れておきましょう。

改善方法

 頭皮の硬さを和らげるには血行不良の改善が効果的です。体も血行不良であると体の筋肉にコリが出て硬くなってしまうのと同じですね。
 シャンプー前、入浴前の体が温まりやすい時間にブラッシングを行ったり、指の腹で頭全体をまわすように頭皮マッサージをすることで地肌の動きも良くなり、血行の良さに繋がりますので毎日の習慣にしましょう。

しわについておさらい

 “しわ”と一言で言っても種類やなぜできるのか、に違いがあります。眉間以外の部分にも共通しているしわのメカニズムを、ここでおさらいしておきましょう。

●乾燥によるもの(小じわ)
乾燥のしわは新陳代謝が下がり水分量が低下することでおこる“ちりめんじわ”や、紫外線による皮膚内のコラーゲン不足、セラミド不足で肌の弾力が失われてできてしまう深いしわを言います。
年齢を重ねるごとに表面化しやすい小じわですが、保湿成分がしっかりと入った基礎化粧品の日常ケアと紫外線対策が予防に最適です。

●加齢によるもの(表情じわ)
毎日生活している中で誰しも表情のくせというものは出てきます。そんなしわも加齢により長年蓄積されてしまうため、同じ個所にできてしまうのが表情じわですね。
眉間にしわを寄せる、という表情も無意識でくせになっていることもあります。意識的に顔全体の筋肉を動かすようにして同じ表情を維持し、表情筋の老化を促進させないようにしましょう。

眉間にあらわれやすい表情じわ

 眉間にしわを寄せるときってどんな時ですか?不安や不満があったり、イライラしたりうまくいかないときなど・・・知らず知らずのうちにストレスを感じているときなんですよね。
 ストレスをまったくためない、というのは難しいかもしれませんが、発散はできますので、表情が眉間にあらわれ蓄積されるまえにストレスを解放する方法を見出すことや「笑顔でいること」を意識しておくと眉間へしわを寄せる時間もへっていくでしょう。

表情ジワの種類

表情ジワには「一過性のもの」と「永久のもの」があります。しわのでき方やメカニズムも違いますのでそれぞれみていきましょう。

●一過性のもの
表情の変化に合わせて一時的に皮膚が折りたたまれてできるしわを言います。いわゆる、笑ったり泣いたりするとできるものです。老若男女表情が問わずほぼ同じところにあらわれ、表情を戻すとそのしわはなくなります。

●永久のもの
一過性と同じく表情を作った際にできるしわですが、加齢により皮膚の弾力が失われていくにつれ戻りにくくなります。その場所にしわが定着してしまいそのまま顔に刻まれていくと永久的に残ってしまうのがこちらのタイプです。若い頃は皮膚内のコラーゲン作りが活発ですが、年齢を重ねるにつれコラーゲンを作る力が分解され追いつかなくなってしまうことでしわが残ってしまうのです。

眉間のしわを薄くする方法

 では、できてしまった眉間のしわは永久的に消えないのかが気になりますよね。実際に完璧に消えるかどうかは今のしわの深さや出来た年数にもよりますが、薄くすることは可能です。日常的なスキンケアとトレーニングをお教えしますので実践していきましょう。

スキンケア編(保湿のコツなど)

眉間は目の周りと同じく、顔の皮膚の中でも薄くデリケートな場所です。また、おでこに繋がっていることから、一見油分を含んでそうなイメージなのですが実際には乾燥や刺激を受けやすいパーツです。
そこで効果的なのが美容液です。コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸のような保湿成分をたっぷり含んだものをしみこませケアすることでハリをアップさせましょう。
実際にスキンケアを行っている自分を想像してみてください。化粧水をパシャパシャ顔にあてても眉間までしっかり含ませられているかといったらそこまでしていない・・・という回答の方が多いと思います。丁寧に眉間まで保湿してあげましょう。
また、美容液だけでなく、ホホバやスクワランのような美容成分の高いオイルや目尻専用のアイクリームで保湿力をアップさせるのも良いでしょう。もちろん化粧水や乳液のような普段使用しているものも併せて、テクスチャーの軽いものから浸透させていってください。

表情筋トレーニング編(しゅう眉の鍛え方)

眉の筋肉の衰えは眉間のしわを作る大きな要因です。程よく鍛えてあげると眉間のしわだけでなくたるみも解消されますが、間違ったやり方では余計にしわを根深いものにしてしまうので注意しましょう。
 まず、内に向けた手をおでこにのせます。次に目を見開き眉を動かすように上に上げ、数秒キープします。この時、おでこや眉間にしわを作らないようにしましょう。手をおでこにのせるのはしわを作らないようにするためです。そして力を抜いて緩める、これをゆっくり5回繰り返してください。
 眉周りの皮膚は薄いですし、筋肉自体も手足に比べ小さいのでやりすぎると眉の筋肉を疲労させてしまい逆効果です。入浴時などリラックスできるときに毎日行うようにしましょう。

まとめ

 眉間のしわは自分では見えにくい部分ですし、無意識の表情とスキンケアの怠りで気が付けば印象を老けさせてしまうものになっていますよね。しかし丁寧にケアし、表情の意識やトレーニングで改善がみえやすい部分でもあります。
 毎日の小さな積み重ねが眉間のしわを薄くしてくれますので、眉の筋肉を意識しながら若々しい表情に変えていきましょう。

ライタープロフィール
加恵

10年のアパレル勤務を経て美容ライターに。年齢や体の変化と上手に付き合えるヘルシーな美容法を発信していきます。コスメを手作りすること、香りコスメを集めることが大好き。日常に取り入れやすいシンプルケアにトレンドを取り入れながら日々、美を追求し続けています。